59話「兇悪の三億円」
間もなく時効を迎える三億円事件
その盗まれた紙幣が香典や現金書留などから発見される
犯人は交通課の元白バイ警官・森次晃嗣
福岡を舞台に、炭鉱で生まれ苦学して警官になった経歴が語られ
学歴が優先される社会への恨みも
いろいろな抑圧から精神的に病んでしまった森次が哀れ
ぼた山と打ち捨てられたかつての炭鉱労働者の家々が寒々と映る光景が印象的