>>161
黒澤映画の影響は勿論、プロットがまんま戦国自衛隊なんだよな。
第一、脚本に致命的な穴がある。
ひろしは現代で、問題の「野原一族が奮戦した戦」について調べてきてる訳だから
その後の戦の経過も知っているのが当然のはず。
又兵衛の死までは記載されてなかったにせよ、戦の結果ぐらいは分かっていただろうに…
だから緊迫感が無いんだよね。不自然な流れでも、しんのすけの書き置き見ただけで過去に行くと決意した方が良かったのでは。
ラストに関しては、もう「乱」を観た人間じゃなくても、あ、これは又兵衛殺さないと話終わらせられないわ、と気づいてしまう。

ま、それでも欠点よりは遥かに長所の方が多いし、名作とまでは言わずとも傑作なのは間違いない。