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紀元前ギリシャのファランクス>戦国時代の軍団

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2006/07/19(水) 12:25:18ID:JpheeAly
正面からぶつかり合ったら簡単に蹴散らされそう
0043名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 06:31:33ID:Qj0TNFPE
だからどうしたんだよ?
戦略や戦術があるなんてのは知っている。
ただ、馬鹿正直に戦国とギリシャの将と兵を戦わせた場合、
教養においても武装においても、話にならんと言っているわけだ。
時代が違うから当たり前だが。
0044名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 09:11:18ID:vYPoML2a
なにこの兵法厨
お前ただ兵法って言葉使いたかっただけだろ
0045名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 11:18:17ID:c+Vn0UKY
>>43
それ兵法なんてものとは全く関係ない話だが。
0046名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 12:52:56ID:Qj0TNFPE
兵法と関係ない?
将いずれが能あるか、兵衆いずれが強きか、士卒いずれが練れたるか、
とかあるんだけどね。
つか、何が言いたいのかがわからない。
時代が下った戦国勢が有利なのは明らかなわけだが、
唐国の兵法を取り入れ、活かしている方が更に有利だろ、って話だろうに。
0047名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 13:05:54ID:4DX4XzGD
>>42
その戦略・戦術とやらはなんて書物に書いてあるんだい?
紀元前のギリシャの人間は、それこそ孫子や呉子など知らないだろうけど
室町から江戸にかけての武家階級の人間はある程度知っているだろうから
その点で有利だね
0048名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 13:42:38ID:4DX4XzGD
戦国の軍団と一口に言っても、大名家ごとに武装が違うような?
あそこは槍が多いがこっちは鉄砲が多いとか
0049名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 13:55:03ID:c+Vn0UKY
>>46
「兵法」なんてものがないから、
教養も武装も劣るなんて話にはならないってこと。

兵法に通じたはずの中国王朝は、幾たびも北方民族に敗れたし、
孫氏がいた呉は越に滅ぼされたし、戦国時代の中国を統一したのは、
孫子だの呉氏だのを輩出したわけでもない秦だ。
平方があるから戦に強いなんていうのは唯の妄想。
0050名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/29(金) 22:00:11ID:/LNwBePk
アレキサンドリア図書館とともに焼けて無くなったんでは>ギリシャの軍略書
0051名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/30(土) 23:24:28ID:75xQTqZ5
>>41
バカか?
ウェゲティウスも知らんのか?
0052名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/30(土) 23:52:21ID:75xQTqZ5
言うまでも無いが戦国時代の日本と紀元前ギリシャでは冶金技術に大きな差がある。
戦術戦略も1500年の知識の蓄積の差がある。
また28で書いた様に大雑把に言っても
ファランクス:ペルシャ戦争期のいわゆる古典的な重装ファランクス、イピクラテスの軍制改革による軽装ファランクス、マケドニアの長槍ファランクス
等大きな違いがあり戦国時代の日本の軍制も地域や時期によって異なる。
場所も時代も何もかも異なる二つの軍隊を比べる事に何の意味があるのか理解出来ない。
それにここに書き込むのは日本人だけなんだから出る意見も結論も日本に偏った物になるに決まってる。
0053名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/31(日) 19:35:34ID:ew4aeE9p
無意味なスレにしつこく長文レスつける意図が理解出来ない
0054名無し議論スレにて投票方法審議中2006/12/31(日) 22:56:38ID:XG6+lfVi
自分の崇高な知識を知らしめたいだろうなw
後、その知識を否定されるとキレる典型だわw
古代の欧州人なんざ知らねぇよ。
知りたくもねぇよw
0055名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/01(月) 09:17:46ID:POlWnMHF
>>52
皆そんな事承知の上で書き込んでいるんだけど。
なんでそんな事も分からないのか、そのほうが理解できない。
0056名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/01(月) 11:49:20ID:KTjGvwCI
>>53
どうだって良いだろそんな事。
そもそも長文でもない。
>>54
知性のカケラも感じられない書き込み乙。
>>55
>皆そんな事承知の上で書き込んでいるんだけど
とてもそうは思えんが。
書き込んでる人間も無知な人間が多いし。
0057名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/01(月) 12:55:14ID:POlWnMHF
>>56
あのね、もともとここは趣味カテゴリーのスレでしょう、
現実に比較可能で何らかの意義がある考察なら、最初から学問板とかでやっているのよ。
それをこの板でやっているということは、
現実的な意義は特にないが、趣味的に興味がある程度のことだから。
そんなことは当たり前の大前提なのに、それも分からないとは、
あなたの方が明らかにずれてますよ。

