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是枝重治のアンプってどうよ

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0001上杉NGNG
キット見たら、スゲー高い。
えらく凝ってそうだけど、そうよ
0633名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
ところで是枝氏はオカマ?
0634名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>632
何故に送信管の低電圧大電流に問題が有るのでせうか?
0635AC点火派NGNG
634さん、もう一回説明してもいいんだけど、できればレス175,176をお読み
ください。球のプレート損失は、最終的に管内および管壁の温度上昇から決定されるよう
ですが、なんとなく「感覚的に」納得できないのです。
かかるE×Iの値が、規格内におさまったから大丈夫だというのは、妙な話です。
本来高電圧で、かつ、さほどの電流を稼がない条件で動作をするために、送信管はトリウム
タングステンのフィラメントやジルコニウムプレートを与えられているはずです。
電圧を下げ、電流値を大きくするなら、酸化物カソード(いわゆるダルエミッタ)が
あるではありませんか。適材適所というやつです。
保守的といわれればそれまでですが、管球の個性は大切にしてあげたいのです。
個性的、先進的な動作条件が悪いとは申しませんが、小生は管球研究家ではなく、あくまで
管球愛好家なのです。
0636AC点火派NGNG
さあて、久しぶりにエールを送りましょうか。
上杉殿、覚悟はよろしいですか。是枝さんのアンプは並みの増幅器では
ありませんぞ。ゆめゆめ甘く見てかかることのなきよう、注意怠りなく
製作してくださいな。
時間をかけて、ていねいに、多少の失敗にめげずに、最後まで。
お金がかかるのは、ホンモノの証拠です。(くらいに思わなきゃ、続か
ない!) (w
0637めーかNGNG
AC点火派さん。わたしも低電圧大電流動作は嫌いです。カソードの能力
を考えると最大許容電流の70%以内で使いたいのです。レギュレータの
中古球を眺めるとゲッターはなんともないのにエミッションが出ない球が多い。
プレート損失だけ気にしてカソードの都合を考えないとなにか問題が出るようです。
0638ML4NGNG
AC点火派さん

丁寧な解説まことにありがとうございます。5回ほど読み返して、何となくわかってきました。
たぶんカソード電位の低い方からフィラメントが減っていくのですね。おそろしいことです。

ぜひともAC点火にしたい、でもPPは小生にとって、回路が理解できないこともさることながら、
贅沢すぎます。だって、出力管だけで、ステレオで4本、スペアを入れると8本必要です(小生、
スペア球の無いアンプは考えられません)。それは無理というもんです。

NFBにしてもにしても、逆相ハムの注入にしても、はたまた前段と出力段で打ち消すにしても、
逆相信号で打ち消す方法はとりたくありません、打ち消した分どこかでつけを払うことになります。
NFBでわかるように、かける量に応じて、音の生気(精気?)は確実に失われます。

結局、小細工はしたくない、調整箇所はハムバランサだけというのが理想です。あれなら、耳が
あれば調整できます。あと、電源トランスの容量の件をよろしくお願いいたします。
0639六億ワットNGNG
>>634さん、

 送信管が本来どういう動作をするように設計されているかを考えれば
分かるんですが、高圧かけて電流絞るB,C級用途の球に電流流したら、
本来の動作以上にヒーター(フィラメント)に無理強いさせることに
なるというわけです。プレート損失が安全圏内だからといって油断でき
ません。詳しく存じませんが801Aが短命といわれる所以もこのあたり
に原因があるのでは!?
0640上杉NGNG
AC点火派さん 応援ありがとうございます。
やはり並の増幅器じゃなかったんですね、だんだん不安増幅器になってきたりして(W
難しいほど出来たときの喜びも一塩って事で、ガンバロっと。
0641AC点火派NGNG
みなさん、貴重な意見をありがとうございます。
もし幸か不幸かこのスレがいっぱいになったら、次は「カソード保護を考えるスレ」
でも立てましょうか。(w
ML4さん、経済的な問題はたしかに、最大のかつ永遠の問題かもしれませんね。
PX25は欧州の名球です。大切につかってあげたいですね。
小生が直熱管のAC点火を尊重する主旨が、いくらかでも理解いただけたようで幸甚です。
残念ながらPX25Aのハムがどの程度なのか、聴いたことはないのですが、4Vだと
結構派手に出るような気がします。フィラメントは安泰でも、大変でしょうね。
しかし逆相ハム注入とNFBは、似ているようで、かなり違いますのでもう少し研究して
下さい。打ち消しという言葉に過剰反応されたのでしょうか?
逆相ハムは一切のループをつくらずに入力されています。ここは一般のNFBと全く
異なる点です。それでもいやだというなら、ムリにオススメしませんが、音の精気が
失われることはないと断言できます。「NFBと違うのです。」
出力信号のフィードバックではありませんからね。誤解なきよう。
理解せずに生理的に嫌うことは、あまりいいことではないですし。
PTの件は昼休みにでも書きます。では。
0642AC点火派NGNG
パワートランスは充分な容量の(良質な)ものからヒーター給電すると、意外とハムレベルが
下がることがあるそうです。(むろんゼロにはなりませんが)
是枝さんの考察・見解では、ヒーター巻線電流のひずみ成分が、影響しているのではないかとの
ことです。ゆえにヒータートランスを独立させるのが、もっとも理想的だとも仰っています。
PTを大きくするか(磁束密度を下げる)、ヒータートランスを追加するか。
これも残留ハムレベルを低下させる手段だそうです。
ノグチの120Mですか、せめて200〜300VAクラスのコアならば、という感じが
するのですがいかがでしょう。
0643@NGNG
ヒータートランスならノグチトランスから安いのが出てるね
0644上杉NGNG
ARUの材質構造がいくら探しても分からなかったので、思い切って是枝さんに聴いたところ、
写真付きでかなり丁寧に教えてくれました。
こんなに丁寧に教えてくれるとは、感謝感激です。
0645上杉NGNG
秋葉原に行ったついでに、ノグチトランスのぞいたら、
年内は無理かもと言ってたA-4006のチョークが来てました。
これでシャーシ以外全部揃いました。
ワクワクハラハラ
0646AC点火派NGNG
ハムノイズの低減のほかにも、直熱管ヒーターの独立トランスからの給電は、
効果があるように思います。あくまで聴感上の感覚なのですが、音場の見通し
がスッキリするような気がするのです。
これは我が家の2A3シングルでの実験ですが。
動作プロセスの明確化(こんな言葉があるだろうか)というか、なんとなく
気分がいいのも確かです。なんとも贅沢な3.5Wアンプですよね。(w
上杉殿、是枝さんにていねいに教えていただいて、よかったですね。
小生は是枝さんと会ったことも、メールのやりとりもしたことはないのですが、
なんとなくわかります。
尋ねる方に誠意があって、マジメというか本気の方ならば、きちんと回答して
くれるのでは、と思います。
ところで上杉殿、せっかく勉強したのですから、そのARUの話のサワリだけ
でも、ここで皆さんにご披露してくださいな。
ここはいやしくも、是枝さんの名がついたスレなのですし。(w
0647ML4NGNG
AC点火派さん

逆相ハム注入とNFBは、現象として違うことはわかります。でも逆相信号で打ち消すという
行為は同じではありませんか?これは趣味の問題ですので、これ以上はふれません。
電源トランスですが、以前はタンゴのMS250だったか、ぴったりのがあったのですが、今は
これくらいしか見当たりませんでした。ヒータートランスを追加することを検討します。
ありがとうございました。
もう一つ教えてください。スイッチon/off時の問題は、AC点火とダイオード整流のDC点火と
ではどうなんでしょうか?
0648名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
電源トランスなら特注という手もあります
特注って言ってもそんなに高いわけでもないです
以前 Rコアの専業の某社に特注で巻いてもらった
ことがありますが,メールで発注,宅配便でお届け
代金は銀行振込ですが,手間もほとんどかかりません
ほしい仕様のものにできるので,考える価値は
ありますよ
0649AC点火派NGNG
趣味の問題ですからね、イヤだと拒否されればもう何もいえませんが。
トランス結合のアンプを、実はあまり好きではない小生です。
何故ってそりゃNFBがかけられないからです。(w  音質もおおかた、
イントラに支配されてしまいますしね。
是枝さんがよく主張されることですが、「正しくNFBをかけること。」
これはよいアンプを作るために、避けて通れない重要なことだと思います。
別スレを見ましても、NFBの罪悪論のような書き込みも散見します。
過剰なNFBというのは、たしかに音を殺しますが、正しくかけられた
NFBは音のベールを剥ぎ取ってくれます。
まあ、これだけ云っても判ってくれないのでしょうけど。勝手になさいまし。

電源投入時の問題でも、DC点火は憂鬱な点があると思いますよ。
直熱のしかも出力管クラスになると、消費電流は1Aを超えます。
これはフィラメントの直流抵抗値が、ものすごく低いことを意味します。
しかも通電前の低温のフィラメントの抵抗値はさらに低いのです。
SW投入時にどっと流れるフィラメントラッシュは、あなどれません。
電流計をつないでモニターしたことはないですが、規格値の倍くらいは
流れると思います。
さてこのフィラメントラッシュの、AC/DC比較ですが、DC点火の場合、
徹底的なリップル排除のために、けた違いのケミコンがヒーター給電ラインに
挿入されているはずです。整流されてケミコンにいったんチャージされた
DCがいっきにフィラメントに流れ込む感じです。オーバーにいうとダムの
決壊のような(w まあフィラメントは丈夫ですけどね。
キットの中には、わざわざスロースタート設計にしたものもあるくらいです。
DC点火のラッシュは、定電流回路でもつけないと、過酷だといえます。
できれば1Ωくらいの保護抵抗も、入れてあげたいですね。セメントで
いいですから。
さてAC点火の方も、フィラメントの抵抗値などはいっしょなのですが、
DCほどのラッシュはないといえるでしょうね。それはトランスのヒーター
巻線が、フィラメントにつながっているからです。トランスの2じ巻線には
それなりのインピーダンス・交流抵抗値があるからです。
ラッシュに対しては、わずかでもCHに似た働きがあるでしょう。
DC点火はこの巻線抵抗すら、奪ってしまうのです。あなおそろしや。
わかっていただけましたか。
0650ML4NGNG
AC点火派さん、

