尼子経久ってどうよ

１ · 2006/07/24(月) 02:14:49

なんとね～おっつぁん話してごせや。まっちょーけんね

**人間七七四年＠全板トナメ開催中** · 2008/06/06(金) 14:10:34

経久の時代は領国という感じではないね。
関銭などは大事にしているが。

**人間七七四年** · 2008/06/21(土) 15:05:14

国人連合の盟主という感じか、経久

**人間七七四年** · 2008/06/29(日) 19:04:27

智将

**人間七七四年** · 2008/06/30(月) 21:38:09

経久の人物像を掴めるものとしては、長谷川博史氏の「尼子経久論」(『毛利元就と地域社会』)が今は一番だと思う。迅速な機動力の精鋭部隊で集中的に敵のウィークポイントを突く戦術、それで得た勝利喧伝によって周辺に尼子強しと強烈なインパクトを与える戦略。

**人間七七四年** · 2008/07/02(水) 03:12:54

仮に経久が１００歳以上まで長生きしてたとしても
尼子の未来は暗いな、基盤が脆弱すぎる

**人間七七四年** · 2008/07/10(木) 10:37:12

>>160
＞長谷川博史氏の「尼子経久論」(『毛利元就と地域社会』)
あれはよかったね。
長谷川氏の尼子論は、正直藤岡氏や米原氏の尼子論より進んでいて面白い。
三氏に尼子ネタで対談させたら凄く面白い記事になるだろうけど、対談した本人達は喧嘩別れしそうだｗ

**人間七七四年** · 2008/07/10(木) 23:45:51

藤岡氏は山中ﾏﾝｾｰ
米原氏は経久ﾏﾝｾｰ
岡崎氏は中井ﾏﾝｾｰ

**人間七七四年** · 2008/07/12(土) 22:29:04

岡崎氏って「恩賞予約説」とかの？

尼子関連の研究で思いつくのって、あとは井上氏、今岡氏、原氏、高橋氏かな？

郷土史家だと、妹尾氏、松本氏

**人間七七四年** · 2008/07/13(日) 11:59:20

そう。
清定をあそこまでコケにした書物は初めてだったんで、新鮮だった。
そしたら中井がすごい事になっていて、それもまた新鮮だった。

**人間七七四年** · 2008/07/13(日) 17:33:45

１０年くらい前に読んだけど、戦時中の体験とか引き合いに出して、新宮党の粗暴性を寸評・分析してなかったっけ？

別話だが、５年くらい前には森江氏の但馬駐留説(？)とかもあったな。新聞連載だったけど。んで、長谷川氏の反論があった。

**人間七七四年** · 2008/07/13(日) 21:06:47

戦時中の体験を引き合いにして自分たちに不利な史料は悉く捨てるのは当たり前で
残った都合のいい史料だけで尼子を語るなんてバカだ。
というのは覚えてる。
いくらご先祖が中井氏だからって、能義郡土一揆の首謀である中井を持ち上げて
更にそれを再興軍まで引っ張っていてどうかと思った。

森江氏の但馬駐留説に対する長谷川氏の反論読んでみたいな。
国会図書館に行けば読めるかな。

尼子の歴史家で一番冷静なのは、長谷川氏くらいしか思い浮かばないな。

**人間七七四年** · 2008/07/13(日) 22:32:29

まぁ、そういうことは研究会とかオープンな場で議論すべきだとかって冷静な反論だったよ。
まぁ、時代もあるよ。原史料まで足を運んで筆写・解読の時代→大学や図書館で活字翻告を読んで筆写・コピーの時代→データベース・ネット検索、文献複写郵送サービスもありの時代だから。当たれる史・資料量が違う。

**人間七七四年** · 2008/07/26(土) 15:20:52

なるほどいろいろ研究されてるんだ。

**人間七七四年** · 2008/08/07(木) 18:35:55

経久のイメージって３０代の束帯姿か、老年期のどちらかやんな。(信長の野望シリーズみたいな)墨染の自画像は、老齢過ぎるし… 奉納用だから着用してないだろうけど、佐太神社の梶葉前立の兜姿とかもありだと思うけどお目にかかったことがない。

**人間七七四年** · 2008/08/13(水) 01:37:11

出雲地方以外では、通好みの範疇に属するであろう尼子経久

**人間七七四年** · 2008/08/13(水) 01:38:23

ついでに書き加えると、広瀬町で経久より鹿介がヒーローだというのが解せん

**人間七七四年** · 2008/08/14(木) 01:21:57

そりゃ判官びいきだろう

**人間七七四年** · 2008/08/14(木) 23:04:28

あと、戦前の教科書に出てきたから町民としても全国に知られたってのが誇りだったってのも一因かも(中山義秀「三日月の影」？)

