>柳田国男『にが手と耳たぶの穴』から
>「蛇を怖れない素質の人があって、
>それには耳たぶに窪みがあるということを、方々で言い伝えている。
>・・・現にこの春亡くなった娘なども、私がその話をすると笑い出して、
>自分にも小さい窪みがあるといった。
>それでは遺伝はどうだろうかと、そのまた子になる女児を見ると、
>これにも燐寸のさきほどの浅い窪みがあるのであった。」

うち広島なんだけどね、そういう言い伝えあるね。ただし
「あぶに弱くて、蛇に強い。」だけど。
自分も耳に小さい穴があって母親に小さい頃
「ねぇ。僕の耳の穴以外に小さい穴があるけどどうして?」
って聞いたら、「ばぁちゃんにもあってね…」と教えてくれた。