わかりました。でもラッシュカレントの量からいうと、あまり容量の大きいトランスを
使うのも考えものだ、ということになるのでしょうか?
0651上杉NGNG
ARUですが金色のパンチングメタルに赤色の密度の濃いフェライトを合わせただけです。
写真を見るとARUの孔を細い柱で縦5当分に区切り真ん中の部分はフェライトが在りません。
しかし、是枝先生が言われるには「ARUはなくてもかまいませんむしろないほうがよいでしょう」
とのこと、ARUがあると低音があまり出ないそうです、ないほうが低域がのびのび鳴るとのことです。
ARUの大きな開口部に厚手のサランネットをそっと付ける程度が良いらしい。

ずっとどうしようかと考えていたんですが、目から鱗のようにほぼ解決です(^_^)
06526V6好きNGNG
高度なやり取りが続いていて、中々割り込めない。

自分もAC点火派氏と同じで出来るならばDC点火はしたくない。しかし現状は
2A3ならいざ知らず、6V管以上(300B、NL-50、VT-62、50等)
はAC点火では厳しいものがある。4Vパワー管は微妙なところか。
音も私見ではAC点火の躍動感:DC点火の精緻感と言う風情と思う。是枝説に
よれば801A(VT-62)のDC点火は300hと言うことだが、本当か。
前述の自分の801As(6V6GT3結+イントラ・増幅無し+801Aアンプ)
の場合は1000hは稼動していると思う。レスを読んで心配して、ストックの
新品球と比較して見たが、電流値も音も然程変化は見られなかった。やはり新球の
方が音の輪郭が立っているような気がするが、心理的な要素なのか事実なのかは
判断しかねた。

このアンプの場合は、7.5V端子を整流し、4700μx2の計9400μを挿入
している。少なからず多からずと言うところだろう。C間に0.1Ω5Wを電圧降下
とラッシュ防止(効果は不明)を兼ねて上下対象に計2個入れている。ここは片側
だけではなく、半分を両側に入れると先輩から聞いたのでしたがっている。

単純なDC点火に1Ωもの保護抵抗を入れるとなると、電圧降下が大き過ぎて
6.3V球は6.3V端子からは点火出来なくなる。7.5V端子があれば大丈夫だろうが
トランスの工面が大変だ。AC点火派氏の意見は3端子レギュレーター+保護抵抗
だろうから、間違えないように。この場合も6.3V端子では無理だろう。
06536V6好きNGNG
>652訂正 300Bは5V管。失礼。
0654ハムNGNG
逆相を注入してハムを消すなんて云っているのは、
やったことが無い証拠だね。低音が出ない昔のスピーカーなら
効果は少しはあるが(ロフチンの頃)。難しいし、
音がにごるので誰もやらなくなった。
球は生き物でゲインが変わると盛大にハムが出るので、いつも調整が必要。
0655六億ワットNGNG
>>654さん、

かつてのアンプには、電源からのリップル分を取り出し、 ホイートストン・ブリッジ
で分圧、さらにトランスを介してトランスの二次側を終段のグリッド側に入れて
打ち消しを行うものがある。しかしこれは電話用であって、現代オーディオに必要と
される帯域まで有効かは不明ですね。

AC点火さん、水を差すようですが、、
 私は奇をてらうことはせず、DC点火を行っています。ダイオードブリッジの後は
シンプルなRCフィルター回路を用いることが多い。現在のところこれで何の問題も
ありません。Rを入れればラッシュカレントは問題ないし、RCの過渡特性を
考えればこれでラッシュカレントは軽減されるはず。ダムが決壊するのでは
なく、まずは水がたまるわけです。

フィラメントの片減りも取り正されますが、定量化された話を聞いたことが
ありません。このあたり、私は片減りよりも球そのものの使い方(どれだけの時間
どのくらいのEp, Ipで使うか、放熱はどうするか、など)のほうが寿命に
効いてくると思います。是枝氏は、長く使った300Bのフリッカノイズから片減りを
指摘されていましたが、ソケット端子の経年変化など、球以外にもフリッカを出す
要因はあるのでは?と思います。このあたりの測定方法が明記されていないので
記事を鵜呑みにできないのが正直なところです。
0656めーかNGNG
60Hzのハム打ち消しは以前から例があったと思う。六億ワットさんの言うように
通信用途にあったしオーディオアンプでもあったと思う。直熱管では是枝さんも言われて
いるように電源周波数の倍になる。それを打ち消すのは氏のやり方しかないと思う。
ただDC点火がほんとうに悪いかどうかはよくわからないが。私の経験だが300B
をDC点火からAC点火に変更してみた際にとなりの部屋にいた嫁さんが今日は
よい音がするねと言われて驚いたことがある。私自身はあまり差がわからなかった。
ハムが増えていい印象ではなかったがとなりで聞くとそうだった。たしかに音の通りがよかった。
伊藤喜多男さんや浅野先生もけっしてDC点火にされなかったがなぜだろうか。
伊藤300Bシングルアンプの電源には隠された秘密があってハム打ち消し回路が入っている
とはM県在住のある方から聞いたことがあります。伊藤先生の弟子のひとりだそうです。
伊藤門下では知られたことだそうですから是枝さんもそのことは御存じでしょう。
あのプリアンプを作りあぐねている某氏の話ですが。
0657六億ワットNGNG
>>656めーかさん、

 点火方法の選択は音づくりの重要な部分ですね。ACとDCで違うという話は
ありますが、DCでも色々方法があります。どんな方法にせよ、それぞれ自分に
合った手法を選ぶのが良いと思います。勿論、トリタン球に定電流点火
のように、寿命を縮める組み合わせは御免ですが。
0658ノーハムNGNG
大平洋で3S4を買ってきて211で実験をしてみた。バランスボリウムの
問題さえ解決出来ればハムは確かに1/2以下になる。未だそのままだけど
不安定ではない。要は作り方か。このスレもだんだん面白くなってきた。
伊藤アンプのことはほんとか?神田の某店主の話だが無帰還だけどハムは少ないそうだ。
M先生あたりにきけばわかるだろうか。
0659名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
いやいやそれは598さんでしょう
0660AC点火派NGNG
なんだか議論になってしまいましたね。でもたまにはいいでしょう。
AC点火に目覚めてより、小生はシングルからpp指向になりました。ppを突き詰めて
行く過程で、今度はppの同相信号分やら、定インダクタンス型設計に興味が向きました。
すでにもう役目を終えつつある、とばかり思っていた真空管アンプの世界に、アナログ
増幅回路の奥の深さを垣間見ております。
フィラメント点火は趣味の問題かもしれません。もちろんDC点火をされる方がいても
構わないのです。AC/DC間に音質上の差はあるでしょうが、好きな方を選択すれば
よいことなのです。ここはやっぱりレス658のノーハム殿のように、実践される方の勝ち
だと思います。
AC点火を推奨される是枝さんの話でも、メーカーの規格や動作例の測定値も、DC点火で
されているようですし、AC点火が絶対てなワケではないでしょう。
0661AC点火派NGNG
このスレはなかなかうまいこと成長してますね。中味も濃いですし、いいことです。
このスレの最初の部分では、是枝さんや氏の製作するアンプの罵倒スレのよう
でしたが、どうやらそんな状態には至らずに済んでいます。
小生は是枝さんとは何の面識もなく、メールのやりとりすらしたことが
ありません。でも氏の製作記事は好きです。ていねいで貴重な検討結果を、公開
してくれる、ありがたさがあります。
いつぞやどこかで自分の作られたアンプは、そのときの自身そのものだとも発言
されていました。
小生がラ技の購読をはじめて、7年くらいになるでしょうか。最初、小生が
初心者時代に氏の記事を見たときは、なんて不親切な方だろうとさえ思って
おりました。だんだんわずかながらもスキルが上がるにつれ、その疑念は
晴れてゆきました。
氏は5、6年前でしょうか、一度大病をされています。糖尿病から併発した
脳梗塞で倒れられたのだそうです。
真空管アンプ大研究という、球王の前身にあたる本での座談会で、大病前
の氏の写真が拝見できます。あの頃はずいぶん恰幅もよかったようですが、
近年の球王でのポートレートでは、スマートになられました。(w
当初、手足にマヒがあったようですが、リハビリが管球アンプ製作だったとは
後で知りました。病後の大1作が、当時ラ技試の5万円台アンプという企画
の807シングルでした。それから出たのが、当スレの上杉さんが格闘されて
いる300Bシングルです。
氏はよく記事の中で強めの主張をしたり、断言したりしますが、それも
最近は氏の気持ちがわかるような気がします。われわれと同じように、興奮
されているのです。アンプ製作やその前の検討段階で、少なからず遭遇する
発見に。みなさんもそんなことはないですか?
ひとり言が長くなりました。最後に、小生が氏に親しみを覚えたキッカケは、
球王Vol.7の、くだんの300Bppアンプの製作記事のなかのこんな
一文です。ウィリアムソン構成のその300Bのカソードパスコンについて、
「このコンデンサーをはずすのは、少し勇気が要ります。」これを読んだ時、
ああ、わしらとおんなじじゃ、そう思ったものです。
いま外は猛吹雪です。休日ですので、遭難しないうちに帰宅します。
ではまた明日。
0662めーかNGNG
AC点火派さん。私も同感します。
06636V6好きNGNG
AC点火派さん、猛吹雪の中、転倒しないよう。気温も-10℃とかですか。