ふと、思いだした

**人間七七四年** · 2008/08/22(金) 20:19:14

尼子の地元での知名度は松平治郷や堀尾以下なような気が

**人間七七四年** · 2008/08/23(土) 00:11:48

まぁ、実際はそんなもんだろうな
よっぽどの有名人じゃない限り、戦国時代の武将よりも
江戸時代の殿様とかの方が持ち上げられやすい

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 09:59:23

伊達政宗の地元だった米沢ですら、上杉鷹山公の町。
伊達や蒲生、上杉等、有為転変のあった会津の地も、今は会津松平氏の国。
なのに広島は今でも毛利の町。熊本も清正の町。福島や浅野、細川が悪い政治をしたわけではないのに。
不思議。

**人間七七四年** · 2008/08/24(日) 18:00:15

安芸の国事情でいえば毛利が移転したといっても隣国にだからな
福島は短期間だし浅野は江戸期通じて取り立てて善政を敷いたわけでもないし
あとはそうだな
熊本はよくわからないけど広島城を中心とする現在でも広島市の中心地は
毛利が広島城を造ったことにより形成された
それまでは７川の入り乱れる三角州

**人間七七四年** · 2008/09/05(金) 15:22:10

大河ドラマだったりしない？

**人間七七四年** · 2008/09/05(金) 15:43:15

>>179
地方局制作の２時間ドラマなら…

**人間七七四年** · 2008/09/17(水) 11:51:40

「浅野」ってパッとしないじゃん
長政にしても戦国あまりしらない人だと浅井長政と平気で間違えられたりするから

**人間七七四年** · 2008/09/17(水) 12:31:56

>>181
華々しい戦勝でのし上がった家じゃ無いだけに、どうしてもな。

**人間七七四年** · 2008/09/21(日) 11:56:47

功名ｇ・・・いやなんでもない

**人間七七四年** · 2008/10/06(月) 15:10:34

>>180
それでもいいから見てみたいなあ

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 03:39:25

お亡くなりになりました

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 06:34:53

尼子衰退の始まりじゃ
ご冥福をお祈り致します

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 07:15:19

緒方拳氏、永眠。
ご冥福を祈ります。

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 07:42:19

あんなカッコイイ尼子経久はなかった。
歴史好きになったんだよなあ。

緒方さんご冥福を(:人;)

