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定型的縊死

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0001優しい名無しさん2014/09/28(日) 12:07:27.06ID:lJoHKdxe
知識・情報をもとに定型的縊死について語り合うスレです
0012優しい名無しさん2014/10/04(土) 19:44:50.06ID:S9q9HJbi
【即死必勝が安楽死の極意】

即死必勝が安楽死の極意であり、定型の極意。

これが定型的縊死の核心でした。
今まで漠然と「定型は即死ですよ」「定型は安楽死ですよ」と言ってきましたが、ステージが一段変わりました。
定型的縊死・即死・安楽死──これらの断片的な繋がりが全て一つに繋がったのです。>>11で形式化をしなけれ
ば、定型の即死の評価を適切に行えず、「即死必勝が安楽死の極意」という結論は導き出せなかったでしょう。

1993年に『完全自殺マニュアル』初版が発行され、首吊り自殺の比類なき優位性があけすけに宣言された記念碑
的一文「首吊り以上に安楽で確実で、そして手軽に自殺できる手段はない。他の方法なんか考える必要はない。
『なーんだ』と思うかもしれないが、いくら調べたところでこれ以上の手段は見つからないんだからしかたがない。…
それくらい首吊りは優れている。人類が考え出した芸術作品と言ってもよい」

私はこの単純明快な地点に回帰しました。しかし実は『マニュアル』はまだ十分に単純明快ではありませんでした。
本書で使われている「首吊り」という単語を「定型」に置き換えなければなりません。当時から今に至るまで、主流は
定型を非定型で代替する不完全な首吊りなのですから。定型(ハングマンズノット)という完全な方法をもって到達し
たのは、絶対的に単純明快な地点です。
0013優しい名無しさん2014/10/05(日) 17:11:50.68ID:GtEOamS4
【思考停止に陥った首吊りの歴史】
1993年に登場した『完全自殺マニュアル』は100万部以上のミリオンセラーです。本書が自殺者増に寄与したわけ
でもないのにここまで読まれたのは、今死ぬ気はないが自殺という選択肢があってもいいじゃないか、と気づいた瞬
間に感じる清清しさによるものでしょう。そして、あらゆる自殺の方法を検証した上で、自分でできる安楽死の方法と
してただ一つ、首吊り、というシンプルな結論を手に入れた時の軽やかな気分。首吊りの新しい歴史の幕開けでした。
『マニュアル』では頸動脈洞こそ出てきませんが、それ以外では定型を正しく理解し、体験報告等で補って、定型の
イメージを正確に作り上げていました。しかし非定型を定型と首絞めの間に位置付けるときに、不用意に定型寄りに
引き付けてしまいました。それが、定型が嫌なら非定型でもOK、という落としどころを導いてしまったのです。明らか
に思考停止です。思考停止の落としどころだから感染しやすいのです。
そして決定的な出来事が起きます。1998年、X JAPANのhide氏のドアノブ非定型による自殺です。首吊りオナニー
中の事故ともうわさされ、首吊りのイメージがガラリと変わりました。非定型はカリスマアーティスト認定のブランドと
して確立されてしまったのです。やがて本格的なネット時代に入り、テンプレートで「頸動脈洞が主で椎骨動脈が従」
という過激なスローガンが掲げられ、非定型は無批判的に選択されるようになります。非定型の台頭です。しかし椎
骨動脈を遮断できない非定型ではなかなか死ねません。そこで、ハイパーベンチレーションとか手拘束とか、未遂リ
スクを減らす改良が加えられるのですが、所詮対症療法にすぎません。それでも結果的に死ねるものですから、非
定型は実績のあるブランドとして今も流通しているのです。
『マニュアル』から今に至る首吊りの歴史で起こったことは、『マニュアル』で万人に開かれた安楽死がせっかく掘り
起こされたにもかかわらず、非定型の台頭で安楽死は狭き門にされてしまった、ということです。このような、『完全
自殺マニュアル』以降、と呼べる首吊りの歴史からそろそろ脱却してもよいのではないでしょうか。
0014優しい名無しさん2014/10/06(月) 19:35:08.16ID:4jeBcJdc
【首吊り動画について】
首吊り動画と本物の体験報告は、自分の経験値と法医学のギャップを埋めてくれます。それは私たちの分身のよう
な存在です。だから大切なのです。

○定番の首吊り動画集
定番の首吊り動画集は、非定型に関してはネットがなければ知りえないすばらしい資料です。非定型を見極める上
での決定的な第一級の資料と言えるでしょう。一方、定型の方はイランの公開処刑がほとんどで、首吊りの設定が
劣悪すぎます。自由落下させたりクレーンで持ち上げたりで、もう滅茶苦茶です。しかもロープが締まらなかったり結
び目が大きくずれたりで、ハングマンズノットを定位置で締まるようにする配慮が全くありません。だから中には苦し
む人もいます。定型ハングマンズノットでも、ちゃんと締まらなければただの首絞めということです。しかも画像が小さ
く細部までわからないものがほとんどです。それでも全体的には教科書どおり即死していることは見て取れますので、
なくてはならない資料には違いありません。

