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ワールドメイトてどんな団体?

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0001とやNGNG
ワールドメイトてどんな団体なんですか。
0133名無しさん@1周年NGNG
4.コスモメイトの「大除霊」
・前世で三千人以上殺している
「二男の病気を治すために必要だとして、六千五百万円だましとられた」
そんな訴訟が1994年5月、東京地裁に起こされました。訴えたのは東京に住む商社部長代
理A氏(50)とその妻(46)。慰謝料を含め約八千五百万の支払いを求めています。訴えられ
たのは除霊や救霊の”超能力”を売りものにするコスモメイトと主宰者、深見青山氏。
 訴状や関係者の話によると、A夫妻の二男(18)が1986年夏、原因不明の病気で意識混濁
状態になったのがきっかけ。病院でもたしかな原因がわからないまま推移し、夫妻は不安をつの
らせました。ある人から「すばらしい霊能力がある」と深見氏を紹介され、翌87年6月に面会。
深見氏の”鑑定”はこうでした・・・。
 二男の前世は殿様。父親のA氏が家老、A夫人は勘定役で三千人以上を殺している。こんなに
悪い因縁があるので、その何倍もの人を救わないと二男の病気を治す許しが神様から出ない。
 深見氏はさらに、母の実家の家系などさまざまなマイナス要因を指摘した、といいます。


0134名無しさん@1周年NGNG
三千人以上もの人を救うにはどうすればよいか。そこで「救霊師」の資格を取るようすすめ
られました。相談者に取りついているたたり霊、うらみ霊、先祖霊などを改心させ、霊界に導く
ことのできる有資格者。「今回、神様の許しで特別に許された者だけがなれる」と説明されまし
た。ただし、資格を得るには一人七百万円、夫妻で一千四百万円が必要だということです。
 いくつもの病院を回り、見放され、東洋医学でも治療方法がわからない。「霊能者」と称する
人も訪ねたけれど、二男はよくならない。そんなとき、「救霊師になって奉仕すれば多くの人を
救うことができる」と断言する深見氏のことばが”最後の望み”のように思えてきました。
 コスモメイトが養成する”霊能者”には救霊師のほか、「九頭龍師」や「薬寿師」があります。
有資格者は「神人合一の人」である深見青山氏の直弟子として「救霊」「除霊」の活動ができる。
「救霊師」は主として神霊世界の霊を扱い、「九頭龍師」は主に現世利益を担当。病気なおしや金
運、事業運、結婚運などに力を発揮するとか。ただし、その資格を得るのには金がかかります。
 A氏夫妻の場合、「救霊師」資格に二人で千四百万円。「九頭龍師」と「薬寿師」資格に二千二
百万円でした。夫妻が払ったのはそのほか、コスモメイトの関連組織「皇大神社」設立準備金百
十万円。二男を原因不明の病気から救わなければ・・・その一心からでした。
 資金調達のために都内の持ち家を売却。売却代のほぼすべてをコスモメイトに注ぎ込みました。
 子供の生命だけではない。A氏自身の生命もあぶない。「八年で寿命切れます」「死因、肝臓
ガン」・・・そんな”予言”を書いた色紙を深見氏から渡されました。
 前世であやめた三千人を上まわる人を救うため、A夫人は連日、「救霊師」の活動に励みまし
た。「救霊師」の活動そのものは、そんなにむずかしくありません。マニュアルがあるからで
す。相談者を相手の「救霊」は一日平均三件。一件あたり五万円から三十万円。すべてコスモメ
イトへの「奉仕」活動です。弁護団は四年半にわたる「救霊」活動で総額一千二百万円程度の奉
仕をしたと見ています。
0135名無しさん@1周年NGNG
 子供の病状は一進一退。それが、「もしかしたら」というかすかな希望につながったのかも
しれません。コスモメイト入会にあたり、他の「宗教」とはいっさい手を切ること、そうしない
