あなたは他の４９人の人間と一緒にある部屋に招待された。
そこで貴方は５０枚のカードを渡され、こう聞かされた。
「お前が手にしているのは可能な限りどんな願いでも叶うカードだ。
ただし、願いを１つ叶える毎にカードは１枚ずつ減っていく。。５０回目の願いを叶えてから５分後にこのカードの持ち主は死ぬ。
このカードの現在の持ち主はお前だが、ここにいる人達が望めばカードを譲渡する事が可能だ。
勿論、カードの願いで死を回避したり、カードの願いによるカード譲渡の強要、ここからの脱出や、願いの回数を増やす願いは叶えられない。
さらに、『地球を平和にしろ』、『日本人全員に１０億円を与えろ』。など、個人を対象としない願いは叶えられない。
『私が抱えてる病気を治療しろ』などの肉体、精神を対象とする願いはすぐに叶えるが、『私に１０億円よこせ』等の、モノに関する願いはゲーム終了後、支給するものとする。
このゲームが終了する条件は２つある。１つは最後に願いを叶えた人間が死ぬ事、
そしてもう１つは２４時間経過の時点で、まだカードを消費し切れなかった場合だ。
その場合、我々が最後にカードを持ってた奴を射殺して終了とする。尚、生存者は皆解放する」

さて、あなたはどうやってこの状況から生き残る事ができるか？
前提として、皆限りなく頭が良く、そして絶対に１つは願いを叶えたいと言う欲望を持っている。逆に言えばそれ以上の望みは無い。
ただし、一番大切なのは己の命。故に自分にカードが回ってきたら絶対に助からないと分かった場合、譲渡には応じない。