現実の話として、国内のほとんどの自家焙煎店で100gあたり300円前後で売られている南米産のありふれたしがない激安豆を、
大言壮語と美辞麗句で捲くし立てて、驚くことに同じ豆を何と「800円以上」もの超絶暴利プライスで売っている信じ難い悪徳店も「実在」しているのが「今の日本の珈琲業界のおぞましき実態」なのです。
そして同時に、珈琲豆は高級品も激安品も外見が極めて似通っているがゆえに、そのような忌まわしきボッタクリ商法を成り立たせてしまう「珈琲という商品の恐ろしい暗黒面」なのです。

珈琲初心者や一般人は、スーパーマーケットで100g100円前後の豆のままの珈琲を買って愛飲するべし
その珈琲は、貴方にとっておそらく99.99%の超高確率で、インターネット通販や個人の自家焙煎店の珈琲と「まったく同じ味」がするはずです。
それでいて値段は 1/4 〜 1/6 の価格で買えてしまうのです。
これはもう、「今後はどちらで珈琲を買うべきか」、答えはあまりにも自明だと思います。

珈琲初心者や一般人はインターネットの珈琲通販や個人の自家焙煎店からは、金輪際、絶対に、一切買わないで下さい。
味が判らないのにもし不用意に近づき、少しでも買う気配を見せてしまえば、これはもう完膚なきまでに徹底して騙され、搾取され、餌食にされ、「悲惨なカモ」に落ちぶれるだけです。

僕の過去の経験では真に美味しい自家焙煎珈琲店に当たる確率は「1%」あるかないかです。
このわずか「1%」と言う厳しい数字を常に頭の片隅に置いて慎重にお店選びをして欲しいものです。