と救われない、ともいわれたそうです。・・・そんなことが、夫妻が「おかしい」と気づくのを遅
らせた要因だったかもしれない、と担当弁護士はいいます。
 A氏夫妻にとって決定的な衝撃は、深見氏が内部で語っていたとされることばが、A夫人の耳
に入ったことです。
「A夫妻は奉仕しているけれど、(二男が)治るわけがない」
・・・ショックでした。
 A夫妻の提訴にたいしてパワフルコスモメイトの広報室は「脅迫して物品を販売したり、お
玉串などを強制したことはない。裁判の過程で誠心誠意を示し、誤解が解けるようお答えしたい」
とコメント。さらに「昨年(93年)春、ある幹部の造反分派騒ぎがあったとき、A夫妻は誤解
されたのではないか」とのべました。
 93年春の騒ぎとは、コスモメイト設立以来の幹部や本部事務スタッフ多数が退職したり解雇
された事件。このうち二人の女性が「無理やり身体にさわるなどセクシャル・ハラスメント
(性的いやがらせ)を受けた」として深見青山氏を告訴しています。
・宗教書ブームの陰で
 コスモメイトの主宰者深見青山氏(本名・半田晴久)は1951年、兵庫県生まれ。学生時代
から世界救世教や大本などの宗教を遍歴しました。同志社大学卒業後、東京の会社に勤務。そのこ
ろ、十七歳年上の”霊能力”を持つとされる女性と知り合いました。この女性とコンビを組み、
深見氏も霊能力を”開発”。訪問販売や学習塾経営と並行して宗教活動に入った、とされていま
す。
 東京・西荻窪で「コスモメイト」を旗揚げしたのは1985年。翌86年には同じ西荻窪で大
川隆法氏(本名・中川隆)が「幸福の科学」の活動を開始しています。当時、深見氏34歳、
大川氏29歳。これに、同年配の麻原彰晃(同・松本智津夫)の「オウム真理教」が加わり、
90年代初期の”新・新宗教ブーム”のなかで話題になりました。
 三者の共通点は、本の出版を布教の柱にすえたこと。深見氏も「愛の守護霊」「大金運」(以上
扶桑社)、「大除霊」「大創運」(以上角川文庫)、「神霊界」(日本文芸社)といった本や、
「悪霊の呪い」「守護霊活用術」「受験に克つ」などのビデオを次々発売。書店の宗教書コーナー
では、大川氏らとベストセラーを競い合いました。
0136名無しさん@1周年NGNG
・”たたり”のファッション化
 コスモメイト発足当時、深見青山氏とコンビの女性のまわりには、さまざまな宗教経歴を持つ
スタッフが集まりました。手かざしの世界救世教、世界真光文明教団や大本、GLA、阿含宗、
そして統一教会・・・。霊やたたりを”教義”の中心にすえる教団、団体出身者です。
 コスモメイトも「救霊」「除霊」による救済や、病気なおし、招福の「秘法」をします。しか
し、従来の教団とは少し違う工夫がほどこされました。
 コスモメイトの特徴は、これら霊やたたりの世界をむき出しにせず、”遊び”の要素をとり入
れ、サークル的装いでファッション化したこと。
「G(ゴッド=神)、H(ハピネス=幸福)、P(プロスペリティ=繁栄)を求めつつ、神人合一の
道をめざす人々の心楽しいディズニーランド」・・・教団にそんなキャッチフレーズをつけたのも
その一例。深見氏自身、月例セミナーでは仮装したり歌ったりと、パフォーマンスを演じてみせ
ます。会場ではお守りや招運ペンダントなど数千円から数万円の”神界グッズ”を販売。「青山塾」
などという組織内サークルもつくり、多彩なイベント」を企画しています。
 コスモメイトの売り物の一つが「秘法」。
 絶対神「◎神(スしん)」の取り次ぎ者として特別の「霊能力」を持つ深見氏が次々と考案する
のだそうです。次のように奇想天外な「秘法」が多くあります。

<天王星星ツアー>瞑想して心地よい気分になり、「三年以上先にある未来の災いを未然にしることができ」
「・・御魂が五十年間主導霊となってあなたをまもってくださいます」(玉串料五万円以上から)
