TBSが危険視されたのは、公正中立に正しい情報を提供する機関という本分を踏み外し、
情報を用いて社会に働きかけようという意思を持ち、それを実行してきたからではないでしょうか。
(本音は反日勢力との闘争って人が多かったのも分かってはいますが)

2ちゃんねるのように匿名で責任感が希薄なコミュニティが、社会に対して積極的に行使しようと
いう意思を持てば、世間は2ちゃんねるをTBS以上に危険視するかも知れません。

今後の流れを大雑把握に予想すると、以下の3つでしょうか。

1.社会に働きかける活動に制限を加えず、世間の批評には2ちゃんねる全体で立ち向かう
2.社会に働きかける活動は2ちゃんねる以外でやってもらう
3.ルールを整備して責任の所在や活動できる範囲を明確にし、理解を求める

1.は、大半のねらーには迷惑なはずです。自分たちは社会への働きかけなど考えていないのに、
世間の厳しい批評に曝されることになるからです。

政治系が苛烈な攻撃に曝されるのは、ウヨに対するサヨのような対立勢力の存在に加えて、社会
への働きかけを2ちゃんねるでやろうとする事に違和感なり危機感を覚える一般ねらーの反感まで
同時に買っているからです。それこそ「右も左もあるものか」と叩く人も居ます。

また、TBSにぶつけられた怒りや憎悪と、TBSオフにぶつけられたそれは似たり寄ったり
です。認めたくないかも知れませんが。

自由なはずの2ちゃんねるであれこれ制限つけるのは、活動の幅や可能性を狭める残念な流れだと
いう意見が散見されますが、そもそも2ちゃんねるを社会に積極的に働きかけられる場にすると
いう期待をその他のねらーと共有出来ていないのですから、現時点では受け入れてもらえる思想
ではないでしょう。

政治系がオフ板で活動を継続するには、他の住人がどこまでの活動を容認出来るかの折り合いを
探っていくしかないと思います。