カソードのパスコンの有無とは話が変りますが・・・
電源部のコンデンサー及び出力段のカソードコンデンサー(パスコン)について。
よく、製作記事において、これらのコンデンサーは音決めの重要な部品であるから
良い物(ブランド銘柄多し)を投入ということになっている。

アンプはsアンプとppアンプがある。実際アンプを造って試行錯誤してみると
sアンプはCの銘柄(種類)により、音に変化が出るのが判りやすい。ただpp
アンプは自分ではその差がはっきりと判別出来ない。ppアンプは電流値の大きさ
もあってsアンプよりも大容量Cとなるケースも多い。ppアンプのこのCによる
差の無さは回路的なものか、容量的なものなのか。このようなことを解説したのを
残念ながら目にしていない。判る方がいたらお願いしたい。

耳とSPが悪いからだと言う結論があり得るが、遠慮なしで。
0664励磁NGNG
始めまして 励磁です
A級P-Pの 理論上の最大のメリットは 電源電流が変化しない事 と考えます。
よって 電源コンデンサーの影響が A級Sよりも少ない。
同じA級P-PでもSEPP(OTLや半導体)の場合いは アイドリング電流の2倍まで変化する可能性があります。
SEPPでもBTLにすると 電流変化はありません。
ここら辺の事は 氏家さんが非常に 拘っていました。
カソードコンデンサーも 分離なのか共通なのかで 上記と同じ現象になります。
6V6好きさんの6V6P-Pは 共通方式なのでは?

結論  6V6好きさんの耳とSPは 非常に優秀です。
0665名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>6V6好きさん
シングルアンプではコンデンサーが信号経路の一部ですから音の変化は当然です。
プッシュプルのA級およびAB1級の小出力範囲は「打ち消し合い」と電流変化が少ない
ために、信号がコンデンサーを通らず、その影響は少ないはずです。よってシングル
アンプほどコンデンサーの影響は受けないのでしょう。もちろん2球のバランスが
きっちり取れている場合の話です。6V6さんの言われるのは当然ですが雑誌のライター
は、コンデンサーはさほど違いが出ませんとは書きませんから。
0666AC点火派NGNG
励磁さんも665さんもお詳しい、しかも説得力がある。
お二方の云うことがそのままだと思います。
雑誌に掲載されるウィリアムソン「型」アンプと違い、D.T.ウイリアムソン氏の
発表された「原器」には、カソードバイパスコンデンサーは付いていません。
これが正しい姿なのだと、小生も思います。しかしこの方法が成立するのは、出力段が
理想的なpp動作をする時のみです。ウイリアムソンアンプの出力段に入っているあの
バランス回路がそれをものがたっています。
現実には難しいことです。しかしながら救済する手段として、定インダクタンス型OPT
をつかえば、不平衡問題から回避することができ、パスコンを省略することが出来ます。
こんなこともあって小生、最近はpp回路ばかり考えておりますが、シングルとて固定
バイアスにすれば、パスコンに悩まずに済みます。ただグリッド抵抗値は制限されて
しまいますが。ここで切りましょう。
また、書きます。
0667AC点火派NGNG
さてと昼休み、外は大雪です、昨日から。きっとなお殿も同じ雪景色をみているのでしょう。
カソードパスコンについては今朝書いたとおりですが、電源部のケミコンもまた同様の
問題を抱えていますね。シングル構成の出力段は、楽音信号が電源部に還流します。
シングル構成の電源部は、贅沢に組まねばならないと言うのは本当です。とくに低内部
抵抗の3極管では重要です。(ppはいいかげんでいい、というのではありません。)
いわば電源部の広帯域化を、考慮しなければならないのですから。
電源部のケミコンを、オイルコンやフィルムコンに変更する、というのはその最たる
ものではないでしょうか。たしか以前も書きましたが、この意味で電源部のCHは、
大変重要なシゴトをしています。電源への信号還流に対して、阻止する役目も負って
いるのです。CHのシゴトはリップルの低減だけではないのです。
3極管のシングルは、電源CHで音が変わりますしね。
また、電源部は適度な内部抵抗を持つことも大事です。
整流管整流の方が好ましい音がする、という人たちがいますが、ダイオードのノイズ
ばかりでなく、整流管の内部抵抗というのも影響しているのではないか、と考えている
AC点火派です。1回切って昼食にします。
0668AC点火派NGNG
べつにシングルアンプの悪口を言ってるわけじゃないですから、その辺は
よろしくお願いしますね。
年末ゆえ、小生も何かと気ぜわしくやってます。忙しいゆえ、何か建設的な
問題提起なり、意見なりを希望します。
ちょっと下がっても、しばらく放置するかもしれません。呼ばれればでますが、
ただ出て来いと言うだけではね・・・すいません。
では。
06696V6好きNGNG
664励磁さん
早速の回答感謝。電流値が変化しないために、コンデンサー固有の音が出にくい。
成る程、非常に判りやすい。

665名無しさん
sアンプは信号経路となるがAppでは信号経路ではない。そうでしたか。であれば
コンデンサーの固有の音が出にくい。

両人ともかなりの有識者と見受けられました。またお願いします。

AC点火派さん
3極sは確かにCでの変化は大きいと感じます。フィルムCは段突にリップル低下作用
は一番だが、音色としては好みの問題もありケースバイケースでしょう。と言うよりも
3極ST管だと、時代性の考慮と見栄え的にナットロック式のオイルCか、角ケースの
オイルCを立ててしまう。電解Cはチューブラーで内蔵となります。

前にラジオデパートの3FのS電機でブルースターなる電解ブロックCが置いてあって
小型で安く重宝した。掘り出し物を見つけたら即買いだ。ガード下の某店では倍電圧用
(250V耐圧)のニチコン・ハイリップル・ブロックCが@500円だったので、数
本買ったが次回行った時にはもう無かった。残念。
0670なおNGNG
>667
すごいゆきですねぇ。出歩くのが鬱になってしまいます。

さて、k式も昔、電池アンプを導入して以来、整流管を導入したり
と、電源の内部抵抗にこだわってないようです。低いばかりが良い
わけではない、と。最近使われている球regも、リップルがどうにか
取れれば良い程度のもので、以前の超低インピーダンス電源、といった
路線からは決別してます。方式は違えど、得たい傾向は一緒なの
でしょうかねぇ。

あ、K式と整流管の話は、ぶり返すと面倒なのでsage
0671AC点火派NGNG
さみしいので少し書きますか。
北海道地方とくに札幌周辺は、大豪雪となりました。昨夜大きめの雹が降ったところも
あるくらい、つまり上空には積乱雲があるわけで、夏の集中豪雨が雪に化けるとこんな
すごいことになるわけです。
こうなると歩くというより、雪の中を漕ぐといったほうがいいでしょう。
今朝は4時半から家の前の除雪です。(腰が・・・
さて、コンデンサーの話が続いてますね。どうしてもケミコンのお世話にならなければ
いけないときがあるのも事実です。
以前球王で是枝さんが、KT88のQUADU型アンプの製作記事の中で、「ケミコンは
同電圧、同容量の場合、外形が大きいものの方が音質がよい、これは不変の真理だ。」
と述べられています。小生もそう思います。おそらく箔のエッチングの関係から、そう
述べられたのだと思います。論争必至の話題ですが、皆さんはどう思われるでしょう。
チューブラーをシャーシ内蔵というのもいいですが、デカップリング用途などでブロック
型をつかわざるを得ない場合もあるはずでは、と思うのですが。
0672めーかNGNG
AC点火派様ならびになお様、大雪お見舞い申し上げます。先ほどテレビで見て
札幌の様子に仰天しました。私は雪が好きですが雪にたいするおもいはまた全然
異なるのでしょう。綺麗だとか美しいとかは雪害に関係ない地域の人間の勝手な
想いなのかも知れません。千葉はめったに降りませんから。
0673AC点火派NGNG
まあ、ホントにすごいですね、全国版のニュースに出るくらいの記録的豪雪ですから、
今朝も5時前、日の出前の暗い時間より、家の前の除雪(通称雪かき)にいそしんで
おりました。いよいよ腰が・・・アタタ   という感じです。冬ですから道民として
ある程度は仕方ないのだけれど、少しインターバルが欲しいです。

さて、こうなりますと家全体が吸音材で覆われたようなもので、風がやみますと静寂
そのものです。できればこういう環境で、機器のS/N比を問いたいものです。
ある程度のパワーというものは必要でしょうが、無信号時に音を発するキカイは、ここ
ではシャレになりません。北海道の住宅ですから、エアコンなんてついてませんし。
皆さんのお宅の機器は静かですか?
ウチのキカイは文字通りAC点火ですが、いたって静かです。
アースはしっかりと、球は選別し、ケミコンは新しく、等々といったトコでしょうか。
06746V6好きNGNG
AC点火派さん 札幌TVで見ました。凄い大雪です。史上最高とか。寒さの中で
の苦労があればこそ、風呂も楽しいし晩酌も美味いと思う。

自分がアンプを組む際はブロックCをシャーシーに立てるか、チューブラーを内蔵
するかは音のためではなくて、構成美・造形美から考えている邪道モデラーだ。只
TRアンプと違い球アンプは見て楽しむ部分も大きいから肝心なところだ。

MT管アンプには基本的にはブロックCは立てない。35mm径の物を立ている
のを見かけるが御免だ。主従逆転する。どうしてもの場合は25mm径7cmの
ニッケミが良い。
GT管アンプに一番合うのは米国製のプラグ・イン型の25mmおよび30mm径の
6.5cm。高さもぴったり。これも35mm径になるとイマイチの感が残る。
ST14管であれば35mm径でOK。マロリーの9cmや国産の10cmが使える。
ST16管以上になると12cmの円筒、角ケースオイルCしかない。ケミコンで
あればWE(KSナンバー)の12cmがある。