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 08:51:14

本当に素晴らしい経久でした
緒方さん安らかに

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 09:04:07

緒形さん大好きでした。
ご冥福をお祈りします。

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 09:56:23

尼子経久への興味を作ってくれたのが緒形さんでした。
ご冥福をお祈りします。

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 10:06:49

「儂は、良い爺と呼ばれるぐらいなら、鬼と呼ばれ、地獄に落ちるが
本望だ！」
「この剣で、鬼をやりとおした！」

ご冥福をお祈りします。

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 10:36:23

元就「いや、これはきっと経久得意の謀略じゃ
罠に違いない」

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 10:45:29

ご冥福をお祈りします

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 12:47:37

敵は・・・経久・・・・！

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 18:56:21

経久ってジジイっていうイメージしか無いんだよな
大河しかり、信長の野望しかり

もっとこう、城を追い出されてからの奇跡の復活とかを取り上げてくれよNHK

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 21:51:37

まだ７１歳なのに・・・せめて経久と同じ年齢まで生きて欲しかった

**人間七七四年** · 2008/10/07(火) 23:26:24

焼魚にあんなに塩かけるから……

**人間七七四年** · 2008/10/09(木) 06:05:22

緒形拳さんてあまり出演作見てなかったんだけど尼子経久だけはインパクトあった
まさに
戦国人という感じ
ただ個人的に好きな直人さんと秀吉、三成で共演してほしかった

**人間七七四年** · 2008/10/09(木) 23:19:25

ご冥福をお祈りいたします。
残念だ。

**人間七七四年** · 2008/10/09(木) 23:59:49

御冥福をお祈りします。

**人間七七四年** · 2008/10/20(月) 15:29:32

今度経久やる人がいれば　プレシャーだな。

**人間七七四年** · 2008/11/06(木) 13:42:51

秀吉ならいろんな人が演じたからなあ。経久は他が思い当たらないし。

**人間七七四年** · 2008/11/09(日) 08:56:06

幻の萬屋錦之介での経久も見てみたかったな。花の乱での山名宗全が格好よかったから。

**人間七七四年** · 2008/11/19(水) 14:41:34

錦之介は無理だが　中村嘉葎雄なら見れるか。

**人間七七四年** · 2008/11/20(木) 12:59:09

そういえば、義久役って獅童だった？？記憶があいまいなんだけど…

**人間七七四年** · 2008/11/20(木) 13:43:14

そうだよ

**人間七七四年** · 2008/11/20(木) 22:14:45

そういやマザコンのボンボンというものすごいハマリ役だったなｗ

**人間七七四年** · 2008/11/22(土) 18:55:41

やっぱり、そうだったんだ。当時は、誰だこの役者って思ってたけど、後々に思い出してみると獅童ぽかった気がしてたもので。

話とぶけど、『臆病野州』って小説があったので購入してみた。久幸がテーマの小説なんて他にないんだろうけど、作中での影が薄い…

**人間七七四年** · 2008/12/04(木) 15:31:27

久幸のイメージは濃いからね。でも臆病野州面白そう。

**人間七七四年** · 2008/12/12(金) 14:52:11

新宮党は柱石かもしれないが　久幸こそ柱石だわな。

**人間七七四年** · 2008/12/14(日) 02:22:59

新宮党って関東軍みたいなもんだから使い勝手が難しそうだ

**人間七七四年** · 2008/12/24(水) 15:10:06

扱いづらくても上手く使わないと　落ち目になってしまう。

**人間七七四年** · 2008/12/25(木) 21:20:24

あんまり役に立たないけど、ほっとくと本家を乗っ取りそうだしなぁ。

**人間七七四年** · 2009/01/09(金) 15:56:27

晴久では押さえられないって事か。

**人間七七四年** · 2009/01/17(土) 21:03:09

元後見人で義父の叔父だからなぁ
頭が上がらんだろ

**人間七七四年** · 2009/01/27(火) 22:36:47

隆元・元春・隆景も程度こそ軽いとはいえ、微妙な時期があったし、一枚岩の一族なんて、そうそうないんだろうな。経久の場合、一族問題の芽は、扱いが甘やかし・放任的だったからなのか、厳しかったからなのか、手がまわらなかったからなのか…？

**人間七七四年** · 2009/01/30(金) 02:58:48

尼子の一族問題は、どちらかというと仕組みの整備に手が回らなかったことが最大の原因だろうな。
北条なんか典型的だが、当主を頂点とした仕組み、組織をしっかり作ってる。権限に
ほとんどあいまいさがない。

毛利も北条ほどではないにせよ仕組みを作ったけれど、尼子は残念ながら
そこまで手が回らなかった。

**人間七七四年** · 2009/02/03(火) 17:16:20

◆◇◆幻の戦国大名出雲尼子氏（其ノ六）◆◇◆
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1233385268/

**人間七七四年** · 2009/02/06(金) 17:29:50

で仕組みを作っている最中に晴久が死んじまった

**人間七七四年** · 2009/02/23(月) 15:35:09

守護じゃないけど　守護大名タイプか。

**人間七七四年** · 2009/02/28(土) 02:27:42

いや、一時期戦国期守護とか言われていたんだが（司馬遼太郎がこのネタで散々こき下ろした）、
厳密には守護大名タイプですらない。

じゃあ何かと言われると難しいが、室町と戦国の過渡期を利用して勃興した新興勢力。
守護権の利用や国人衆への宣伝・武力による威圧、奉公衆の武力制圧とか、
使える物を全てフル回転させてる感じがする。