というか、そもそも何でこのスレを見てみようと思ったの?
0058名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/01(月) 13:55:18ID:KTjGvwCI
>>57
それもそうだな。すまん。
0059名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/03(水) 23:37:43ID:AKugveet
論破ってまさにこの事を言うんだな〜
だっせww
0060名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/04(木) 15:29:41ID:VIV+jwTt
単にファランクスって言葉を使いたかっただけじゃないのかと小一時間、、。
0061名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/07(日) 13:48:19ID:57Xg2UEA
>>57
偉そうな事言ってる割には誰もこのスレに書き込んでないのが笑えるな。
0062名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/13(土) 13:31:42ID:2/twAc1F
>>61
そりゃあ、勘違いした人が来る前から、
兵法がどうしたとか、かなりずれたレスしかなかったのだから、
当然のことだろう。
0063名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/17(水) 21:38:50ID:N3r+Mwp4
>>61
書き込める程知識がある奴が誰もいない。
知ったかぶりのバカばっかりだ。
0064名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/27(土) 10:57:13ID:4mSZBgh5
それ以前に、普通の戦国時代の軍隊のほうが有利ってことで結論出ているからでしょう。
さすがに2千年の時代の差は覆せない。
0065名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/27(土) 11:11:35ID:mckAGLI0
弥生時代の日本が相手なら楽勝で勝てる。
0066人間七七四年2007/02/12(月) 13:05:46ID:51oz1MzA
age
0067人間七七四年2007/03/03(土) 05:50:41ID:tjdVaaAW
age
0068人間七七四年2007/03/03(土) 07:39:26ID:sxVntqmD
>>11が正解。
ファランクスとは槍と盾を持った重装歩兵が密集し隊列を組む戦術。箱型に汲むのが基本形。
戦況に応じて隊形の変えたり、方向転換をしたりする。
ギリシャ世界を制したアレキサンダーはこのギリシャの伝統戦術を規範にしながらも、
軽騎兵による側面攻撃も戦術としてとり入れた。
敵ファランクスの側面を突いたり、ファランクス同士のぶつかり合いで、相手の体勢の崩れた地点に騎兵を乗り入れたり、と。
彼の戦術は戦国時代の合戦の仕方とほど同じ。
槍衾を作ってスクラム攻撃をする足軽隊同士が激突。相手が崩れた箇所に、騎馬隊を乗り入れ、戦果拡大。
入れられた側は鉄砲隊で騎馬を追い払う。体勢を立て直して再び足軽隊同士のスクラム合戦。
ファランクスでは戦国期の軍団には抗し得ないだろう。
ファランクスは機動性にかけるため、戦場の選定が肝要。
馬が使えない地形を戦場にうまく選ばねばならない。
0069人間七七四年2007/03/03(土) 09:58:56ID:Zkc4UFkw
つまりだ、ファランクスの四隅に火縄銃隊をつけて突撃前に火力で威圧すればいいんだよ


・・・・・・・アレ?テルs(ry
0070人間七七四年2007/04/07(土) 13:27:27ID:qZo1Jnpb
0071人間七七四年2007/05/06(日) 22:10:43ID:ASY6ZRTh
0072人間七七四年2007/05/07(月) 01:35:39ID:SB6sqpmO
基本的に日本の長槍は鉄砲隊とセットだったしね。
ただ、戦国の槍隊は厚みがない。
戦国時代の戦列は、複数の兵科が多段式に重なっているからな。。。
力押しでは押しまくられたりして。

鐙がなく鎧も貧弱なマケドニア重騎兵・軽騎兵は当世具足の鎧武者の敵ではない。
日本の騎馬隊は皆士分であり、重武装だ。
アレクサンダー得意の機動包囲も、日本の騎馬に制圧されるかな。
0073人間七七四年2007/05/07(月) 02:08:39ID:SB6sqpmO
備えの数とかマケドニアの隊形とかおかしいけど、対陣したらこんな感じかな?上がマケドニア下が日本
騎=騎馬隊 鉄=鉄砲隊 旗=旗持ち バリスタ=弩砲

                     軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス
                     軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎騎騎騎騎騎騎 軽歩兵軽歩兵 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎
騎 アレキサンダー.騎 軽 ...バリスタ...軽 軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス軽ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス重ファランクス 騎騎騎騎騎

                                        VS

  旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗 旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗 旗旗旗旗大筒旗旗旗旗 旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗 旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗                                       
  鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄
  鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄
  弓弓弓弓弓弓弓弓弓弓 弓弓弓弓弓弓弓弓弓弓 弓弓弓弓弓弓弓弓弓弓 弓弓弓弓弓弓弓弓弓弓 弓弓弓弓弓弓弓弓弓弓
  鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄 鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄鉄
  槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍
  槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍
  槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍 槍槍槍槍槍槍槍槍槍槍
  騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎
  騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎 騎騎騎騎騎騎騎騎騎騎
   旗   侍大将   旗  旗   侍大将   旗  旗旗 今川氏真 旗旗  旗   侍大将   旗  旗   侍大将   旗    
    本         本   本         本    本本       本本    本         本   本         本
    旗本旗本旗本旗本    旗本旗本旗本旗本    旗本旗本旗本旗本     旗本旗本旗本旗本   .旗本旗本旗本旗本
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0074人間七七四年2007/05/07(月) 02:27:49ID:Wqi+51VG
>>74
乙・・・って、ちょwww大将氏真wwwwww
0075人間七七四年2007/05/07(月) 05:30:46ID:5LbGAA5P
アーサー・フェリルの著作では、「アレクサンドロスの軍団なら、ナポレオン指揮下のフランス兵にも勝てただろう」と絶賛してるけどね。
0076人間七七四年2007/05/07(月) 07:15:52ID:ZZEcl6xY
>>73
なんという蹴鞠部隊
0077人間七七四年2007/05/08(火) 01:10:06ID:A2KpHdDp
しかし、日本でファランクス展開出来る戦場が在るのか?
俺なら、移動中に襲撃掛けるぞ。
0078人間七七四年2007/05/08(火) 04:03:17ID:WxDh+jBj
>しかし、日本でファランクス展開出来る戦場が在るのか?

 難しいかも。
 戦国時代だと開けた平野部は頻繁に洪水が起こる沼沢地が多いし
 丘陵部は開けたところは田畑になっているし、田んぼは今みたいな乾田じゃないし
 道路でも雨が降ると沼みたいになるという代物だし(車輪を使った道具が発達しなかった理由とされている)

 密集陣での戦闘機動できないんでは(汗
0079人間七七四年2007/05/08(火) 19:18:12ID:UTtLmq1G
信玄が指揮する武田軍しかまともに戦える可能性ないんじゃないか?
0080人間七七四年2007/05/08(火) 20:27:47ID:lmif42EC
ピュドナの戦いでも、ローマ軍が凹凸の地形や林で密集できなくなった
ファランクスの隙間に突入して、マケドニアに一方的に勝利してる。
いったん隊列が崩壊したら再編成する暇なく潰走するしかないんじゃ?

