【社会】<カセットテープ>ブーム再び メーカーが復刻版発売★3

カセットテープに代表されるアナログの音の魅力とは何なのか。
角田さんは「ハイレゾ(高解像度)など技術的に高音質というのと、耳に聞こえる心地よさはレベルの違う話」としたうえで、
アナログの音が心地よく聞こえる訳を「音の柔らかさや、ノイズ(雑音)も含めたリアリティーにある」と説明する。


昨年、松田聖子が新譜をカセットテープでリリースするなど、アーティストの側にも動きは広がっている。
「今後、カセットテープの再評価が進み、ムーブメントが起きる予兆は確実にある。今は黎明(れいめい)期だ」。

◇70年代人気モデルの復刻版も
国内で唯一、現在もカセットテープの生産を続ける日立マクセルは11月25日から、
70年代の人気モデル「UD」シリーズのデザインを忠実に再現した復刻版を限定発売する。

◇カセットデッキも“復活”
「今後は家ではハイレゾ、車の中ではアナログというように、ユーザーもバランスよく使い分けをするのではないか」と予測している。