話は変わるが、淀殿の高台院恐怖は相当のものだったのではないか?
小説なんかでは「子の無い正妻など…」と意気軒昂なことが多いが、
逆に言えば子だけがよすがの立場である。高台院は従一位、結局淀殿は
無官に終わったし。いつ蹴落とされるかわからない恐怖が、あんな結果を
生んだのかも。