日本でファランクスが展開できるのは鳥取砂丘くらいしなさそうだなw
山がちなギリシャのファランクスはより狭い地形に向いてるらしいが・・・
0081ラッキーコイン@七七四年2007/05/09(水) 01:32:55ID:GMJeZZaY
テキサスの化石について語るスレはココですか?
0082にゃんこ2007/05/09(水) 20:36:08ID:Z7a2HaiU
昔の人が兵棋演習なんかしなかったのは、戦争が非数学的で政治的なものだった
から。裏切りやサボタージュだらけだったから。
賤ヶ岳での前田のサボタージュ
関ヶ原での西軍の小早川の裏切り、島津のサボタージュ、東軍の黒田・福島の勝手な
進軍等々は、異例ではないだろう。戦国時代ではむしろ、普通の事。それが、封建制
というものだ。そもそも、中央集権制度あっての合理的な戦術だからな。

近代兵器なんかなくても、旧日本陸軍に弓と盾を持たせたら、信長軍だろうが
武田軍だろうが、楽勝だろう。規律と合理的戦術の前では、封建軍なんか、ケンカ
集団に過ぎない。

さて、ファランクスの実態にどの程度の中央集権や規律や合理的戦術があった
ろうか?


0083人間七七四年2007/05/09(水) 21:39:57ID:27oLGpYp
>>82
軍団制 (律令制時代の軍制)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E5%9B%A3_%28%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%97%A5%E6%9C%AC%29

備 (戦国時代の軍制)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99

現代の軍隊の教本においても、古代の戦闘は教材として使用されている。
ファランクスについてはここを。極めて数学的な戦術だから。
ttp://www.teamrenzan.com/archives/writer/matumura/post_206.html
ttp://www.teamrenzan.com/archives/writer/matumura/post_207.html

古代ローマ軍のマニプルス制、クインカンクス陣形も調べてみるといいよ。
中国宋代明代の軍制を見ても驚くかもね。
0084人間七七四年2007/05/09(水) 21:51:17ID:F5/jpXaN
>昔の人が兵棋演習なんかしなかったのは、戦争が非数学的で政治的なものだった
>から。裏切りやサボタージュだらけだったから。

 それもあるかもしれないけど、一番の理由はリソースがかかるから。
 実戦と同様の演習をやろうとしたら実戦と同様のリソースが必要になる。
 そんなことは農業が飛躍的に発達した近代以降にならないと無理。
 小規模なものなら「鷹狩り」が演習だよ。自国の地形を調べるためにも頻繁に行っている。

>近代兵器なんかなくても、旧日本陸軍に弓と盾を持たせたら、信長軍だろうが
>武田軍だろうが、楽勝だろう。規律と合理的戦術の前では、封建軍なんか、ケンカ
>集団に過ぎない。

 無理。弓、刀、乗馬は相当の修練を積まないと使いこなすことができない。
いきなりそれらを渡されても……
 戦術というのは使用する武器や戦場での状況なんかが絡んでくるから
必ずしも的確で合理的な戦術が使えるとは限らないし…
 唯一優勢が取れるのは規律くらいかねぇ。
 これにしたって一般論的なもので、駄目な部隊は駄目だし。

 実際ローマファランクスは諸部族連合であるガリア軍に負けてるしなぁ
 中央集権化していれば優勢、とは限らんのよ。
0085人間七七四年2007/05/09(水) 22:21:20ID:QKNy/QbV
密集陣形なんて兵士を見張ってないと逃散してしまう士気の低い軍隊がやることだろ。
飛び道具中心の戦国日本の敵ではないぞ。
0086人間七七四年2007/05/12(土) 13:07:41ID:XcCCdVsE
>>80
どんだけ山奥に住んでいるのか知らないが、
日本にだって普通に平地はありますが。
そしてギリシャの地形もかなり山がちで複雑なんですが。
0087人間七七四年2007/05/12(土) 19:36:20ID:CKA/kiMY
>日本にだって普通に平地はありますが。
もちろん平地はありますが、ファランクスの鈍重さを考慮に入れると
戦国日本でファランクス戦術を使えるところはきわめて限定されてしまう。
ちょっとした河川でも行動が制限されてしまうんだよ。
通常の軽装歩兵なら障害地形とみなせないようなものでも差し支えてしまう。

まぁ鳥取砂丘しかないというのはアレだけど。
>>78も書いてるけど当時の平野部は沼沢地が多い。
小川や池や沼がいたるところにあり葦や笹や竹が生い茂っている。
ちょっと雨が降ればたちまち洪水というひどいところが多かったんだ。
平野部で普通に農業ができるようになるのは戦国期から江戸初期にかけて。
治水技術が発達しないといけなかった。
うちの田舎じゃ、明治に入るまで平野部で農業なんて満足にできなかったし。

地中海地方と比べると降水量がなぁ。
0088にゃんこ2007/05/12(土) 23:04:02ID:GCPC/yHA
>>84

裏切りやサボタージュが多発したら、地形効果なんか極小になるよね。

もちろん、弓・盾も、訓練あってのこと。ただ、個々の兵士を狙う日本式の
狙撃なら多くの訓練が必要ですが、敵集団の方向に弾幕を張る西洋式の集団戦
ならそんなに訓練に時間が必要ではないでしょう。個々の標的を狙わなくて
いいのだから。

>実際ローマファランクスは諸部族連合であるガリア軍に負けてるしなぁ
 中央集権化していれば優勢、とは限らんのよ

そりゃそうだ。「限る」とは、私も思わない。「限らない」けども、中央集権化
してたら、たいてい優勢ですよね。
ただ、この、スレッドの趣旨から言って、指揮官の能力や運や天候は捨象しなければいけないし、地形も
あまりこだわってはスレッドの意味はないですよ。



0089にゃんこ2007/05/12(土) 23:08:46ID:GCPC/yHA
B29と竹槍のどちらが強いか?

