哲学科の学生が、教授に尋ねた。
「私が哲学を学ぶことを決めた理由は、『私が生きている意味とはなにか、宇宙は
どうしてこのような姿で存在しているのか、なぜ私が存在しているのであって存在
していないのではないのか』などの問いに私自身満足のいく答えを出したかった
ためです。
しかし、今、学んでいる『哲学』は、何も答えてはくれません。
それは、なぜですか?」

すると、教授は答えた。
「哲学は、君が好きな2ちゃんねると同じなのさ」

哲学科の学生は、また尋ねた。
「それは、どういう意味ですか」

教授は答えた。
「ただの、ひまつぶしさ」

哲学科の学生は、怒って、こう言った。
「それでは、哲学を学ぶことには何の意味もありません」

教授は、また答えた。
「それは、そうだ。しかし、君や私のように、世の中で何の役にも立たないような
人間が、他に何かすることはあるのかい?」