米国製はさすがと言うか球の大きさにCの高さが合っている。ST16型にはオイル
Cが計ったみたいに高さがマッチするし、GT管のプラグ・イン型も然り。ただし、
これらは新品はなく、古いストック品だから性能には疑問符が付く。自分としては
ハムが出なけりゃ良いという短絡振りだし、チョーク後の大容量Cの場合はニッケミ
のチューブラーでお茶を濁している。昔の物とくらべれば体積が半分で収めやすい。
巷で聞くBGやニチコンG、セラファイン等の差は同一アンプで比較したことが無い。
ppアンプでニッケミの一般品と旧ニッケミ透明スリーブ、エルナーセラファイン、
ルビコン一般品、某ブルースター、マロリー、スプラグは替えてみたが一聴で判る
ものではなかった。最低1週間づつ聴込まなければ自分の耳では判別不能だろう。
0675AC点火派NGNG
なあるほど、というかほぼ予想通りの6V6好き殿のレスでした。(w
みため重視は大いに結構だと思います。MT管の場合、たしかにブロック型は無粋かも
しれません。ついでに云うともちろんダイオード整流がお似合いだと考えます。
整流管をもってくるのは、GT管アンプということになりましょうか。
変則的な手段としては、WE412AというMT管の整流管があります。
こやつはホントにかわいいくせに、能力はあなどれません。しかも起動に35秒ほどかかる
強力なカソードです。
まあ大抵は経済的な理由から、Di整流になりますが。(w
CH後の大容量Cもニチケミのチューブラーですか。インプットCにはATOMの500V
10μ〜20μを多用しますが、CH後はブロック型をあてがうことが多いAC点火派です。
06766V6好きNGNG
AC点火派さま
早速のレスTanks。流石にレス内容は見抜かれていました。

インプットCのATOM(青)は600V20μのチューブラーも有ります。
これは2段積みしなくてもVT62に使えるから重宝する。自分のVT62
sアンプはガス入りタンガーなのでスプラグの1000V4μオイルC。

上記ATOMはデカイ。25mmの10cm。ブロックでないのが不思議だ。
スプラグもマロリーもチューブラーは体積が大きい。国産は皆な小型だから、
35mm厚のシャーシーに格納できる。シャーシーも40mmまでが好みだ。
WEの黄色のペイントは格好良いね。レイセオンの黄色や赤ペイントも良いが
どう見ても東芝製の球があった。最盛期は日本からの輸入に頼っていたのかも
しれない。まさか秋葉原の店がブランド捏造したわけじゃないでしょうが。
0677名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
どうにか終業時間にたどり着きました。そういえば雪もやんだようです。
ところが予報では、明日は雨が降るというハナシで、こりゃもうとんでもないことです。
もし雨が降って、それが夜間の低温で凍結すると、ことによると地獄絵図になるかも
しれません。雪もいやだけど、リンクまがいの凍結路面はもっといやであります。

WEのイエローエナメルはいいですね。でも東芝電子管にもいい雰囲気がありますね。
MT管ももいいけれど、GT管、6V6や6GA4は、中の作りがかの黒川先生もいう
ようにいかにも手先の器用な日本人が作ったという感じがします。
NEC以前のWE直系の、日本電気製真空管はみたことがありますか。
あれもなかなかいいものです。もっともWE製より入手は難しいですが。(w
0678名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
そういやベテランの6V6好き殿ならご存じだと思いますが、以前太平洋の
羽竜鉄一翁と雑談した際、「カンマツ」の話題で盛り上がりました。
いわゆる「神田マツダの転がし球」です。
さすがにカンマツはもうないですが、(あったら逆に貴重かも)最近あらての
コロガシ球が出ているそうです。
ここをごらんのみなさまは、いずれも目利きばかりでしょうから、まがい物
をつかまされることは皆無でしょうが、お気をつけくださいませ。
0679名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
太平洋で買えば大丈夫なのか?
06806V6好きNGNG
雨が降ったあとの凍結路のアイスバーンは大変だ。ABSも形無しでしょう。圧雪
ならまだ良いが。>リンクまがいと言うのはネットリンクでは無くてアイスリンク
のことでしょうw。品川プリンスでの伊藤みどりアイスショーだ。

マツダから東芝になった全盛期の球は世界的にも素晴らしい。言われるようにV6
GT、6G-A4あたりは特に良い。精密機械だ。シーメンスのビーム管やメッシュ
送信管の造りにも劣らない。整流の5Y3、5AR4然り。ゲッターが厚過ぎて、
空気抜きした時にゲッター膜が引っ張られたのか窪んでいる程だ。

NECも日本電気と新日本電気がある。V6に関しては製作時期による。手持ちには
5種あるが恐らくトータルでは10種ぐらい作っているのではないだろうか。
クリア球ではゲッター基部がブリキ板、四角枠、リング型があるし、黒球も2種持って
いる。ベースへのグリーン接着剤の中期物は玉に傷だ。時期的には50年代がクリア
球の下部ゲッター。60年代に入ると黒球の下部ゲッター。後期はクリア球でボタン
ステムに変更になって頭頂部のリングゲッターになる。後期のクリア球の物はWE
同様(提携)ガラス壁面にイエローのプリントであり、プレートが楕円ではなく、F6
の様に丸型だ。
NEC後期のST16型の整流管通信用の茶ベースはマツダ〜東芝以上の出来映えだ。
勿論茶ベースで、昭和40年代製造の最後期と思うが世界最高かもしれない。下部の
リング型Wゲッター。5R4-GYA。

6V6GTについて書くと国産もマツダ・東芝以下数社に渡り、長くなるので又の機会
にする。
0681AC点火派NGNG
さすが、球の美しさの話になると、6V6好き殿の独壇場ですね。
そうです、これがうかがいたかったのです。旧管マンセーの話もたまにはいいのでは
ないかと思います。
6V6という球、今の時代から知らない世代からすれば、「何だあんなチンケな球」
となるのでしょうが、小生思うに我が国では名球の称号を与えてもいいのでは、と
思う次第です。正直、故長岡氏他の口伝になってしまいますが、歴史がありますから。
戦後日本のオーディオ黎明期、ステレオサウンドの創刊遙か前、ステレオLP登場以前
の話です。今はもう死語になった言葉で、レシーバーというコンポーネントがありました。
これはチューナー付きプリメインアンプのことです。我が国ではトライアンプといって
いました。おそらくトリオあたりの造語ではないかと思います。
これが初めて商品化されたアンプでしょう。もっとも当初は完成品としてではなく、
シャーシ付きのパーツキットだったそうですが。そのトライアンプの出力段は、なかば伝説
めいたように6V6のppだったそうです。これは6BQ5が一般化されるまで、ずっと
続いたそうな。当時はオールマイティ管だったのでしょう。ドライブは楽ですし、OPT
の質を問わない良さもあったのでしょうね。
当スレの是枝さんをはじめ、故浅野氏も愛好されたと聞きます。
一言でいうのはキケンですが、素性のいい管球といえるのではないでしょうか。
たまには懐古的な話もいいものです。ちなみに小生、まだ50代には手が届いておりません
ので、お間違いなきよう。この球は6V6好き殿がされるように、雰囲気重視型のOPTを
使うのがいいかもしれません。近年のワイドレンジ低ひずみでは、個性が出しにくいかも。
ただ、「古き革袋に新しき酒」ではありませんが、異質な感じがする組み合わせも、
またいいものがありますから、タンゴからXE45でも再発されれば、これでやってみたい
とも思うAC点火派であります。
会社PCが不調のため、代替機から書き込みましたら、HNを忘れてしまいました。
おわかりでしょうが、レス677,678は小生です。ではまた昼にでも。
0682AC点火派NGNG
いやー、えらいことです。ホントに雨が降ってます。
予報が当たれば、この雨は夜半からまた雪に変わるそうで、ああ・・・。
今年は、いや近年天気がおかしいような気がするなあ。まあいいか。

ところで日本電気、新日本電気、NECの話が出ましたので、その話を。
6V6好き殿は、きっと持っているのじゃないかと思いますが、6R−P15を知りませんか?
小生は現物を拝見したことがありません。
06836V6好きNGNG
手持ちに古い6R-P15が2本ある。'50年代に入ってフィリップス
がEL84(6BQ5)を開発・発売して、提携の松下が国産化した。
東芝が対抗して発表した物が6R-P15だった筈。類似管ではあるが。
結局東芝も6BQ5を作ったので、6R-P15はあまりメジャーには
ならなかったのではないか。もしくはTV用途だったのか。マツダの
スタンプが押してあるから、'60年以前の開発ではないだろうか。
7189の方が後発と思う。案外、東芝初期のQ5はP15の流用
だった可能性も考えられる(憶測) 尚Hi-Fiのプリントは有る。
東芝開発のJIS名で6はヒーター電圧。RはMT9ピン。Pは5極
の意味の筈。NECの6R-A8のAは3極。BならビームでKは整流。
0684素人NGNG
>トリタン球に定電流点火のように、寿命を縮める組み合わせは御免ですが。
>>657 六億ワットさん
もう少し詳しく解説してください。
0685AC点火派NGNG
やっぱり、所有していたんですね、さすが6V6好き殿だなあ。
6R−P15は、6BQ5の高性能版のように解釈していたのですが、
そうではないという人もいますし、実際のところどうなんでしょうか。
こうなると7C5さんなのかな。(w
発表時の動作例が、Q5より大きかったような気がするんですが、この辺
もう少し詳しく調べてみます。
0686aoNGNG
>>AC点火派さん
私はラ技では氏家高明さんのファンでした。SアンプのOPTの直流磁化の防止策やPPアンプのOPTの交流信号の分離策など、実に独創的な提案をされていたと思います。配線技術も見事でしたし。
しかし、氏家さんの制作記事はもう1年以上もラ技には掲載されていませんね。また、氏家さん主宰(?)の銀河技研の広告もラ技に掲載されなくなったし、ラ技サービス部での取り扱いもなくなったようですね。
徳島に行かれたとのことですが、銀河技研のスピーカはお聞きになりましたか?
また、AC点火派さん自身はどんなスピーカを使用されていますか?
0687AC点火派NGNG
aoさん、どうもはじめまして、AC点火派と申します。
小生も氏家さんのファンです。氏のアンプはすごいですね、考えることも
工作技術も一流だと思います。デザインも凝ってますし。
氏のかかわった徳島のジャズバーFullHouseで、そのスピーカーは聴きました。
ツィーター、ウーハー別々に、天井からワイヤー吊りでセットされてましたね。
音の表現は難しいのですが、一言でいうなら曖昧さのない、スピード感のある
音といえますか。速度型のスピーカーとかで、さすがにAXIOM80にはまった
経験のある、氏家さんならではの音といえますか。
氏の製作記事がラ技誌で見られないのは、本当に残念です。
いつかは復活してくれると、願ってやまないAC点火派です。
飽きっぽい性格だそうですから、いずれは戻ってくるかも。
(昨年は、徳島ラーメンの旗揚げに尽力されていたそうです。)