「滑走路の造れない地形なら、地上で竹槍で突けば勝てます。」
「B29だって、飛んで無いときがあるし、その時にパイロットを奇襲すれば
 竹槍で勝てます。」

こんな議論になっとらんか?
0090人間七七四年2007/05/12(土) 23:20:42ID:Shhlj8mo
>>88
それは何もない所から始めて一番良いのは何かと言ってるに等しい。
バックボーンを無視して云々は無意味どころか危険。

対比的に言わせてもらえば、上からの指示かなければ動けない中央集権
は指示の伝達に時間を掛けた挙句、好機を逃すという事態が起こり易い。

「何故、この様な軍制になったのか?」
という命題に答えるにはそれ以前の歴史を総ざらいする必要がある
0091802007/05/13(日) 01:08:10ID:ndc8JF1U
>>86
鳥取砂丘ってのは日本に広大な更地がすくないって例えだよw
元々日本の平地は海岸近くまで森林か湿地だったから。
展開できるのは収穫後の水田地帯くらいだろw
俺自身ギリシャは山がちでファランクスもそれに合わせたものだと言ってるし、
ギリシャのファランクスが定員上よりコンパクトだったことくらい知っている。
ピュドナの戦いにおける、平地での戦闘を前提としたより大規模なマケドニアンファランクスとの対比。
0092人間七七四年2007/05/13(日) 01:31:49ID:agV1TUra
>>87>>91
もし本当に戦国時代当時の日本がそんな状態なら、
5m以上もの槍を装備した足軽が何万人もで戦闘したり、
先込式の火縄銃が瞬く間に普及したりしないっての。

悪いがファランクスの「重装備」ってのを過大評価し過ぎで、
逆に戦国時代の日本の軍隊の武装を軽視しすぎじゃあないかい?
私は戦国時代の軍隊のほうが普通にファランクスに勝つと思うが、
それは地形なんかのせいではなく、単純に2千年の時代の差による装備の違いのせい。
0093人間七七四年2007/05/13(日) 03:41:41ID:ndc8JF1U
>>92
>>83の「備」リンク先より

備の戦闘隊形は西洋のテルシオやマウリッツなどの陣形と異なり厳密な操典はなく又、
密集隊形を採らずに各部隊を一列横隊(場合によっては二列)ごとに並べるもので、
その配置も戦況に伴い頻繁に変更を行った。
但し、各足軽部隊を前線に、騎馬武者隊を後方に置き、
前者で戦線を形成し、それを後者で突破するというのは基本であった様である(無論、奇襲・夜襲時においてはその限りではない)。

これにより備は同時代における西洋の戦闘隊形に較べ高い機動力と地形に対する適応力を持ち、
複雑な地形での機動や備単位での迂回、
行軍隊形から戦闘隊形への即座転換などをこなす事ができた(その分、正面衝力は大きく劣る)。


備の構成人員はせいぜい数百〜千数百人だからね。小さい分小回りがきく。
0094人間七七四年2007/05/13(日) 05:23:10ID:Xj/8w6ty
ファランクスが鈍重なのは重装備だからじゃなくて、密集陣だからだよ。
ファランクスの持つ突撃衝力は密集して突撃するから生まれるので
それが崩れるような機動は厳禁なのよ。
0095人間七七四年2007/05/13(日) 07:55:04ID:4VyzZEcb
 ファランクスにとって地形というのは重要な要素なんだよ。
ファランクスの突撃衝力っていうのは突撃、すなわち前進することで生まれる。
目標を前において前進し続ける限りその効果は発揮される。敵陣を正面から粉砕するために特化した戦術だからね。
 長槍等の装備もその特性を発揮できるように発達している。

 マケドニアファランクスは、目標を粉砕するためではなく拘束するために使われるので、
移動に関してはあまり制限がきつくない。
(マケドニアタイプは打撃力を騎兵が担っている) 

 逆に言えば移動できなくなったり、防衛的な使い方をすると大変脆い。
 ファランクスが敗北する場合は大抵が上の理由。
 だから、戦国日本でファランクス戦術を使うのは装備や戦術以前の問題で不利なんだなぁ。
0096人間七七四年2007/05/13(日) 08:33:32ID:agV1TUra
>>93
幾ら小回りが効こうがどうだろうが、
日本の地形が本当に>>91の言うような海岸まで森林や湿地帯だったりしたら、
長柄槍や火縄銃なんて運用できないって話。
日本にだってファランクスの運用できる平地くらいは当然当時からあったし、
日本の合戦もその多くはそういう地形で行われている。

というか、まさか開けた平地で戦えば、
ファランクスの方が勝つと思っているのではあるまいね?
0097人間七七四年2007/05/13(日) 10:56:49ID:zFcomjkX
正面からぶつかれば自殺行為だが、ファランクスには致命的な弱点があってな
0098人間七七四年2007/05/13(日) 12:32:23ID:ndc8JF1U
>>96
>>87>>91も戦国が有利と言ってるのわけだが・・・
日本が戦場となるなら設楽ヶ原や関ヶ原といった凸凹や川、森林が邪魔する地形で戦闘をせざるを得ない確率は高いだろう。
ファランクスが不利な地形以外では隠れ遊びに徹するかもしれない。
信長が武田勝頼を設楽ヶ原に誘いこんだように、ナポレオンのグランダルメにロシア軍が決戦を避けたようにね。

ただ、遮蔽物のない平野でまともに会戦するとどう転ぶかわからないと思う。
日本の備はヨーロッパの大隊〜連隊規模の定数で、諸兵科をミックスした戦術単位。
それぞれの兵科の弱点をカバーするが、兵科あたりの効率の低下は間違いなく、中途半端といえる。
前の備が崩壊したら後ろの備が穴を埋め、また縦深3列の槍隊、加えて鉄砲、騎馬が縦深数十列というファランクスの相手をする。
これはある意味、構造的に戦力の逐次投入を行なっていることになるわけで、槍隊の戦闘持続力を著しく低下させている。
ファランクスという単調ゆえに凶悪な暴力に対抗するには、槍隊を再編成し厚みを増やす必要があるだろう。
近世までの戦闘では、単一兵科にしたほうがそれぞれの兵種の効率や衝力は高くなる。
日本は、数千の単一兵科の突撃への対応などまったく想定しておらず、正面衝力が脆弱なことが懸念される要素か。

