【文化】100年前の日本人の声録音、パリ民族音楽学研究所でロウ管14本発見
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0001擬古牛φ ★
03/10/17 09:34ID:???★100年前の日本人の声録音、パリでロウ管14本発見
1900年パリ万博で録音された日本語の音声資料が見つかった。同万博で川上音二郎一座が
演目を吹き込んだ、現存最古とされてきた日本語音声よりさらに約1カ月古い。パリ人類学協会が、
万博を訪れた世界の人々の音声を録音したもので、東京・新橋の料亭のおかみらしき女性の
日常会話も含まれている。
清水康行・日本女子大教授(日本語学)や豊島正之・東京外語大助教授(言語学)らの
共同研究で昨秋、パリの民族音楽学研究所でロウ管14本(計約35分)が確認された。
録音は00年7月20日から8月31日にかけて。17歳から55歳の、芸者や貿易商らが聖書や
舞台のせりふを読み上げている。徳富蘇峰の弟子の評論家人見一太郎と見られる聖書朗読もあった。
漫才師の内海桂子さんを思わせる口調の40歳前後の女性の「やりつけない洋服で行ったってもんでさ。
そうしるとね、足ィ豆ェこしらいちまったん」という声は、清水さんの調べで新橋・烏森の料亭「扇芳亭」
のおかみの岩間くに、と判明。芸者一行を引き連れてパリ万博のアトラクションに出演していた。
清水さんは「現代の東京ことばとの共通点の多さに、むしろ驚かされる」という。
音声は18日午後1時半からと19日午前10時から、東京都墨田区の江戸東京博物館でのイベントで
公開される。入場無料。
朝日新聞 http://www.asahi.com/culture/update/1017/001.html
◆江戸東京博物館 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
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