小生はそんなにすごいスピーカーを使ってません。
LE−8THをタテマツの100LのTS箱に入れたものです。
広域にホーンツィーターを6dBで足して、能率はトランス式ATTであわせて
います。アンプは人に自慢できるくらいに、格好良くしてますが、スピーカー
のほうは塗装さえしておらず、野暮ったいまんまです。
音はなかなかいいんですけどね。
前面バッフルが4cm厚もあるカエデの集成材ですから、箱なりがあまりせず、
ソリッドな感じで、よその8Tと雰囲気が違います。
ホントはタンノイのターンベリーHE75が欲しくて欲しくて・・・。
でも、この不景気では、ちょっと。
0688六億ワットNGNG
>>684 素人さん、

 オームの法則で考えてみれば分かるんですが、
細いフィラメントが高温でどんどん細くなっていく(つまり抵抗値が上がる)
ときに、電流を固定した場合と電圧を固定した場合で、フィラメントが消費
する電力(つまり熱量)がどう変化するか?ということなんです。
06896V6好きNGNG
素人さん
自分は解説出来ませんが素人さん同様悩む場合もある。AC点火かDC点火か。または
定電圧か定電流か。決定的な優劣はないから未だ各製作例があるんでしょう。ケース・
バイ・ケースでしょうか。球を一生使うつもりなのか、スペアを数組も持っているのか。
聴く環境、ジャンル。SPの能率、最大音圧等などから考慮して自分に合った物をやって
みるのが良いですね。多少のハムには目をつぶって、音のヌケ、躍動感を取るのか、SN
比を重視して精緻な雰囲気の方が良いのか。300Bもヒーター中点から点火してるから、
片光りは気分的に良くないが、大らかに行きましょう(w

AC点火派さん
東芝のハンドブックを見てみたら、規格ではQ5が17W。P15が18W出力。誤差程度。
松下に対抗したのであればQ5より低くは出せないね。ただし7189Aが24Wだから、
さほど大事がられた球ではないだろう。6G-A4や6R-A8は探す人が多いがP15は
話題に乏しい気がする。6BQ5ほどメーカーによってプレート形状が違う球はないが、
全盛期のQ5はプレート形状違いはあれど、東芝も松下もリングゲッターのみですっきり
している。マツダのP15はグリッドに放熱板(フィンと言うのかラジエターと言うのか)
が付いている。誰か東芝の初期のQ5を持っている方がいれば、同様に付いあるかどうか
見てもらいたい。
0690AC点火派NGNG
6V6好きさん、早速のレスありがとうございます。
6RP15はQ5と同等ですか、確かに確認してみるとヒーター電力が一緒でからね。
どういう存在価値、あるいは開発意図があったのかと思いましたが、レス683のように
対抗品だったのかもしれませんね。
放熱フィン付きというのは、よく見かけます。
MT9Pは熱的に無理がたたる構造ですから、仕方ないのかもしれません。
強力なカソード、高いプレート電圧でどんどん能力は向上しますが、あの細いガラス
管の中では、熱の輻射は限界が見えていますから。
かわいそうな代表は6R−A8ですかね。あの大きさで2A3と同等というねらいですが。
短命なのが多かったと思います。器量ってありますわ。
寿命が短いくらいならまだしも、熱暴走・昇天はいただけません。
0691AC点火派NGNG
明日は休日ですが、小生は職業上の理由で休日の当番に当たっております。
温室管理の当番なもので、これで化学屋を名乗るのですから、素性がばれますね。
まあ、その話はさておいて。
このスレで小生は、ずいぶんとppアンプびいきの発言を繰り返しました。
しかし世の中にはもちろん、シングル構成を尊ばれる方もいらっしゃいます。
シングルアンプのよさについて、ひろく意見を求めたいと思います。
半導体では構成できない、真空管だけの世界でもあります。
たしかにシンフォニーの再生には向いてませんが、故宍戸先生ではありませんが、人の声
の再生には長けていると思います。原理上豊かな低域を要求すると、OPTが巨大化
しますが、むしろその方向に向かうのは、野暮かとも思います。
小生の宅にはシングルは2A3のみですが、ジェシー・ノーマンのアベマリアを聴く時は、
この小出力シングルの方が勝っております。バックで鳴っているパイプオルガンは、
WE300Bppの圧勝ですが。(w
ppでは位相反転段の違いが、音質を変えます。これが省略されるだけでもありがたい
ことなのかもしれません。そのかわり、コンデンサーの話でもふれましたが、カソード
パスコンや電源部のCなど、パーツの音質がもろに反映されるのがシングルアンプでは
ないでしょうか。(理由は665殿が解説してくれました。)
みなさんのお宅では、どんなシングルアンプが鳴っていますか。
069245大好きNGNG
はい、シングルアンプ使ってます。出力管は45で。もちろん無帰還。
構成は27−27−45、整流管は80。OPTはタムラのアモルファス。
半年前まではオール茄子管で聴いていました。
コンデンサーはBGの無極性のものを超電解接続(要するに+と−を
互い違いにパラにしてる)です。
一番の特長は音の立ち上がり、立ち下がりが低中高音域でそろってること
でしょうか。だから拍子抜けするほどあっさりした音です。音がバラバラに
出てくることはありません(これがバラバラだといろんな音が聴こえて、
情報量が多いと錯覚するんですよね)。店頭効果ゼロの音です。
06936V6好きNGNG
45大好きさん
27−45とはかなりの兵者ですね。227はメッシュですか。3極一本では45を
振りきれないだろうから、今考えるとすれば5極の6SJ7か6267、もしくは複合
の6AN8あたりを持って来たいところだが、27−27とは流石です。ナスは雰囲気
も最高だ。やはり球の年代を合わせたいからね。アモルファスですっきりした良い音で
しょう。無極性Cの超電解接続と言うのは知らなかった。その辺をもう少し詳しくお願
いしたい。

AC点火派さん
友人に6R-P15を当たってみたら、数年前に秋葉のクラシック・コンポーネントと
いう店で売っていたとの情報。今あるかどうかは不確認だが。なんでも外国ブランドで
@1500〜2000円ぐらいだったとか。中身は東芝製なのか、日本向けにQ5に
プリントしたのかは判らない。東芝製なら面白いね。
0694AC点火派NGNG
なんとまあすごいお方が登場しました。45シングルですか、やられたなあ。
想像するに繊細の極致を極めたような音なんでしょうね。参りましたね。
27−27−80ですか、それに80。
しかもタムラの5000シリーズを使うとは、判っていらっしゃいます。その意図はよーく
わかるような気がします。
そのアンプにAXIOM80をつないでみたいものです。
シングルアンプはppとは別の宇宙に存在するもの、とは黒川先生の受け売りですが、
そんな気もしてきました。
45大好きさん、その機械でどんな音楽をお聴きですか。差し支えなければ教えて下さい。
069545大好きNGNG
6V6好きさん
手持ちの227はほとんどメッシュです。わずかにST管と全く同じ電極構造
のもあります。おっしゃるほどの兵者ではないですよ。浅野翁の「魅惑の・・
・」に紹介されているCR結合型シングルアンプに倣ったものです。とはいえ、
Cの容量はフィルターもカソードパスコンもカップリングもデカップリングも
現代風に(むやみと)増強してますが。先の書き込みで云い忘れましたが、整
流管直後のCは15μF程度のフィルムコンです。できればπフィルターを2
段にしたいのですがスペースがありません。

これとは別にもう1台45シングルアンプを作ってます。構成は12BZ7の
μフォロアー+45というものです。これも特性はなかなかなんですけどねえ。
OPTが違うので音はかなり違います。

無極性Cの超電解接続については、
http://www.blackgate.jp/japan1.htm
を参照して下さい。この電解コンは通常の極性表示法で巻き始めと巻き終わり
を表示してます。ですから互い違いにすることで内部インダクタンスを打ち消
し、高域共振を消滅させると云うのがうたい文句です。

