ボランティア団体「横浜ベイキット」が開発を進める様々なXML関連ソフトウェアの中で、
とりわけ期待が持てるのがBaykit XML Server (BXS) である。
Baykit Home Pageより抜粋。ttp://baykit.org/

Baykit XML Server は、XML コンテンツを配信するための機能を備えたWebサーバーです。
XML Server と言っても、特別なソフトウェアではなく、Web ベースのアプリケーションサーバーを
XML に特化したものです。従って、XML 専用のアプリケーション・サーバーと言うこともできます。
XML Server が現在サポートしている機能は

・HTMLや画像などの静的 Web コンテンツの配信
・Servlet(V2.3) による動的 Web コンテンツの配信
・XML + XSL による動的 HTML の生成
・COCOON による複雑な XML プロセッシング
・Extend it!(Xi) によるサーバー・サイド・スクリプティング
・SOAPによるリモート・プロシージャ・コール
・JSP
・PHP
・<servlet>タグによるサーバー・サイド・インクルード
・CGIスクリプトの実行
・SSL 通信による HTTPS モード

です。また、仮想パスや認証などの Web サーバーに基本的に必要な機能は備えてあります。
更に、Hypersonic SQLエンジンを内蔵しているので、簡易データベースサーバーとしても
利用できます。 ただ、Baykit XML Server は、他のアプリケーション・サーバーと
競合することを目的としていません。Baykit XML Server の目標は

・簡単に、 ・短期間で、 ・移植性の高い、

XML ベースのシステムを構築する環境を提供することです。従って、Baykit XML Server をベースに
システムを開発すれば、最終的に、商用のアプリケーション・サーバーを用いた
大規模なシステム環境にスムーズに移行することができます。