ファランクスの正面衝力はすごい。
日本の槍隊は3列数十人程度を備ごとに分散配置していて、
常に突撃し続ける数十〜百数十列のファランクスに手も足も出ず突破されるだろう。
槍隊同士の戦闘では物理的な厚みに差がありすぎ、前備え数個は即座に蹴散らされる。
ランチェスターの集中効果の法則において、多少のテクノロジーの差があろうと槍同士の戦いで日本は一方的な損害を受けるだろう。
ただ、鉄砲によりファランクスの死傷者も続出する。
騎馬?備あたり数十騎程度では長槍の筵であるファランクスに意味をなさない。
数千単位の騎馬の集中運用をしていればかなり勝利は期待できるが、分散運用しているのが現実。

ファランクスの弱点は側背面。それを両翼の騎兵や軽歩兵でカバーするわけだが、
ヘレニズム騎兵では横備を崩せるとは思えない。ファランクスの両翼は危機に陥ると思う。
が、ヘレニズムの戦術は極めて洗練されている。斜線陣形で攻めてくるだろうが、これが厄介。
例えば右翼を分厚くして、右翼を先頭に斜めに進む。これによって局所的優位を作りだし、
左翼が戦場に到達するまでに右翼は敵左翼を撃破、包囲もしくは突破している算段だ。
同時に騎兵が大きく迂回し側背を衝く動きを見せる。敵が対応するため翼部と中央に距離が開く。その隙間に突入・包囲を行う。

日本側の勝利条件は簡単、槍隊と騎馬隊の集中運用・もしくはファランクスが能力を発揮できない地形での戦闘、これだけでいい。
槍が崩れなければ鉄砲は白兵戦の恐怖を心配せずに射撃でき、身を守るすべのないファランクスは悲惨なことになるだろう。
騎馬隊が集団機動で敵の側背を衝けばヘレニズム騎兵では対抗できない。ただ、ファランクスは後方守備に予備隊を残しているが。
しかし日本において騎馬隊の大規模機動戦術は極めて稀と思われる。現代人の指揮官でも連れてこないことには・・・
日本はテクノロジーで優れていながら、(単一兵科の大集団を相手にするには)運用法に問題があると思う。
備は機動性に優れるので、歩兵による機動戦でも対抗できるかもしれないが。
0099人間七七四年2007/05/13(日) 19:53:49ID:agV1TUra
どうでもよいが、
とりあえず、日本の地形を「海岸近くまで森林か湿地」なんていうのは、
大間違いだってこと。
0100人間七七四年2007/05/14(月) 05:16:47ID:RaYgyK8N
>>99
ttp://albatross.biodic.go.jp/cbd/s5/1-2_1.pdf
約4500年前からは急速に海退に向かうことにより関東平野などが出現し、湿原植物の侵入、
泥炭地化の進行により縄文時代後期には平野部に広大な森林が出現していました。

ttp://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/14/1405a.htm
(平野を覆う縄文後期の大森林)

ttp://www.kasen.or.jp/znews/zaidannews1406.pdf
日本では川が蛇行して作った沖積平野の湿地を干拓し稲作し、埋立てて街を作り人が住める土地を築いて来ました。

ttp://blogs.yahoo.co.jp/eraser1eraser/folder/1368999.html
わが国は、氷河期の後は大森林地帯と湿地葦帯とで覆われたと思われるから、
●騎馬−は難しい。

ttp://kanemasa-web.hp.infoseek.co.jp/data4/kappa.htm
しかし本来日本の国土は森林や湿地が多く、広大な平原で最大に機能する騎馬は、
渡来直後においてはそれほど戦闘力としての威力を発揮できなかったのではないかと思う。
とにかく馬が駆け回るには地形的に山岳地域では障害物が多すぎる。

ttp://www.maff-kyushu-nn.go.jp/eco/02.html
田おこしの後、水が入り、日本の平野の大部分は忽然と湿地状態になります。

日本の海に面した平野の大半は、かつては海だった。
それが縄文海退によって陸地となり、泥炭質の低湿地が形成され、湿地林・低地森林化していった。
日本の平野のほとんどは河川の堆積物が作った沖積平野で、地盤は軟弱で水を多く含む。
蛇行した河川は氾濫のたびに流路が変わり、その跡には後背湿地が残り河口は干潟になる。
原野には低湿地や沼沢地が広がっていた。
関東平野も湿地が非常に多く、家康が関東入りしたときは平野に大森林が広がっていた。
もともと水田も湿地を利用したもの。水田も水をたたえている限り湿地だけどね。
0101人間七七四年2007/05/14(月) 05:29:40ID:RaYgyK8N
ファランクスは前進方向の延長線上に、密集隊形の前進を妨げ間隙を作る障害物のない地形を必要とする。
騎兵の迂回戦術のため翼側〜敵後背に至るまで足場の良い平地を広く必要とする。
敵が山を背にしたり本陣を陣取った時点で、傾斜と樹木に阻まれ騎兵の迂回攻撃が困難になる。
海外の丘陵と違うのは、日本の山はすべからく森林であること。
妻女山、茶臼山、日本ではそうした山に本陣を置くことが多い。山は自然の要塞だからだ。
どうみても分散した小規模部隊や散開歩兵に向いた戦場だ。間違っても密集歩兵が能力を発揮できるところではない。
その意味で備は日本の地形にマッチしているといえる。
関ヶ原のように翼〜背面まで山地に囲まれた地形に布陣されてはファランクスは機能しない。当然、日本側はそうした地形に陣取る。
日本でファランクスに適した戦場で戦える確率は、低いと言わざるをを得ないんじゃないか?
そのような戦場は日本の国土のうち何%あるのか?
一方、日本側はそのような大規模画一運用ではないので、姉川ように戦場が山地で左右に分断されていても適応できる。
運用する戦術単位が小さく、密集隊形ではないがゆえの利点だ。
0102人間七七四年2007/05/14(月) 09:21:16ID:pHrpSvCx
>>99
おかしい。中学の社会科で気候帯の勉強しているはずだし、科学(地学)で平野の形成も習っているはずなのだが。
最近は違うのだろうか?

