このような事態が起きたときに考えられるのは二つのステージだ。

  ひとつは1万円のワインの保管が悪くて酸化してしまっていたという場合。
  そしてもうひとつは、参加者全員が鑑識眼を持っていなかった場合。

他にはない。
いや、参加者全員が1000円ワインの輸入業者から袖の下をもらっていた場合もあるだろwというのはまったく考慮に入れる必要がない。
でも、君のようなのーたりんはどうしてそれを考慮する必要がないか皆目見当も付かないからきっと誇らしげに言うんだろうねえ。袖の下袖の下wって。
だって、50%や51%聞き分け出来れば上等で、聞き分け出来たことにしちゃうすごい頭の持ち主だものねえ。それくらい勝ち誇っていうだろ。

頭のいい人ならこれで話は終わりだ。
『鑑識眼』の有無の問題に逢着。はい終わり。
インドネシアで和食ブームだと聞いたある日本人が、うどんが向こうでヒットしたので、じゃあ蕎麦も、といって店を開いたが閑古鳥。
悲しくも閉店の憂き目にあったが、そもそもその進出の際にこの『鑑識眼』という点をまったく考慮に入れていなかったのが敗因であることは普通の人ならすでにわかる。
だって、国産の蕎麦粉の一等高級なのから立ち食いに下ろす中国産3級品と、それから高級国産粉でも1番粉、2番粉とピンからキリまであらゆる蕎麦粉を打ったって、あちらの国の人にはまったく違いなどわからなかったのだから。
頭の悪い君はこの話で早合点して、

  日本人=蕎麦のよし悪しがわかる
  インドネシア人=蕎麦のよし悪しがわからない

というあったま悪い図式にすぐに乗るんだろうけど、今ポイントになっているのは『鑑識眼』の話だから。