>>101
17歳だったな
一生懸命トイレに入ってるつもりでもおしりが出てて粗相をしちゃって、あーあーと掃除してるうちに
全然トイレにも行けなくなって、ペットシートをたくさん敷いてあげて
寝返りが打てないからたまにひっくり返してあげた
匂いが少しキツくなって、ああ今までは自分で綺麗にしてたんだなあ、えらいなあと実感した
2日ほどそんな感じで横になった挙げ句、苦しそうに立ち上がって
ずっと猫可愛がりし続けた妻の部屋に来て、ニイと泣いた後
ケホケホと少しだけ血を吐いて、それなり息をしなくなった

腎臓が悪いとようやく気づいたのは、死ぬ二ヶ月前だった
少し検査しようと病院に連れて行ったら、もうどうしようもないくらい悪くなってた
そんなに辛そうにもしていなかったのに
それから点滴を打つと少し元気になってエサも食べるから、何とか回復するかも知れないと何度か連れて行った
しかし、やっぱり一週間も経てば痩せて何も食べなくやってしまうから
妻と話し合って送り届けようと決めた
一度完全に歩けなくなったのに、ふと立ち上がって俺らの所に来て不思議そうに鳴いたのをよく覚えている