地中海性気候に比べると日本の温暖湿潤気候ははるかに高温・多雨で森林の育成に向いた気候。
さらに雨が多いせいで洪水も多く沖積平野の形成がすすむ。
さらに湖沼→湿原→森林(陸地)と変異してく湿性遷移は日本では典型的な平野の形成なんだけどなぁ。

いまの平野部の開けた土地は戦国期から長い間かけて、治水、干拓、開拓することで切り開いてきた
人為的なものなんだよ。昔からそうだったわけじゃない。
田んぼだって今の乾田ばかりでなく嵌ると腰から胸あたりまで沈む湿田が多かった。
戦前の陸軍は地図に湿田と乾田の区分をしていた。重要な戦略情報だからね。

たしか、田んぼに嵌って討ち取られた武将というのが結構いたはずだけど、これ湿田に嵌ったんだろうな。

森林や湿地だらけだと鉄砲や槍が使えないということに関しては
「鉄砲の三段撃ち」で有名な長篠の合戦場を参照。
あそこもまぁひどいところだ。けど、鉄砲はもちろん槍も使えた。
ただ、あそこでファランクスはどう考えても無理がある。
0103人間七七四年2007/05/14(月) 23:02:02ID:di+zPnJs
長篠は湿地でも森林でもないが・・・・
0104人間七七四年2007/05/15(火) 02:57:12ID:NQg6WWFD
馬防柵の前に川が流れてる
0105人間七七四年2007/05/15(火) 04:13:58ID:GP4zS83f
長篠・設楽原はこんな感じ。
ttp://www.shinshiro.or.jp/battle/gaiyo-index.htm
ttp://www.shinshiro.or.jp/battle/haijin-index.htm

今でこそ開けているけど、当時はもっと森が広がっていたし、
河川流域はお察しください。
0106人間七七四年2007/05/15(火) 04:37:45ID:GP4zS83f
ふと思ったんだが、森林や湿地の定義がおかしくないかい?

日本で長柄や鉄砲が使えない森林や湿地って珍しいんだが。
大規模な密林や湿原と勘違いしてるとか。

森林
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9E%97
湿原
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BF%E5%9C%B0

湿地のほうは沼と沢からなる沼沢地と言った方が正解。
ここでテーマにしているのはファランクスの戦闘機動を阻害する障害物としての森や沼沢地だからね。
だよねぇ?>ALL
0107人間七七四年2007/05/15(火) 20:18:31ID:S9/cO9DD
>>106
いや、その地形で5mの長柄はあまりにもじゃまだろう。
0108人間七七四年2007/05/16(水) 02:42:41ID:+BoLJyW2
日本の長柄は数十人で1セット。隙間隙間に配置可能。20〜30mも空いてればOK。
進行方向に障害物があっても避ければいい話だ。
ファランクスでは数千名で1セット。密集を崩さない、だだっ広い広い更地が必要。
必要なスペースの広さが数十倍違うよ。
0109人間七七四年2007/05/16(水) 05:25:35ID:SGxvY3Xh
>>106
 そりゃ邪魔になるさ。じゃなきゃ防衛地形として利用できないだろうに。

「日本でファランクス戦術を使用できるような場所は限られている」VS
「そんな訳がない。もしそうなら槍や鉄砲も使えないだろ」
という少々トンチキな問答になっているなぁ
 ファランクスが鈍重で地形の影響を激しく受けるのは隊形と運用上の問題なのに、
装備の問題にしてどうしますか。
0110人間七七四年2007/05/16(水) 18:47:16ID:xBFnDCeq
>>109
あのね、「限られている」程度ならさほど文句は言わないのよ。
「海岸まで湿地と森林」なんて極端なことを言う人がいるから、
そんなわけないだろうと言っている。
0111人間七七四年2007/05/16(水) 21:04:45ID:+BoLJyW2
>>110
極端でもなんでもなく、海退によって出来た平野が湿地になった上、
沖積平野を流れる河川は氾濫でめまぐるしく蛇行し流れを変えていた。
川の周辺地域は水浸しの沼沢地。
低湿地やそこから発展した低地森林の分布は、下流域に多い。
河口域は沿岸湿地(干潟)が広がる。

かつては、岩見川が合流した地点から下流の雄物川は、蛇行が著しく暴れ川そのものだった。
かつて仁井田は雄物川が数年ごとに氾濫し、そのたびに川の流れが変わる沼地、低湿地であったと記されている。
ttp://www.pref.akita.jp/fpd/tuchi/niida/niida-01.HTM

仙北平野は、北上川流域(江合川含む)や鳴瀬川流域の洪積台地や沖積低地で構成されている。
沖積低地では、低湿地が大部分を占めて水田が多く、仙北米の単作地である。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%99%E5%8F%B0%E5%B9%B3%E9%87%8E

九十九里浜は遠浅な( 海岸 )平野で、
砂丘列(浜堤)と低湿地( 旧後輩湿地 )とが海岸線と( 平行 )に交互に続いている。
ttp://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/syakai/Tiri/tenkoHP1/03topography4.html
0112人間七七四年2007/05/17(木) 18:59:26ID:gpKsdHbN
日本の国土をまんべんなく川が蛇行して走っているとでも?
極端どころか妄想じゃあないか。
0113人間七七四年2007/05/17(木) 19:57:02ID:5dlX6r3i
>>112
だからな、ファランクスが戦えるような平地で戦える「確率が低い」と言ってるだろう。
「100%不可能」ということではないんだよ?