数年前に作って以来ずっとオール茄子管で聴いていたのですが、茄子管のボケ
味がちょっと耳に付くようになったので(なにしろ70年ぐらい前の球ですか
らねえ)現在はST管のよりすっきりした音を愛でてます。
0696AC点火派NGNG
うーむ、確かに。
45は故浅野氏が愛好されたことが、あまりにも有名ですからね。
出力を欲張らなければ、いい球だと思います。ナス管も楽しめるし。
ヒーターが2.5Vというのも、くすぐられる部分だなあ。
小生は2A3でいいです。(w
069745大好きNGNG
AC点火派さん
最初に作ったキット6BQ5シングルアンプから迷うことなく次に選んだのが
45です。以来数台作りましたが、すっかり45の虜になってしまいました。
アメリカではこの球はオーディオと云うよりラジオ球なんですよね。でも清純
にして可憐、派手さはないけどほんとに良い音のする球です。

このアンプの最初の音出しの時のあっけにとられた驚きは今でも覚えています。
澄み切った中高音、締まった低音。良い悪いを判断する前に「なんじゃこれは
〜」と云うのが第一印象でした。アモルファスコアといえば佐久間さんが大先
輩ですが、以前お話しした時「アモルファストランスは低域が引き締まる」と
のコメントをもらって我が意を得た思いでした。

AXIOM80は高いし大きいしあきらめてます。現用のSPはロクハンベー
スですが能率が98dB/Wと高能率なので出力不足に悩むことはありません。

普段聴いているのはジャズが多いですね。それも昔のやつ。他のアンプと比べ
るとこの45シングルで聴く時が一番プレーヤーがやる気を出して演奏してい
るように聴こえます。ホーンセクションとリズムセクションの緊密な連係が手
に取るように分かります。ちょっと自慢し過ぎかな?ごめんなさい。
0698AC点火派NGNG
いやいや、正直な感想をありがとうございます。
98dB/w/mなら、45シングルが生かせますね。おみそれしました。
ロクハンベースとは、これはまたいい。大きなウーファーはたとえ高能率でも似合い
ませんね。反応のはやさを楽しむのが、そのアンプの活用法でしょうから、これは大正解
ではないかと思います。
45もアモルファスコアもどちらも透明感というか、繊細な中高域がウリですから、
これがお気に入りならベストの選択でしょう。
想像するに、案外ワイドレンジ風の音がするのではないでしょうか。
06996V6好きNGNG
45大好きさん
BGのページ有難うございました。Cの技術はまだ発展している。
ラジアル、アキシャル、2タイプ欲しいところだ。茄子管は古い為
取り扱い慎重。300B(A)含め古典球は後期型と比べて、真空
度の違いも音の差となって出ると言う。高真空の方が音が硬い(すっ
きり)。45は球もST14で小柄で作り易い。SP感度が98dB
であれば2Wでもかなりの音量だ。自分の801Asも出力的には似
たようなものだ。高能率10インチと相俟ってスピード感ある音が
バンバン飛び出して来る。もっとも6V6でパワードライブした後に、
トランスドライブで低インピ駆動しているから、歪率無視なら3W
どころか10W近くまで行っているかもしれないが。

AC点火派さん
45も2A3もWHが開発してRCAが販売した球だろう。規格的には
45を2封入したのが2A3と言っても大間違いでは無い筈。ただし
パラ駆動の為2A3は繊細感を持ちながら図太さも出る。その辺がジャ
ンルにとらわれず、JAZZファン達にも好まれる要素ではないか。
逆パターンに6BX7−6G-A4がある。また、大出力ppアンプの
ドライバーに使われる12BH7Aと言う双3極があるが、これでパワー
アンプを組んだことがある。流石に1球でppはキツイのでパラppに
した。チャンネルあたり6AN8〜BH7Ax2の3球。これで6Wの
出力が取れてダンピングの良い音がした。最近この手の製作記はあるだ
ろうか。この不景気にはぴったりのユニクロ的3極管アンプだ(w
0700AC点火派NGNG
そうですね、トランスドライブは時々うれしいほうに化けてくれる楽しみもありますね。
送信管は、グリッドを+領域まで振り込まないとおいしくないですから、イントラは
うってつけかもしれません。グリッド電流も気にせずに済み、この点からも球のロング
ライフ化に貢献します。(この点はグリッドチョークも一緒です。)
12BH7Aのppですか、作りたくなりますね。
それにしても高感度のスピーカー、欲しいですね。不景気のついでに省エネ、変換器は
やっぱり高能率のがいいと思います。
小出力信号を音にできずに、なにが高忠実度だというのでしょう。
0701AC点火派NGNG
そういえばラ技の新年号を見ましたら、新氏が6AQ5のppを製作してましたね。
何でも電蓄の音をめざしたとか書いてましたが。
6V6好き殿は6AQ5はやりましたか?やっぱりかわいいのは6V6の方
だと思うんですが、小生はなんか弱そうな気がして、手を出しておりません。(w
07026V6好きNGNG
6AQ5ppは眼前机上で日々稼動中です。TELが鳴った時にすぐボリュームを
落とせる位置。CDPはケンウッドのポータブルからのLINE入力。プリ無しの
ダイレクトなので、アンプのNFは程々にして感度を上げている。きっちりした音
で気に入っている。

電蓄の音を狙うのなら6AQ5ではなくて6AR5と思うがいかがだろう。昔の球
総合アンプ(トリオ名トライアンプ)は各社から出ていた。廃棄されたアンプを見
つければ、トランス類はすべて拝借しておいた。大部分が6BM8ppであった為、
電源トランスは200V前後x2の両派用か80V前後端子の倍電圧用が殆どだ。
総合アンプなので容量は180〜220mAで十分取れるのだが、如何せんB電圧
が低く250V球の使用が限度。そうなると浮上するのが6AQ5と言う訳だ。
6V6譲りの素性の良さと小振りながら10Wの出力の実力はもっと認められても
良いと思う。ただバブルを経験し300Bが当たり前の今では、こんな小っこい
吹けば飛ぶような球は見向きされないのかな。元々日本では6AQ5はあまり実績
がないから仕方がない。どちらかと言えば6AR5が使われたからね。6AQ5は
6BQ5より高かかったし、6AR5は安かった。
070345大好きNGNG
AC点火派さんに過分なお言葉を戴いてうれしいやら恥ずかしいやら、です。
でも他にシングルアンプ派からのレスがつかないのはさびしいですね。

私としてはPPアンプのあのパノラミックに広がる音場がどうも嘘臭くて(W、
好きになれないのです。差動回路のPPはその点シングルアンプのような音が
出ると思うのですがこっちは音がなんだかきれいすぎる印象があるし。

とはいえPPアンプも作ってみたいとは思っています。出力管は45か、奇し
くも話題になってる6BQ5か6AQ5。信号ループに電解コンが入るのを嫌っ
てA級にしたいと思っていますが1次8〜10KΩのOPTってなかなかない
んですよね。
0704名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
わしの回りにもシングルアンプ絶賛ガキじじいがいる、自分が好きならそれで良いのだが、
まわり人間にシングルが良いシングルが良いと連呼してうるさくてかなわん。
プッシュプルもシングルも両方好きだ。そのときの気分と曲目で使い分けている。
45大好きさんのことを貶しているのではない、45大好きさんは自分のスタイルを確立していると
思うので、それはそれで良いと思う。
ただ、わしのまわりに小うるさいガキじじいが居るのを思い出しただけだ。
自分の趣味を押しつけるなクソガキ。
たんなる愚痴でした スマソ
070545大好きNGNG
んじゃ、シングルかプッシュプルかの神学論争に軽いお笑いを、

http://www.ne.jp/asahi/solanon/non/audio/audio18.html

をのぞいてみてください。最後の方のどんでん返しが笑えます。
0706マヂック愛NGNG
トランスドライブ大好き人間です。球は300Bと50のシングル、両用
アンプですが、現在解体して冬休みに作り直す予定です。イントラは
UTCをクラーフ結合で使っていましたが、もうちょっと中低域の力
が欲しいのでタンゴのもので直流重畳にしようかと思っています。

私自身はシングルがいいかプッシュがいいか未だにわかりません。
ただ50にせよ300BにせよPPにすると経済的負担が馬鹿に
なりません。よって金銭的理由によりシングルというまことに
御粗末な動機です(藁)

通りすがりが失礼しました
0707KonchiNGNG
 SEとPPの違いの原因の一つは、出力トランスの使い方にもあるのでは。
SEは直流重畳するので動作点での透磁率が高いので感度がよい。
逆に、PPの動作点は透磁率が低い。
また、PPの低域は周波数、レベルで変化してしまう。
此は定インダクタンス型にすれば低減できるが、感度は悪くなる。
0708AC点火派NGNG
不在の間に、新しい方々のカキコが増えてうれしい限り。小生が登場しない方がいいかな。
シングルとppは比較すべきものではないでしょう。これは永遠の平行線です。
お互いの良さをみとめつつ、共存すべきと考える次第です。
シングルの音をppで出そうとしたり、ppで逆のことを試みたりする事は、大昔から
行われてきたようです。ただこういう挑戦は貴重なのですが、たいてい市販品のOPT
などでは無理なことが多く、特注品の使用もしくはオールド品の特性をよく調べた上で
の入念な試作検討となりましょう。小生のようにシロートに毛の生えた程度のビルダー
にはため息と羨望の世界ですね。復活タンゴにはかの鈴木部長(今は社長?)が健在
ですからいつかは・・・と思うのですが、まだまだ先のようですし。
最近記事を見ない氏家氏や、是枝さんの作例に、そのような貴重なチャレンジの後が
うかがえます。もっとこういう記事を見たいものですね。
07096V6好きNGNG
マヂック愛さん
トランスドライブは小出力の球でも底力と浸透力を感じさせるね。それにしても
マヂック愛と言う名前には一本取られた。球名で名前をと言ったのは自分だが、
ユーモアセンスに脱帽した。

