>>908
>伊達も上杉もあの時点では所詮は中央政局を理解できない田舎大名で

 上杉が「中央政局を理解できない田舎大名」なのは事実だが、伊達家は伝統的に
 時の中央政局と終始一貫して政治的、外交的に結びついているよ。最も顕著な
 のが政宗で諸大名中、親家康派の筆頭。慶長4年の忠輝と五六八姫の縁組み、
 秀忠の養女振姫の忠宗への輿入れ等、徳川家康にとっても天下統一のために
 伊達家の力は必須だったわけだ。おまえが「田舎大名」というのは、大方和賀
 一揆攪乱あたりを指しているのだろうが、それについての知識も脆弱だろう。

>前線指揮官としてはそれなりに評価できる

 戦術家としてのこの部分がまるで駄目だな。最上義光との戦いを調べれば自明の
 こと。上山筋では上杉は大敗を喫し総崩れ、長谷堂では義光の術中にはまる。
 小説では「名参謀、名軍師」扱いされているが、実態は才能はその程度にすぎない。