例えば、国土の80%がファランクスに適した平野部の国と、20%が平野部の国では、
80%の国のほうがファランクスが有利な戦場で会戦できる確率がずっと高いだろう?
そこは理解してくれただろうか?
0114人間七七四年2007/05/18(金) 20:57:43ID:qNvOwhUa
>>113
わかっているから、>>110の発言になるのよ。
限られているってくらいなら別にさほど文句は言わない。
0115人間七七四年2007/05/19(土) 02:33:42ID:uKUT8IL3
>>114
>>98から引用
>日本が戦場となるなら設楽ヶ原や関ヶ原といった凸凹や川、森林が邪魔する地形で戦闘をせざるを得ない確率は高いだろう。
                                                                 ~~~~~~~~~~~~
>>101から引用
>日本でファランクスに適した戦場で戦える確率は、低いと言わざるをを得ないんじゃないか?
                          ~~~~~~~~~~~~~
「わかっている」ならさー、ここで「わかる」じゃない?
というより、100%海岸まで森林・湿地なんて極端な受け取り方をするのは、
どーみたって受け手の理解のしかたが問題では。
その論法でいくと、「オランダは海岸まで市街地が広がる国だ」と言われたら、
「オランダは100%市街地の国」と受け取ってしまうわけでしょ?

いい加減住人も迷惑しているだろうし、いい方向に考えて
自分的には「お互いの説明不足により」相互理解の齟齬があった、としておきたいと思います。
0116人間七七四年2007/05/19(土) 04:01:54ID:SiyPYYYX
いやもうまったく。
ここはひとつ「戦国時代の合戦場でファランクス戦術が使えそうな所」
つーの皆で挙げてみて検証するというのは?

そうすれば>>96
>日本にだってファランクスの運用できる平地くらいは当然当時からあったし、
>日本の合戦もその多くはそういう地形で行われている。
というのを確認することもできる。

俺はちょっといい場所思いつかないんだけど。
0117人間七七四年2007/05/19(土) 06:59:23ID:lCXsyyku
>>115
そのレスになんて別に文句をつけていないが。
>>91を問題にしているだけ。
>>91>>98>>101等が同じ人間の書き込みで、それが真意だというなら、
これ以上問題にすることも特にはない。
0118人間七七四年2007/05/19(土) 10:45:03ID:3CkC2vQ7
>常に突撃し続ける数十〜百数十列のファランクスに手も足も出ず突破されるだろう。

ファランクスって突撃すんの?前のほうでコケたら踏み潰されてshibonnだな。
というか、味方も踏み潰して前進するような士気の高い軍隊なら、戦国日本では
ちょっと太刀打ちできないと思われる。
0119人間七七四年2007/05/19(土) 11:06:29ID:scVxT463
とりあえず平安京での都市戦をシミュレートするとか
0120人間七七四年2007/05/19(土) 11:26:40ID:jH5U5Ll7
>>105
近代の植樹で当時より今のほうが森が濃い
0121人間七七四年2007/05/19(土) 14:07:46ID:aP83lk+a
日本の雑魚が、ファランクすより強いわけが無いだろ。
1000とか2000が限界で朝鮮、台湾で負け、ファランクスは数々の地形で大戦果を挙げたんだから。
0122人間七七四年2007/05/23(水) 01:38:28ID:FuJsmwuv
密集方陣ってそんなに強いかな。カンネでは方陣の内側が遊兵になってしまって
包囲殲滅されてるわけだが。
0123人間七七四年2007/05/23(水) 04:57:10ID:ksVauVST
>密集方陣ってそんなに強いかな。
まぁ強い。戦力の集中という点では密集陣は古代戦では効果的。
強力な飛び道具を持たない場合、密度を上げたほうが打撃力が増す。
 ただし欠点も多い。
0124人間七七四年2007/05/25(金) 08:40:23ID:IwAf3Y8S
ファランクスが鈍重で平原でしか戦えないってのは妄想だ。
戦闘中にも斜線陣からV字型に陣形を変える等普通にやっているし森林地帯や起伏が多い地形でも戦って勝利している(アスクルム等)。
無論平地の方が有利なのは言うまでも無いが平地でなければ戦えないという事はない。
0125人間七七四年2007/05/25(金) 08:50:12ID:IwAf3Y8S
追記:「備の構成人員はせいぜい数百〜千数百人だからね。小さい分小回りがきく。」と言ってる人がいるがマケドニア式ファランクスは256名の1部隊によって構成される。むしろ備より小さい。
あと、勘違いしてる人が多い様だけど、古代欧州も戦国時代の日本と同じく戦闘時間の半分以上が遠距離戦。
白兵戦が始まるのは弾切れや相手が大きく怯んだ時のみと言うのが現代の多くの歴史家の見解。
0126人間七七四年2007/05/25(金) 10:14:13ID:w/AmLkvZ
そもそもギリシャ自体かなり複雑な地形だ。
むしろ平地は日本より少ないんじゃないか。
0127人間七七四年2007/05/25(金) 19:37:37ID:h8c2Y1lt
>>124
アスクルムでは自軍にも大損害を出してるよ
>>125
備はその中に各種足軽部隊に騎馬隊に後方支援部隊みんな入ってです。
>>126
植生は乏しい
0128人間七七四年2007/05/25(金) 20:08:31ID:Vdi6oFsE
>>127
そんないろんな部隊がごちゃ混ぜでは反って小回りが効かないと思うが。
0129人間七七四年2007/05/25(金) 20:15:41ID:h8c2Y1lt
>>128
ちゃんと各組ごとに指揮官(組頭・足軽頭)、下士官(卒・小頭)がいて、それを侍大将が自身の郎党を幕僚として統率。
各隊を使番や鐘・太鼓で進退させる。

後はこちらを見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99%E3%81%88
0130人間七七四年2007/05/25(金) 20:36:54ID:Vdi6oFsE
>>129
とりあえず、それだけの部隊が自由に運用できる地形なら、
256名で一隊の部隊の運用も特に支障はないと思うが?
0131人間七七四年2007/05/25(金) 20:38:49ID:rlMxB6TR
>マケドニア式ファランクスは256名の1部隊によって構成される。
ははは。
256名の「バタリオン」が64個で基本的なファランクスを構成する。これが最小戦術単位。
1ファランクスは32バタリオンからなるウィング2つからなる。
バタリオンは16*16のファイルで構成される。
バタリオンは方陣を崩すことはできないし、単独での戦闘も行えない。

