佐々木則夫監督(56)が25日、なでしこジャパンの“ポリバレント化”構想を披露した。
26日を急きょオフとし、3月のアルガルベ杯に向けた国内合宿を打ち上げた。
26日で、連覇を狙う6月6日のW杯開幕まであと100日だが
「今の時点では非常に手応えがある」と自信を深めた。
さらに、前哨戦となる同杯へ「(複数ポジションでプレーする)ポリバレントな選手が多いほど、
いろんなことができる。チャレンジしたい」と意気込んだ。

 今回のW杯は前回から参加国が16から24、試合数も6から7へ増加。
固定メンバーで勝ち抜くことは難しい状況だ。各国の包囲網を突破するため、
試合の中でシステムを変えることも視野に入れている。センターバックとボランチをこなせるDF川村は
「自分の持ち味でもある。難しさはあるけど、それをやらないことには生き残れない」と指揮官の狙いを感じ、
気合を入れ直した。(林 直史)

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