AC点火派さん
リードオフマンのAC点火派さんがいないと、皆さん先に進めないので以後も
宜しく願います。 ps 7ピンMT6AQ5はやはりグリットフィンが付い
ております。リングゲッターを貫通するようにU字形の物。これが無いと球が
参るだろう。
0710AC点火派NGNG
リードオフマンとはこりゃまた大変ですね。イチローみたいな機敏さは期待できません
のであしからず。
グリッドの加熱は大問題ですので、グリッドフィンは必須でしょうね。金属材料はカソード
に限らず、加熱によって電子を放出する可能性がありますから。コントロールグリッド
からエミッションが出ると、暴走の始まりです。6AQ5だとカソードからそんなに
離せませんし、頭の痛いところでしょうね。ここら辺は博学の7C5さんにご解説を願い
たい部分です。(w
6V6好きさんのレスではありませんが、「マヂック愛」というのはホントにえらい。
いいセンスですね、脱帽です。ところでその話題のマヂック愛殿がされているという
クラーフ結合ですが、古いスタイルとはいえ、こいつもなかなか奥の深い技術だと思います。
意図的に使うと、LC共振を利用してf特の低域側を補償する事ができます。
大容量のフィルムCが必要ですが、これも一つの高等技術です。発振させずに盛り上がり
程度に収めるには、測定器群のフル稼働が前提ですが。
実は小生の2A3シングルも、グリッドチョーク(480H)とカップリングC(1μF)
の組合せで同様の効果を得ています。原設計は森川忠勇先生です。
是枝さんは50シングルや、RS−237シングルでグリッドチョーク結合を検討なさり、
さらにオーバーオールのNFBまで、かけています。トランス結合では無理かもしれません
が、これはすごいことだと思います。
0711AC点火派NGNG
6V6好き殿のレスにあった、「机上の6AQ5アンプ」かわいく組んだのでしょうね。
示唆のありました6AR5というのも、確かに「アリ」ですね。
不景気の折り、こういう省マネーアンプもいいと思います。時間だけはたっぷりかけて
あげれば、いいものができるはずです。BGM的な要素にはうってつけかも。
小生、こういうプランではとっておきのがあります。少々高価ですがWE101D(F)
のシングルです。205Dは高価になりすぎました。101シリーズもソケットの手当が
大変ですが、1Wに満たなくても音は出てくれるはず、なんて想像しております。
この辺は製作例も多いので助かりますが、このアンプを何とかAC点火にまとめたくて
難儀しているというのが現実ですが。(w
ROMも結構ですが、マヂック愛さんもKonchiさんも、参加してくださいな。
そういや最近めーかさんも六億ワットさんも7C5さんも、お姿を拝見しませんね。
雑談でかまいませんから、たまにはどうぞ。
このスレをたてた張本人である上杉殿は、元気なのでしょうか。是枝先生が稼働を始めた
AXIOM80の4発システムについて、興味深い示唆を今月のラ技(2002年1月号)に書かれて
います。立ち読みでも構いませんから、(アイエー出版御免!)確認されたほうがいいですよ。
では。
0712め-かNGNG
AC点火派さん
いつも眺めているのですけど忙しくて(なぜ忙しいか、じつは本人もよくわかって
いない)なかなか書き込みが出来ません。あの記事にはネジを巻かれたのですが
80を8本なんて夢のまた夢でしょう。LEー8Tを8本にしても多分だめでしょうね。
いまの値段はよく知りませんがむかしのスピーカっていろんな意味で長命ですね。
ウエスタンと言い80といいむかしの何十倍の値段で取り引きされているのですから。
是枝先生ですら何やら4本は借り物だそうですから妙に安心しますが。風のたよりで
1Wも要らないそうだと聞きましたから信じられません。
0713マヂック愛NGNG
6AR5とかならガキのころに作った記憶があります。
OPTはU608だったかな、、6BQ5でも作ったな。

しかし、トランスドライブでLCで共振を利用して低域
増強ですか?う〜〜〜〜んですわ。思いもつきませんでした。
あちきの技術では無理ですわ。測定機は一通りありますが、、、
是枝氏の50チョークドライブの記事は読んだことがあります。
管球王国でしたっけ??このアンプ、確か交流点火でしたね。
一度だけ300Bで交流点火をしたことがありますが、ハムが
我慢できずにあきらめてしまいました。
クラーフ結合もよいのですが、直流カットのコンデンサの味が
どうしてもしますね。

なんか話の道筋がばらばらじゃ、、、、
07146V6好きNGNG
小中学生の頃にはビートルズ、ベンチャーズ、和製GSのお陰でエレキギターブーム
になっていた。手に入れたのはテスコのアンプとグヤ(東京サウンド)のエレキ。
友達のお坊ちゃまはフェンダーの小型アンプを買ってもらったが球は6V6GTに
80の整流だった。この時のアンプの音が忘れられないでいまだにV6に付き合って
いる。自分のテスコは6AR5だった(w  内蔵のSPの違いも大きく、勝負に
ならなかった。フェンダーにはおそらくJENSENか何か、その手の良いSPが
入っていたと思う。

最初の出会いが肝心だ。6AR5には申し訳ないが。
廃棄ラジオから拾い集めた国産の42が20本ばかりあるが、昔の公民館や盆踊り
大会の拡声器アンプのイメージが42にあって、どうも食指が動かない。
国産球なのでオルソンには無理だろう。
071545大好きNGNG
Konchiさん
おっしゃってることはつい最近知人がほぼ同じことを云っていたので興味深く
読みました(ひょっとして同一人物(w )。プッシュプルのもうひとつの特徴は
逆相の信号の合成機能をOPTに行わせているってことですよね。これで「低
域は周波数、レベルで変化してしまう」(特に入力信号レベルが低いほどコア
の透磁率が低下し、低域の周波数特性が悪化する)わけですから、ここらへん
が音の違いにあらわれるのかもと思っています。
0716AC点火派NGNG
めーかさんそうですか、なんたって師走ですものね。実のところ小生も追い込みがかかって
おりまして、カキコは朝始業前、昼休み、夕方くらいが限界です。
昔のスピーカーは仰るとおり長命ですね。80なんて繊細かつ脆弱だと思うのに・・・。
未使用品なんでしょうか。
マヂック愛さんのクラーフ結合にしても、小生が賞用するグリッドチョーク結合にしろ、
現代は周囲の状況がずいぶん変わりました。大容量のフィルムコンが入手できますから。
是枝さんの50シングルが成立したのは、旧タンゴの特注チョーク(1000H)ばかり
でなく、イリノイキャパシタの700V,5μFが同じくらいに重要なんです。
昔はこんないいものなかったはずです。
我が家の300Bppは120Hと4μFで、10Hz以下に大きな盛り上がりが出来た
ままです。なぜか今まで放置してきましたが、そのうち余裕が出来ましたら、NFBループ
の外の入力部分に、0.47μFと1MΩでローカットフィルターを入れてやるつもりです。
これで音が美しくなるか、それともつまらなくなるかは、結果次第です。
音は聞いてみなければわかりません。
最初の出会いが肝心とは、さすが6V6殿、説得力がありますね。そうかもしれません。
小生の最初の出会いはどこかにも書きましたが、未体験の透明感、2A3シングルの
3.5Wでした。歪率を気にしなければ、5Wはいってたはずですが、出力とは何なの
だろうと思いましたね。
最初の出会いが多極管だったら、小生もきっと6V6殿のようになっていたでしょう。
0717上杉NGNG
お久しぶりです。
是枝さんの804発の箱には、ラ技でも書いてありましたが、吸音材は入ってません。
その代わりに魂柱を入れるそうです。今は入れて無いようですが。
スピーカーに魂柱入れるというのも凄いと思うのですが。

AC点火派さん、話が高度すぎて私はほとんどロム専です。
でも、もの凄い勉強になります。
0718名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>714
昔の公民館や盆踊り大会の拡声器アンプのイメージが42にあって・・・
ワラタよ 6V6さん! あれでメガホンラッパならすんや。ペン音。
0719真空管素人NGNG
>>六億ワットさん
>細いフィラメントが高温でどんどん細くなっていく(つまり抵抗値が上がる)
>ときに、電流を固定した場合と電圧を固定した場合で、フィラメントが消費
>する電力(つまり熱量)がどう変化するか?ということなんです。

ヒータを定電流化した場合でも、電圧はヒータ巻線の設定電圧以上にならない訳で、温度に関係なく消費電力は同じではないですか?
低電圧化した場合に、大きな突入電流が流れるのは分かるのですが。
定電流化の場合には問題はないのでは?

