(2)再生機器について
20Hz〜40kHz、144dBというのは、とんでもない高スペックだが、
このスペックをもったスピーカーは存在するのかな?
一本300万ぐらいのB&Wのフラッグシップの800D3でさえ13Hz〜35kHz90dBだよ。

http://www.bowers-wilkins.jp/Speakers/Home_Audio/800_Series_Diamond/800-D3.html

高能率を確保しながら、ワイドレンジに再生しようとすれば、マルチウェイで
ウーハーは軽量大口径のものになる。
高能率を謳うJBLの一本10万クラスのスピーカーでも能率は94dBぐらい。
周波数特性は38Hzから12kHzと上のスペックに遠く及ばない。こちらは一本50万円。

http://jbl.harman-japan.co.jp/product.php?id=s4700#prod-spec

40Hz〜40kHzぐらい出せる最近トレンドの小型ブックシェルフだと能率は85dBぐらいだよ。
音圧100dBを超えるスピーカーは極たまにあるが、144dBというのはちょっと聞いたことがない。
録音レベルでのSN比と再生機器上のSNを混同してるのでは?

現実的なラインで個人的に言うなら、高域再生を売りにするなら、
スピーカーの周波数特性は30Hzから30kHzぐらいで音圧は別になんでもいいんじゃないの、って感じ。