一方備300〜800<本陣である本備は1500名。
備は最小戦術単位であり、これ単独で戦闘を行える。
備におけるバタリオンに対応するのは20人前後で構成される組だよ。
0132人間七七四年2007/05/26(土) 01:50:15ID:pcP5Y3pQ
>>131
256名の一部隊「シンタグマ」は8人の指揮官によって指揮されファランクスを構成するがファランクスはこれらの部隊によってブロック状に構成されており、一般的な想像とは逆にファランクスはある程度柔軟に動く事が出来た。
無論各部隊が勝手に動くのはアウトだが状況によって斜線陣からV字形に方陣を変える等は普通に行われている。
少なくとも前進し始めたら方向を変える事が出来ないなんてのは真っ赤な嘘。
あと、シンタグマを最小戦術単位と読んでるその三行後に「単独での戦闘も行えない」と書いてあるが、これは戦術単位と定義に反するんじゃないか?
0133人間七七四年2007/05/26(土) 02:10:06ID:rxxQ7c/L
一体どう言う状況になったら古代マケドニア軍と戦国時代の軍団が戦うんだ?
戦国時代の日本にマケドニア軍がタイムスリップするのかそれとも逆なのか。
どう言う理由で戦うのか。
どの様な地形で戦うのか。
双方の戦力は。
士気は。
補給状況は。
マケドニア軍の軍備は2000年分の強化をするのか。
誰が軍を率いるのか。
こう言った要素を決めなきゃ話にならんと思うが。
0134人間七七四年2007/05/26(土) 04:02:45ID:rI508cvn
>>132
>シンタグマを最小戦術単位と読んでる
うんにゃ
>256名の「バタリオン」が64個で基本的なファランクスを構成する。これが最小戦術単位。
この「最小戦術単位」はバタリオン(syntagma)ではなくてファランクスにかかっている。

>少なくとも前進し始めたら方向を変える事が出来ないなんてのは真っ赤な嘘。
誰、そんな嘘言ったのは。
指揮命令伝達系が稚拙なのでアドリブは難しいけど
あらかじめ決められた機動であれば障害物さえなければ向き変えたりできるよ。
もし「前進し始めたら方向を変える事が出来ない」というのが
古代戦特有の指揮命令伝達系の稚拙さを示すものであれば
これは別段間違ってはいない。

>逆にファランクスはある程度柔軟に動く事が出来た。
>無論各部隊が勝手に動くのはアウトだが状況によって斜線陣からV字形に方陣を変える等は普通に行われている。
もちろん。そうじゃないと役に立たん。
特にマケドニアファランクスは盾を手に持たずに肩にかけるので、両手槍を装備しているのにかかわらず
高い運動性を持っていた。この規模の密集陣にしてはだけど。
バタリオン単位でもハーフファイル、クォーターファイルでダブリングを行い、
展開隊形←→密集隊形変換や方陣の幅や厚みを倍にしたり半分にしたりできる。
これもできなきゃファランクス戦術なんか行えないわけで、基本中の基本。

というか、みんな知ってるんじゃないかなぁ。
たとえば、展開隊形では兵達の間隔は1.5から2メートルの幅を取るのでこの状態であれば
移動に際してそれほど地形障害を受けずにすむ。
0135人間七七四年2007/05/26(土) 16:40:11ID:Ky9xCToB
皆詳しいな。
どこで習ったの?
0136人間七七四年2007/05/27(日) 08:17:48ID:onGnC/Uc
>>指揮命令伝達系が稚拙なので
>>古代戦特有の指揮命令伝達系の稚拙さを
質問。
中世と古代において指揮方法に大きな違いがあるの?
古代も中世もラッパ、太鼓、信号、使い、口頭と大して違いがある様には見えないけど。
0137人間七七四年2007/05/28(月) 00:50:59ID:M6KdPDhw
室町中期以前安土桃山以降のスレは板違いです

戦国時代ではありません。移動お願いします。
http://academy6.2ch.net/history/

0138人間七七四年2007/05/28(月) 02:46:05ID:K3i8ozJ4
ファランクスは攻撃の時には密集するよ。
兵士は盾で、自分の体の左半分と左隣りの兵士の体の右半分を守る。
だからあんなにくっつきあって戦う。
懐にもぐり込まれるのを防ぐためでもあるけどね。
0139人間七七四年2007/05/28(月) 12:41:29ID:Bb/TnvAY

戦国側が野陣戦術取った時点でファランクスは詰むんじゃない?
まずしっかりと築かれてしまった野戦陣城に槍オンリーの密集隊形で突っ込むのは、長篠クレーシー以上の惨劇確定だよね。
かといって対陣してしまうと、戦国側の散兵は射程の有利と機動性を生かしてゲリラ的に打撃を与えてくるのに対して、
散兵としての戦闘力に劣るギリシャ側は碌な手を打てないかと。
撤退しようにも、機動力に劣るギリシャはまず追撃を振り切れない。
撤兵中に森だの川だの山道だのに入ってファランクスが崩れたら、
仙石の短槍や刀に対してギリシャの糞長い槍は邪魔になって仇になる。
0140人間七七四年2007/05/28(月) 13:13:21ID:GkiZEtj1
仙石さん大活躍まで読んだ
0141人間七七四年2007/05/28(月) 16:58:02ID:/t6ELL1y
>>134
密集してるなかで
肩掛け式の盾だと転倒したら容易には起き上がれないけどね
0142人間七七四年2007/05/28(月) 17:09:30ID:Y/lZWXS+
>>139
取り合えず、野戦陣城の類や散兵は古代から存在した事となぜイピクラテスが軍制改革を行ったのか考えてみれ。
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