
トキの機動力は異常 本州に渡ったと思ったら佐渡に帰ってた
放鳥トキ佐渡帰り 日本海も楽々往復 新潟
昨年9月の放鳥後、次々と本州に渡ったトキの雌のうち1羽が佐渡島内に戻ったことが31日、環境省によって確認された。
これで雄4羽と雌1羽は島内に、雌3羽は本州にいることになる。
同省関東地方環境事務所によると、佐渡島に戻ったのは、足輪などから個体番号13番の1歳の雌。同日午前11時45分ごろ、
島内の田んぼで個体番号9番の雄と餌をついばむ様子が目撃された。同日午前7時20分ごろまでは、
新潟市北区にいたことが同省のモニターにより確認されていた。
同事務所は「トキが50〜60キロの日本海でも苦もなく飛び越えられることがわかった。野生の力には驚かされる」とコメント。
日本野鳥の会佐渡支部の土屋正起副支部長は「いつか帰ると思っていた。でもこんなに早くに戻るとは。雄の気配がないから帰ったのかな」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090401/ngt0904010211003-n1.htm