【ソウル共同】韓国ソウル高裁は28日、1975年に韓国中央情報部(KCIA、現在の国家情報院)
に連行されて「北朝鮮スパイ」とみなされ、国家保安法違反罪で服役した京都市出身の在日韓国人、
姜鐘健さん(63)の再審で無罪を言い渡した。

金尚煥裁判長は、容疑を認めた調書は拷問による捜査で作成され、他に事件の存在を示す
証拠はないとして、拷問で容疑が捏造されたと認定した。

金裁判長は「人間の尊厳を奪う拷問で被告人は今も深刻な(心の)痛みを抱えている。
司法手続きの中でこうした傷を負う人が現れてはならない」と述べ、公安、司法機関の過ちを事実上認めた。

http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014032801001964.html
ソース:2014/03/28 17:38 【共同通信】