<大金運>A.タナボタ式の金運がつく B.こじれていたことが解決 C.金運獲得の道が開かれる。
「半年以内に証が全くなかったら、お玉串の全額をお返し致します。そのように、北極星の神様がお約束して
下さった」。ただし、それには「人間的努力が必要。その努力が極まったときはじめて他力が応援してくれる」
(玉串料三万円以上から)
<小和田雅子秘法>皇太子結婚騒ぎのころ考案された。
<神霊美容術>若々しい美しさ(玉串料三万円)、はつらつとした美しさ(五万円)、貴婦人のような麗々しい
美しさ(十五万円)、神秘的な美しさ(二十万円)、はっと周囲の目をひくほどの美しさ(三十万円)、天照大
御神様のような神々しいばかりの美しさ(五十万円以上)
<ヂ・エンド秘法>痔治し秘法。軽度一万円、痛みを伴う三万円、かなり重傷十五万円、手術が必要三十万円
<生理痛治し>軽度一万円、重傷三万円、異常なくらい生理痛がきつい三十万円(これは先祖霊・色情因縁が
原因と見られるので除霊つき)・・・・。
 そんなイベントやセミナーに、若者や主婦が行列をつくって参加します。
 神界グッズやイベント秘法。コスモメイトは「居心地のいい場所を提供」してくれる「宗教サークル」(島田
裕巳日本女子大助教授・『文芸春秋』93年1月号)と評されてきました。それは一側面。コスモメイトのもう
一つの側面は「救霊」「除霊」の顔です。
0137事情通NGNG
>133〜135

「霊・たたり・因縁」からの抜粋ですね。
ご苦労様です。
0138名無しさん@1周年NGNG
・玉串料が多いほど救われる
「私たちには実に種々雑多な霊がついています。そのうち、私たちを良い方向に導いて下さるの
が守護霊等であり、災いをもたらすのが悪霊です」
 実際、コスモメイトには”たたり霊”が実に多い。怨念霊、地縛霊、浮遊霊などの人霊。宗教
教団霊。キツネ・タヌキ・ヘビなどの動物霊やペット霊。さらにイナリ霊、木霊、井戸の霊・・・。
 木霊は影響が強く、松・ブナ・杉の霊は「先祖代々長男が脳溢血や脳梗塞で死ぬ」、花の咲く
木の霊、実のなる木の霊は「関節炎、リューマチ、その他の婦人病」。井戸霊は「胆石、結石、心臓
弁膜症、心臓肥大、高血圧、肺気腫、肺浸潤」。
「救霊」とはこれら悪魔を改心させ、行くべき霊界に導き、相談者が幸せになる手助けをする
ことだといいます。たたる霊が多いほど、「救霊」の仕事が増える仕組みになっています。
 普通のたたり霊、怨念霊や先祖霊は一律五万円の玉串料。これに動物霊などが加わる複合救霊
になると「一律十五万円以上ご随意」。水子霊は一体につき五万円。どんな霊が何体ついている
かはコスモメイトの救霊師にしかわかりません。
 ただし献金だけでは救われない。救いには”条件”があります。
「玉串にこめられた真心、それまで苦労してきた量、神様に対する至誠の心、などの総量で、ど
れだけの先祖が救われるかが決まるのです」「私たちには種々の霊が複雑に絡み合っているので
、なかなか一回や二回の除霊(救霊)では救い切れません。少しずつ少しずつ、薄皮をはぐよう
に・・・、たんねんに時間をかけて、ようやくきれいになるのです」(解説書『救霊・九頭龍祈
願のご案内』)
 救霊は何回もくり返さなければいけない。それだけ玉串料が増えると同時に、これは「効果が
ないのではないか」という信者の不満にたいする事前の布石だ、と元会員はいいます。
 たしかに、コスモメイトの説明書には、「必ずなおる」「一発で解決する」式の記述がありま
せん。逆に、「神様がお許しになった分しか救済されません」といった注意書きが目につきます。
「神様がお許しになった分」とは「神様に対する誠意」、つまりは玉串料の額にかかわってきそう
です。
0139名無しさん@1周年NGNG
 特別にありがたいのが深見青山氏が直接におこなう除霊。会場参加者をひとまとめにして、おこ
なうのが「大除霊」。これは、救霊師による救霊経験者だけがうけることができ「五万円以上ご随意」。
