>>404
それだけ確証のない仮定を積み重ねれば、勝算のない戦なんて世の中からなくなるわな。
まあ、事実0.000何%くらいの勝算ならいかなる戦にもあるだろうが、そんな事まで語っても意味ないでしょう。
ようはあの場面では、僅かな勝利の可能性に賭けるよりも、もし可能なら退却した方が良い手だったということ。

>>405
あなたが言うように劣勢な側が勝利した戦も存在する。
だからこそ、あの場で戦をしないとそれこそ勝ち目がなくなるなんて事にはならない。

劣勢な側が勝った戦は大体が相手の隙をついたり、地の利を生かしたりといった、何らかの工夫を凝らしている。
ところが、長篠の戦の時の武田軍は、武田側から敵地に攻め込んでいる上に、
城攻めの真っ最中で、そういう劣勢の側が勝つような工夫を凝らすことが極めて困難だった。
そして、実際に正面から戦って壊滅している。
確かにあの場面で退いたなら国力的な劣勢はさらに大きくなっただろうが、
劣勢な側でも戦術戦略を練れば、勝てる可能性もゼロではないのだから、
そういう戦術戦略を練れないようなあの場面では、あえて退却した方が良かったと言える。
もちろん、それが可能だったならの話だけど。