「米戦争屋」が日本に対して要求している具体的内容については、
昨年8月に提示された「第3次アーミテージ・ナイレポート」をみれば明らかである。

あの”ならず者国家”アメリカでさえ、50年経つと国家機密も公文書が公開され、
その内容を見ることができるというのに、安倍政権が成立させんとしている
「特定秘密保護法案」では、”特定秘密”とした秘密文書を未来永劫開示せず、
闇に葬るというのであるから、 トンでもない”暗黒法案”である。

そんな世の中になれば何が起きるかは自明であろう。

完全無欠の「秘密警察国家」である。

「特定秘密保護法案」が成立すれば、例えばフクシマ原発の現状について詮索すること自体が
「国防」の観点で”特定秘密”とされる恐れがあり、そうなればフクシマにて何が起きているかは
何一つわからず、それを語ることすらできない世の中になるのである。

即ち、「防衛」「外交」「安全脅威活動の防止」「テロ活動防止」を名目に、国民に知られては
マズイ情報を恣意的に隠蔽することが可能となり、”情報統制”と”思想弾圧”が支配する
「暗黒国家」(ディストピア)が現実のものとなるということである。

そうなれば、ネット上での自由な言論も当然に大きく制約され、弾圧を受けることであろう。
ひとたび、「有事」となれば、多くのサイトが検閲・閉鎖に追い込まれ、この道はいつか来た道、
第2次大戦時下さながらの世の中が再現されることであろう。

http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=55500