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アルパカの赤ちゃん誕生 阿蘇カドリー・ドミニオン

熊本県阿蘇市黒川の「阿蘇カドリー・ドミニオン」で11日にアルパカの赤ちゃんが誕生し、21日から母親と一緒に一般公開が始まった。公開は当面、正午過ぎの1時間程度。名前を公募中で、31日締め切りで園ホームページで受け付ける。

 アルパカはラクダの仲間で、南アメリカの高原地帯が原産。古くから家畜として放牧されてきた。体毛は柔らかく光沢があり、保温性に優れた繊維で、高級衣料品の材料として珍重されている。

 ふわふわした体に触れることができる動物として人気があり、園は約10年前にオスの飼育をスタート。6年ぶりに生まれた今回のオスを含め親子4頭が飼われている。

 母親は触ろうとするとつばを吐いて威嚇するなど神経質。父親は人なつこい性格で、子供たちと触れ合う「ちびっこどうぶつ広場」の人気者だという。赤ちゃんの毛色は父親と同じ茶系。担当チームリーダーの田中奈菜美さん(26)は「性格も父親似に育ってほしい」と話していた。