
マツダは9月20日、東京渋谷区のジングで新型SUV『CX-30』の発表会を開催した。
しかし、報道陣の中には新世代商品の第2弾『CX-30』よりも5月に発売した第1弾の『マツダ3』のほうに関心が高かった人が少なくなかったようだ。
そのため、発表会後に行われた丸本明社長の囲み取材で、マツダ3についての質問が飛んだ。
というのも、一部のマスコミでマツダ3の販売不振が報じられていたからだ。
それについて、丸本社長は納得がいかない様子で「決してそんなことはない」と否定。
ただ、相当苦労して計画が未達であることを明らかにし、「米国市場は想定よりも全体需要が10%上落ちている。
しかし、8月からインセンティブを調整するなどして、シェアが戻ってきている。もう少し長い目で見て欲しい」と丸本社長は話し、続けざまにこう強調した。
「5月に投入した日本での受注は2万台を超えており、そのうち8月は4000台、9月は7000台弱あり、計画比で35%増で推移しており、うまくいっている」
とは言うものの、前モデルの『アクセラ』(2013年11月発売)は、1カ月で約1万6000台の受注を集めた。その数は月間販売目標3000台の5カ月分を超えている。
しかも、このことはしっかりとニュースリリースで発表している。
ところが、マツダ3の受注状況に関するニュースリリースは見当たらないのである。
しかも、マツダ3は前モデルのアクセラに比べて約1割値上げして、初期受注の勢いがアクセラよりも劣っている。
マツダは2024年までの中期経営方針で、ブランドを長期で浸透させていく考えを示したいる。
マツダは今、ブランド改革に向け「我慢の時期」を迎えていると言っていいだろう。
https://response.jp/article/2019/09/22/326754.html