ピアニストは、実に多くのピアノに向かい合う。
演奏会場が変われば、リハーサルを1時間やって新しいピアノの弾き方を考える。
自宅での練習 ホテルでの練習 他所での練習・・・全て違うピアノで行うことになり、基準が掴みにくくなる。

完全なピアノはない。アコスティックは常に気候条件によって変化がある。
自分の体調と、ピアノのコンディションの関係も流動的だ。
ピアニストが求めるのは、どんな条件でも同じ音が出る基準となるピアノだ。ピアノが同じなら自分の体調の変化を疑うことができる。

電子ピアノの可能性とすれば、練習専用機であるとともに、テクニック上の基準となり得ることだ。

だからレンタルして、自分の練習スタイルに合うかどうかと判定するのも悪くない。


from P115レンタルJJI