紀元前ギリシャのファランクス>戦国時代の軍団
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0134人間七七四年
2007/05/26(土) 04:02:45ID:rI508cvn>シンタグマを最小戦術単位と読んでる
うんにゃ
>256名の「バタリオン」が64個で基本的なファランクスを構成する。これが最小戦術単位。
この「最小戦術単位」はバタリオン(syntagma)ではなくてファランクスにかかっている。
>少なくとも前進し始めたら方向を変える事が出来ないなんてのは真っ赤な嘘。
誰、そんな嘘言ったのは。
指揮命令伝達系が稚拙なのでアドリブは難しいけど
あらかじめ決められた機動であれば障害物さえなければ向き変えたりできるよ。
もし「前進し始めたら方向を変える事が出来ない」というのが
古代戦特有の指揮命令伝達系の稚拙さを示すものであれば
これは別段間違ってはいない。
>逆にファランクスはある程度柔軟に動く事が出来た。
>無論各部隊が勝手に動くのはアウトだが状況によって斜線陣からV字形に方陣を変える等は普通に行われている。
もちろん。そうじゃないと役に立たん。
特にマケドニアファランクスは盾を手に持たずに肩にかけるので、両手槍を装備しているのにかかわらず
高い運動性を持っていた。この規模の密集陣にしてはだけど。
バタリオン単位でもハーフファイル、クォーターファイルでダブリングを行い、
展開隊形←→密集隊形変換や方陣の幅や厚みを倍にしたり半分にしたりできる。
これもできなきゃファランクス戦術なんか行えないわけで、基本中の基本。
というか、みんな知ってるんじゃないかなぁ。
たとえば、展開隊形では兵達の間隔は1.5から2メートルの幅を取るのでこの状態であれば
移動に際してそれほど地形障害を受けずにすむ。
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