**人間七七四年** · 2009/03/05(木) 18:10:05

随分と不安定な政権だな

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 01:39:24

そりゃ後世の目から見れば不安定に見えるだろうが、
あの当時はあれはあれでベターな選択だろ。

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 06:51:03

経久がもう少し当主の力を強くできていたらな
褒められたら家宝を惜しげもなく与えるという逸話は
裏を返せばそうやってつなぎとめる必要があったということだろうし

**人間七七四年** · 2009/03/06(金) 15:45:44

まあ、経久の頃は国人一揆の延長線上としての戦国大名家の全盛期だからね。
むしろ経久～政久～晴久～義久と普通に当主早死にとかナシで行ける方が好ましいと思う。

**人間七七四年** · 2009/03/24(火) 15:44:56

政久が先に逝ったのが痛い

**人間七七四年** · 2009/04/06(月) 15:54:49

政久の死までは、経久の人生はうまく行き過ぎてるぐらいだから

**人間七七四年** · 2009/04/09(木) 01:04:29

むしろ晴久の急死するまでの壮絶な人生が圧巻だw

**人間七七四年** · 2009/04/20(月) 16:08:10

最期はだいぶ追い詰められてたね。

**人間七七四年** · 2009/04/21(火) 10:52:47

追いつめられてたっつーより、一進一退の大激戦だった
石見東部のみならず備前や因幡、備中など全戦線で。
逆にあの状態で互角に渡り合っていた事が凄まじい

**人間七七四年** · 2009/05/11(月) 15:29:43

あっと言う間に崩れた訳だ。

**人間七七四年** · 2009/05/13(水) 20:05:17

>>232
指揮とってた本人が死んだ上に、跡次いだ息子が「前線見殺し」という超愚策をとったからな。
そりゃ一瞬で崩れるわ。

**人間七七四年** · 2009/05/29(金) 14:23:14

義久君・・・。

**人間七七四年** · 2009/05/30(土) 13:21:07

やる夫がんがれ

**人間七七四年** · 2009/06/18(木) 15:15:30

義久は庇う所ないのかな

**人間七七四年** · 2009/06/21(日) 00:07:20

義久大好き

**人間七七四年** · 2009/06/27(土) 15:46:55

>>236
勝久と違って天寿を全うしたことは評価できる

**人間七七四年** · 2009/06/27(土) 15:51:51

広瀬町の歴史資料館みたいないところにはいったことがあるな。

その近くに月山があって、登ると富田城の城跡が見られるようだが、
出雲大社にツーリングにいった帰りだったのでそこまで元気はなかった＞11年前

**人間七七四年** · 2009/07/11(土) 15:40:11

昔行ったなあ
殆ど覚えてないが

**人間七七四年** · 2009/07/25(土) 15:01:51

結構険しいよね。

**人間七七四年** · 2009/07/26(日) 07:14:54

>>128
11カ国といっても完全支配していた国は何カ国かというと・・・

**人間七七四年** · 2009/08/10(月) 16:10:09

まだ完全支配の考え方がない頃。

**人間七七四年** · 2009/08/13(木) 02:15:23

完全に支配してたのって出雲、、伯キ、隠岐、くらいじゃなかったけ？
石見、安芸、備後、備中、備前、美作、因幡は大半とか半分とかで
播磨はほんの一部だったらしいって何かで読んだ

**人間七七四年** · 2009/08/25(火) 14:39:49

国人に任せている場合が多いんだよね。

**人間七七四年** · 2009/08/28(金) 23:45:28

石見は宇山、美作は佐世に代官をさせて統治していたが、
どっちも支配していたとは言いがたいよな。

**人間七七四年** · 2009/08/29(土) 09:18:26

東日本の尺度（織田、武田とか）で考えると違和感が出てくる
大内、尼子、毛利、大友
ここらあたりは傘下の国人による間接統治地がかなり多い

**人間七七四年** · 2009/09/09(水) 16:07:25

西国が伝統的手法で　織田や武田が革新的手法なんだ。

**人間七七四年** · 2009/09/18(金) 15:29:49

なのかな

**sage** · 2009/09/21(月) 10:09:58

尼子はやや旧来のやり方であっても、晴久が割と専制的な政治制度を作ろうとはしてた

結局は急死したから未完成だったし、いかんせん補佐するべき親族が居なかったのも

**人間七七四年** · 2009/09/21(月) 11:08:22

西国と言うか大内尼子毛利の支配領域だと東国のように面を支配することに
こだわらなくても収益が上がるからじゃね？
要は家臣団を養い大兵を運用するだけの金が定期的に確保出来ればいいわけだし
国人層をいちいち滅ぼしていては土地も荒れるし人口も減る
銀山、日本海沿いの津、瀬戸内沿いの津、鉄、木材

**人間七七四年** · 2009/09/25(金) 08:17:46

中央集権化に成功したとこのが珍しいやねえ

大河元就は大内家(義興@細川俊之)との対比が実に面白う御座いました

**人間七七四年** · 2009/10/10(土) 15:43:45

＞銀山、日本海沿いの津、瀬戸内沿いの津、鉄、木材
経済面では先進的だよね。

**人間七七四年** · 2009/10/11(日) 09:03:04

>>253
だって石高そのものが低いからね

海に面して良港にめぐまれたという面もあるが

**人間七七四年** · 2009/10/26(月) 15:56:44

西国は大陸と結びつき強いから。

**人間七七四年** · 2009/11/10(火) 15:04:33

尼子は交易という感じではあまりないが。