元実家がよくない場所だった。
子供の頃引っ越してきたときも、荷物やら食べかけの食器やらたくさんあって掃除した(謎

姉は頻繁に「女の人や尋ね人が出る」と、二階から逃げ降りてくることもしばしば・・・
部屋貸しもしていたんだけど、女の子が事故で亡くなった事もあった。(外での事故だけど)
妹は深夜に廊下を歩くとよく白い小動物が歩いていたけど、飼っていた犬だと思っていたらしい。
でも、犬は自分が飼っていたので、いつも自分と一緒に部屋で寝ていたんだよね・・・

自分の場合、深夜に廊下の電気をつけようと思ったら勝手について、勝手に消えたり(便利?)
そういう物理的な現象が多かったけど、霊的な存在がこなかったのは自分は犬が傍にいたからかな。

祈祷師に見てもらったときには、いろんな場所で方位磁石ぐるぐる回ってるし・・・
かなり良くないらしいので、もちろん祈祷もしてもらったんだけれど
家族に病人も絶えなかったし、部屋貸した従姉妹も心わずらって専門学校中退で地元へ帰ったり。

結局数年前、身内から自殺者も出てしまった事と、身内の紛争で家族離散・・・その後手放した。
おかげで今は、天涯孤独のようにポツンと頼るところもない生活になっている。
それでも頻繁に夢に見るし、なくなった身内が出てくる夢も必ずそこが舞台。
離れても、まだあの家は意識の中に健在で、なんだか怖いような、でも懐かしいような気もする。


その後どうなったか気になって見に行ったら、三年ほど前にアパート2軒に建て替えられていた。
あのアパート、何ともないんだろうか・・・なんか、複雑な気持ちだ。

場所は青葉区、某有名神社の近く・・・