後輩「も〜、もう下校時刻は過ぎてますよ〜。良い子はもう帰る時間ですよ〜。」

後輩「……じゃあ、こんな時間まで学校にいる先輩は、悪い子ですね〜。うふふ〜。」

後輩「え〜?わたしですか〜?え〜っとぉ〜…………先輩と一緒に帰ろうかな〜と思って、探してました〜。」

後輩「うふふ〜。じゃあわたしも、悪い子ですね〜。先輩とおそろいです〜。」

後輩「それじゃ〜、一緒に帰りましょうか〜。今日はせっかく悪い子ですし、どこか寄り道でもしちゃいましょうか〜。」

後輩「そういえば最近、駅前にかわいい喫茶店ができたんですよ〜。一緒にお茶でもしましょうか〜。」

後輩「まあまあ〜、たまにはいいじゃありませんか〜。わたし、もっと先輩とお話していたいです〜。」

後輩「さっ、行きましょう行きましょう〜。はいっ、ど〜ぞ。おてて繋ぎましょうね〜うふふ〜。」

後輩「……あれ〜?どうしたんですか〜?なんだか、フラフラしてますね〜。……うふふ〜、先輩は寝ぼすけさんですね〜。」

後輩「…………う〜ん…。ちょっと多めに入れすぎちゃいましたかね〜……。」

後輩「……うふふ〜。なんでもありませんよ〜。それより、フラフラしてたら歩きにくいですよね〜。それじゃあ…。」

後輩「うふふ〜。こうして先輩の腕に抱きついてあげれば、杖の代わりになって少しは歩きやすいですかね〜。」

後輩「いいんですよ〜。遠慮なんてしないでくださいね〜。恥ずかしくなんてありませんよ〜。たくさんたくさん、甘えてくださいね〜。」

後輩「あ、せっかくだから、こうしているところ、いろんな人にたちに見せびらかしちゃいましょうよ〜。わたし、全然気にしてませんからね〜。」

後輩「……こうしていると、なんだかカップルさんみたいですよね〜。うふふ〜、うふふふふ〜♪」