なぜ新興国が電子分野に強いかというと、まずは非常に優れた黄色人種であると言うことが上げられる
そして工業化を推し進めるに当たり、重厚長大 の分野は金も時間もかかり手を出しにくい
基礎研究をするのにその装置ですら自国内で作ることも出来ない
その点電子の分野は設備も大がかりで無く比較的安易に研究開発が可能
部品も輸入すればいいし、製品はアイデアの分野だから手を出しやすい

さて、米国は徹底したソフトというサービスで勝負し成功を収めてきたわけだが、そこの立ち入る隙が無いとみた
HUAWEIは利益に大半を通信機器研究に投資した
その結果非常に安価で高性能な製品が世界中を席巻している
どこかで聞いたような話ですね そう 以前の日本製電気製品と同じです

まだ5Gは課題も多く、4Gのように一般に広まるのは少し先だがその最大の利点は遅延が今までと比べものにならないほど
少ないということ
ゲームだのオフィスなど今ではローカルの端末やハードディスクに入っている重い処理をすべてクルドで出来るということです
数千頭の牛にすべてセンサーを取り付け、放牧を管理するとか沢山の小型ミサイルを同時に発射し軌道を管理するなんてことも
出来るようになる
その技術の覇権を米国以外の国に握られたことを米国は恐れているのですよ

つまりこれは自由なビジネスを標榜してきた米国の正体が、実は「米国がコントロールできる範囲で」
というカギ括弧付きのいかにも白人らしいエゴであったことの証明になったわけです

ソフトとハードの戦い また白人とアジア人の戦い 白人中心主義の末期のあがき
とも受け取れるこれらの成り行きは楽しみですね

資本主義 民主主義も行き詰まっていますし、共産党管理国家も未来永劫続くとは誰も思っていないでしょう