>>AC点火派さんを含むみなさん
ヒータをAC点火した上で、パッシブ型の一次ローパスフィルタを入れれば、ヒータハムは軽減できるのではないですか?
素人な質問ですみません。

>>717
25年ぐらい前、サンスイがJBLの代理店だったころ、JBLフルレンジ用(D131、D128)に2種の桜合板エンクロージャを発売したことがありました。
オリンパスやランサーと同じ八宝組子のフロントグリル付で、見た目は最高でした。
このエンクロージャには直径3cmぐらいの円柱状の「魂柱」が使われていました。
カタログでも「補強材」でなく「魂柱」と表記していました。
桜材ということでエンクロージャを響かせる設計のようでした。
しかし、音は硬く痩せていて、米松合板はおろかチップボード製のJBLオリジナルにも到底かなわないものでした。
フルレンジのエンクロージャは本当に難しい物です。
0720AC点火派NGNG
うーむ、真空管素人殿、ヒーターハムのメカニズムについて、どれくらいご存じ
でしょうか。ACの電源周波数は、50Hzと60Hzがありますが、このAC
で直熱管を点火し、フィラメントにハムバランサーを入れて中点を接地、もしく
は自己バイアスのRに落としますと、ハム成分は電源周波数の倍、つまり100
Hz、もしくは120Hzになるのです。この雑音を抑えるべくフィルターを
挿入したとすると、楽音信号に及ぼす影響が無視できませんね。
わかっていただけたでしょうか。やってはいけない引き算もあるので。(w

話題になっている42ですが、たしかにペン音かも。ほどほどなら、たまには
いいかもしれませんが、5極管ビーム管の使い方は結構難しいですよね。
UL接続、カソードNFなどいろんな局部負帰還のかけ方がありますが、
こういう使い方はEL34、Q5などの近代管?には似合いますが、42だと
違和感もあるような気がします。

上杉殿、例の記事はご覧になったようですね。今回は是枝さんの仰っている
ことをすべて賛成したいAC点火派です。スピーカーの吸音については、まさに
しかり。悪い音ばかりでなく、よい音も吸音されてしまうというのは、その
通りでしょう。LE−8TとAXIOM80、でてくる音も設計も全く違うユニット
ですが、我が家の8TはタテマツのTS箱に入っていると、以前申しました。
ご存じでしょうがこのエンクロージャー、内部は多面体になっています。
おそらく定在波対策でしょうが、資金の都合もあり、小生はキットで購入して
自分の部屋で組み立てました。吸音材は長手方向の4スミに、最小限の量を
張り付けてあります。
組み立てた当初は、それはひどいがさつな音でしたが、鳴らし込むにつれ、
カドがとれていい音になりました。吸音材減量の効果は、すっきりした音として
得られました。B&Wのマトリックス構造も、よく判るような気がします。
フルレンジのエンクロージャーは、確かに難しいですが、やるならば思いきった
ことをしなければ、効果はないように思います。
0721真空管素人NGNG
パッシブ型フィルタは、信号ラインに入れるのではなく、ヒータラインに入れたらどうかと考えたのですが?
つまり、DC点火の整流素子を除いて抵抗とコンデンサのみの構成にするわけですが…だめですか?
0722AC点火派NGNG
だめでしょう。(w
0723めーかNGNG
ある周波数をスポット的に除去するツインTフィルタと言うものがあります。
パッシブ型ですとLC構成でも特性はブロードで使い物になるようなものではなく、
仮にこれでヒータ回路の50Hzや60Hzの信号を取り除くとそもそも点火に
必要な電力がゼロになるのです。またアンプの出力にそのような細工をすることは不可能では
ありませんが、まあそれはアンプと同じかそれ以上の大きさになりますしそれではとてもとても
ハイファイアンプとは言えません。150Hz以下をLCネットワークで切れば簡単ですが
そんなアンプが使い物になるでしょうか
721さんお分かりでしょうか。
0724六億ワットNGNG
>>719 真空管素人さん、

W=I^2R、I=一定、R=増加(細くなる)から消費電力の増加は自明です。
0725六億ワットNGNG
舌足らずでしたね。ヒーターにかかる電流が一定ならば電圧も規定値がかかる
はずですが、超古典球や使い古したトリタン球など、そうとは限らないケース
もあります。本来ヒーター(フィラメント)電力は熱電子放出が設計通りに出
るようにヒーター(フィラメント)温度を設定するために定められているもの
で、定温度点火ができれば良いのですが、そんなことはできないですね。
 まあ、定電圧と低電流で、ヒーターの抵抗値が変化していくと電力がどう動くか
は上の式を使ってエクセルなど遊んでみれば分かりますよ。

 定電流ならば突貫電流の点では問題ないですね。でも、他にも突貫電流
を防ぐ保護する方法はありますよ。
0726マヂック愛NGNG
フィラメントを定電流で駆動するユニットを海神あたりで売っていますが、
どうしても怖くて使う気になりませんわ。想像ですけど、、、熱を出して
いるうちに抵抗値が高くなる、、となると定電流ですから印加電圧が
高くなって、球の既定値を越えるのではないかと、、噂ですが寿命が
短くなるとも聞いています。ですから、貴重な古典管を差し出してまで
試す度胸がありません。本当のところはどうなのでしょう?
0727KonchiNGNG
715:45大好きさん
 そうですか、わたしの知人にも45が大好きな方がいらっしゃいます (^ ^);
ご存じかもしれませんが、PPトランスの低域の挙動実験がMJ10月号に
載っています。曰く、「コア効率を追求したラップジョイントよりスペーサをいれた
BUTTジョイントの方が安定している」だそうです。言われてみればPPアンプの音
はSEに比べて落ち着き悪いよう気がします。
と言っても、低効率のコアはトランスが大きくなり、こうなると、高域が暴れて
てくるしで、ストレスが溜まってしまいます。

 SEとPPは使い分ける事しています
スコーカはSE、ウーハはPP(波動砲装備)。はたまた、枯れた音にはSE。
0728マヂック愛NGNG
AC点火派さん
是枝氏の記事にあるように、多回転ポットでフィラメントハムを
ぎりぎりまで追い詰めて取りきれるものですか?
0729AC点火派NGNG
取りきれるというのが、どの辺まで追いつめるのかは判りませんが、結論からいえば
NOです。ヒーターの中点を正確に出して、なお残っているハムのことを残留ハムレベル
というくらいですから。これは管種によって違いますし、同一管種の中でも個体差が
あるものなのです。フィラメントは1秒間に50もしくは60回の明滅を繰り返している
ようなものです。太いタイプや点火電圧が2.5Vと低いものは、低めの残留レベルに
なりますし、50のような7.5V管は高めにでます。
ひとくくりにはいえませんが、OPT2次側で2mV〜10mVくらいになりましょうか。
(もちろんB電源リップル等は、完全に対策した上で)
この辺は是枝氏の記事を再度、詳しくお読みになることをおすすめします。
一連のラ技や球王のAC点火直熱管シリーズに丁寧に書かれております。
(RS−237s,50s,801As etc)
なお残る残留ハムを、直熱電池管の逆相ハム注入などで、対応されているのです。
ppにすればいいんですけれどね。
0730AC点火派NGNG
今月号のMJ誌(2002/01)は、読むところがほとんどないですね。(w
最近管球の製作記事が、めっきり少なくなりました。考えるにタンゴの廃業の1件
が尾を引いているのでしょう。特注トランスが供給されないと、こういう事態になる
だろうと予想はしていましたが、寂しいものです。
製作記事ライターも、市販カタログ品を工夫して使用する義務があると思います。
ここのレスにもありましたが、とくに突飛な回路など考案しなくて構いませんから、
いわゆる標準動作といった「当たり前の回路」で組んで発表してもいいのではないかと
思います。
いまこそ、かつての浅野勇氏が連載された、「魅惑の真空管アンプ」シリーズのような
記事が必要ではないかと、痛切に感じるこの頃です。市販品でこう組みました、という。
古典に帰るのも「手本」がなければ・・・。
そんな重鎮いないかな。(w
ここはひとつ、森川先生あたりでも。
0731マヂック愛NGNG
AC点火派さん、レスをありがとう
冬休みに再度組む予定ですが、まだ正直ACかDCかで迷って
います。50もあるし、特注の電源トランスに5Vのタップを
作らなかったので、気持ちは3端子レギュレータでいこうかと
思ってはいるのですが、、、50を使うとなるとフィラメントが
7.5Vでないといけませんが、これがまかなえるトランスが
ありません。新生タンゴは特注を受けると言うことらしいです
が定かではありませんでしたので、別の所に特注しました。

最近のMJはつまらないですね。編集長が元の方に戻られた
ようなので少し期待をしたいところです。
0732AC点火派NGNG
さあて、夜になりましたので、がんばってあげましょか。
konchiさんが書いてくれた、レス727は小生の主張と似通ってますね。
コア効率を追求したラップジョイント→アンバラ許容分の小さいインダクタンス変化の
大きいタイプのOPT
スペーサーを入れたバットジョイント→定インダクタンス型OPT
ということです。トランスのコア材の形状については、確かにその通りです。
このほかにもコア材質(ハイライト,オリエント,同ハイB,パーマロイ(Ni含量数種)
アモルファス,etc)、巻き線のやっつけ方(巻き線径含む)などのファクターが
複雑に絡み合っております。
以前から小生は、定インダクタンス型マンセーの主張を続けてきました。今後もそれは
変わらないと思います。今回は少し挿入損失の話をしてみたいです。
どの辺から最近と言っていいか、判らない部分もありますが、そんなに透磁率の低いコア材
は採用されなくなっています。変換効率の点からいってもその方が望ましいですし。
そうなると変換効率(挿入損)を決めるのは、コアの組み方と巻き線(径)になります。
ここからは個人的な見解です。挿入損失の大きなOPTは、好みではありません。
国産でいうならタンゴとタムラは大好きです。どちらも損失は低めです。
特にタンゴは意図的に線径を太くしているようで、これが損失の少なさと、音ヌケの
よさに貢献していると思います。タムラはpp用はアンバラ分が10mAと、今日的には
定インダクタンス型といえる設計が貴重です。損失も程々のレベルでしょう。
悪口ではないですが、ラックスのトランスが好きではないです。損失が大きいのです。
(これはOY型です。)巻き線径も細いようですし、巻き線方法にこりすぎたというか、
何となくヌケの悪い音に思います。(あくまでも個人的見解です。)
特性はすばらしいのですが、難しいものだと思います。
「ラックスの低域は丸い」といわれる所以がこの辺にありそうです。
もっともこれがいいという人も、いらっしゃるのでしょうね。あまり刺激的な方向を
好まないというか。このくらいにしときます。(w
山水(現ハシモト)のOPTは、使用経験がないのでコメントは控えます。
konchi殿によれば、ppは落ち着きがないとか、(w  うまく作ればそんなことは
ないですよ。(w  すべてかねあいとか、バランスの問題です。
やたら特性を追求すると、確かにそうなるかもしれません。f特も歪率もほどほどが
いいようで。えらそうなこと書いちゃったなあ、すこし反省。(w
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