ぼう大な先祖霊が救われるのだそうです。極め付きが深見氏とマンツーマンの救霊。必死(三百万円)、
大必死(五百万円)、究極の必死(八百万円以上)の三クラスです。
 提訴したA氏夫妻の弁護団が入手した「深見先生の直接救霊」という文書があります。1990年
3月から4月にかけておこなわれた直接救霊の実績。救霊をうけた人の会員番号、氏名、住所、入金日
の一覧表です。
 一ヶ月足らずの間に直接救霊を受けた人は76人。うち女性47人(20代二人、30代十九人、
40代十三人、50歳以上十三人)。究極の必死四人、大必死十人、他が必死クラス。入金総額
約二億八千万円。
「イベントやサークル的活動は表向きのもので、すべて救霊とつながっている。たたりの恐怖
と巨額救霊こそコスモメイトの実際の姿」担当弁護士はそういいます。

 一件三百万円、五百万円、八百万円という深見青山氏の「直接救霊」から、A夫人のような法施
まで。「昨年(92年)の純益は60億以上」(サンデー毎日93年4月18日号)とさえいわれ
ています。たしかに資産はかなりのもの。長野県の温泉旅館を買収した、高級別荘地のログハウス
も手にいれた・・・・そんな情報も伝えられています。
 オーストラリア、イギリス、アメリカなどにも現地法人を設立し、資産を増やしているともいわ
れています。とくにオーストラリア西部の都市パースを「第二天国」と定めて広大な農地やプール
つきの邸宅を購入、農地の一部に鳥居をたてて「パース皇大神社」を設立しました。「インド洋に
沈む金色の太陽を御神体」とし、「大地のエネルギーの神」である豊玉姫命をはじめ、エホバ、
ゼウス、ヤーベの神がこの神社に降臨したと説明。50万円以上の物施、それに相当する法施、体施
を積んだ会員を参加資格に、「パース皇大神社参拝ツアー」(参加費別途負担)を組んだりしています。
0140名無しさん@1周年NGNG
 ところで、コスモメイトを訴えたA氏夫妻が払い込んだ総額は6千5百万円。その払い込み先は
コスモメイトだけではありませんでした。多くが「皇大神社」(静岡県大仁町)あてになっていま
した。宗教法人の資格を持たない、任意の宗教団体です。
 コスモメイトは、株式会社です。法人登記簿によると、営業種目は講習会・研修会の立案企画、
出版物・レコード・ビデオ等の販売、書画・仏具・掛け軸等美術品の制作販売。1985年設立で
資本金一千万円。ひらたくいえばイベント会社。イベントで売るお守りや開運ペンダントは”仏具”
や”美術品”なのでしょうか。92年度の年商は25億円に達しています。
 これとは別に「パワフルコスモメイト」という会員組織があり、その会員がコスモメイトのイベント
や秘法に参加し、”玉串料”を皇大神社に納めます。その金がイベント(宗教行事)代行費としてコス
モメイトに環流するシステムなのだそうです。
このグループも多くの関連企業を持っています。深見青山氏らの著書を主に扱う橘出版(87年設立、
資本金五百万円)の92年度年商は15億円。ビックビジネス経営経済研究所という名の会社は経営コン
サルタント業(91年設立、資本金一千万円)で同年商8千8百万円。ジャパンペガサスメイトという
旅行社(82年設立、資本金4千万円)もあります。同年度年商9億8千万円。そのほか、”占い喫茶”
から医療法人、海外法人・・・・・とキリがないほど。
 深見氏らが最初につくった会社は三十鈴株式会社(78年設立、資本金9千万円)。「三十鈴学苑」と
いう学習塾チェーンの経営や貴金属の販売をしており、同年度の年商は33億円に達しています。
 ”宗教”を看板にしたマルチ企業群の姿がそこにあります。

>事情通さん ありがとうございます。
この記事は、かなり正確だとおもいますけどね。
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