伊達とのエピソード
1.
黄金をばら撒いた時に、他大名が触って物色する中、
直江だけが扇子の上で転がしたりしているだけだった。

そこで伊達政宗が陪臣の立場である直江が気後れして
触っていないのだと思い、「手にとって見れば?」といって
気を使ったところ、直江曰く「先代謙信公より采配を預か
る身にて黄金(のような下品なものを)を触るつもりはない。」

2.
江戸か大阪か忘れたけれど、陪臣の直江が大名である政宗
とが城の廊下で対面した。陪臣である直江は当然礼をすべき
だが無視して通り過ぎようとしたので、政宗がとがめたところ、
直江曰く「戦では後姿ばかりしか拝見しなかったので、顔が
わからなかったので、他意はない。」(お前の後ろでくっついて
たんでわからんかった。おまえはつよいあーすごい。)
と言われたので政宗はそれ以上何もいえなかった。
(同陣でも戦で後ろ姿だけって事は無いだろう普通。)