○定型動画の決定版
まともな定型の動画がない中で、秀逸なものが掘り起こされました。昔の絞首刑で、2度もロープを切らせてしまう失
敗はありますが、足場を外すだけで自由落下を利用しないオーソドックスな定型ハングマンズノットです。しかも表情
まではっきりわかる貴重な動画です。定型動画の決定版と言っていいと思います。

第2次世界大戦・実写 【 絞首刑 "映画 シンドラーの リスト" 強制 収容所 所長】
http://www.youtube.com/watch?v=AFHBdzBP1e4

実行直後から深い眠りについたような穏やかな表情です。これが神経性の心停止と脳の血液循環停止による即死
の表情です。この安らかな表情の中で何が起こってるのか改めて考えましょう。脳は酸素を貯蔵することができず、
供給された酸素を一瞬で消費してしまいますから、頸動脈の椎骨動脈の同時遮断とともに脳は機能停止します。こ
うなっては人間も電源が落ちるパソコンと変わりません。遠のく意識が少し残ったとしてもそれは最初からなにもので
もないでしょう。脳は既に機能停止に向かっているのですから。当然痛みとか苦しみの感覚はなく恐怖心も思考力も
ありません。
この動画のおかげで、安楽な即死のイメージが、親しみを伴って、はっきり出来上がってくると思います。
0015優しい名無しさん2014/10/07(火) 00:51:32.23ID:EfSSmklU
クレーン処刑とかよく見ていると殆ど全身痙攣が起こってるし
しかもその動画も痙攣の徴候が見てとれる時点で少なくとも即死はしていないし
場面が変わる途中で編集が入っている可能性もある
あんたが言うことでごもっともなのは、定型・非定型の厳格化だな
足が付いていようが付いていなかろうが、痙攣が起こった際にロープがずれたり
緩んだりするリスクを最小限に抑えるために、どうせやるなら定型ハングマンズで吊るべきってことだけだな
0016優しい名無しさん2014/10/07(火) 21:45:38.06ID:nXK3sQ9A
>>15
せっかくなのでここで問題提起したいと思います(長文レスで失礼します)。
定型ハングマンズノットが定位置で決まれば<神経性の心停止と脳の血液循環停止>します(>>11参照)。
この場合、心停止後、一時的、部分的な痙攣は考えられますが、非定型のような継続的な全身痙攣の段階はあり
ません。その頃には脳の電気活動は止まってることでしょう。これが<神経性の心停止と脳の血液循環停止>の実
力と考えていいと思います。

>クレーン処刑とかよく見ていると殆ど全身痙攣が起こってるし

ロープがちゃんと締まった者は即死し、不幸にも定位置で締まらない者が痙攣を起こしたり苦しくて暴れて、他の即
死した者を揺らしているように見えます。ほとんどのイランの処刑動画は不鮮明で、ロープの締まり方を一人一人確
認することはできません。ただ、明らかにロープがちゃんと締まっていないで全身痙攣起こしたり暴れたりする者を確
認できますから、他の即死してるように見える者はちゃんと定位置で締まったんだろうと思えるわけで、それで十分
です。次の比較的鮮明な動画でそれが納得できると思います。この動画で、イランの処刑全体を代表させてもいいと
思います。
http://www.liveleak.com/view?i=2a0_1185106657

それにしても、自由落下とかクレーンで吊り上げがいかに滅茶苦茶な方法か、改めて思い知らされます。たるんだロ
ープにいきなり力を加えるわけだから、それにハングマンズノットが対応できずに定位置で締まらなくなるのです。そ
んなことをしたらすぐに死ねない人間が出てしまうのが分かっていながらそうしているのです。
思えば、日本の絞首刑も自由落下です。しかもすぐ締まるとは思えない直径3cmの超極太ロープです。動脈を遮断
させることをめざしてないのは明らかです。こんなものは首吊りとは言えません。昔は、楽に死なせるために自由落
下させているとばかり思ってましたが、もうバレバレです。自由落下させて首折させてもすぐ死ぬとは限りません。一
時的に気絶しても、これではすぐ意識が戻ってしまうケースも多いでしょう。イラン同様、残酷な拷問処刑です。

>しかもその動画も痙攣の徴候が見てとれる時点で少なくとも即死はしていないし
>場面が変わる途中で編集が入っている可能性もある

強制収容所所長の動画のことでしょうか? 編集するならロープが切れて失敗した部分だと思いますが。それを残し
てるんですから、編集で何かを隠す意図はないようですね。だから、即死後の編集は、安らかな死に顔を撮り続けて
も仕方ないからでしょう。私は<神経性の心停止と脳の血液循環停止>した人間のありさまを全部見たかったのです
が、「なんかやけにあっさりしてるね。つまらない」というのが一般的な見方でしょうから。

>リスクを最小限に抑えるために

全身痙攣する段階がある限り、自分で安楽死を実現するのは無理、あるいは困難だと確信し、それで即死する定型
の価値を再評価したところで「即死必勝が安楽死の極意であり、定型の極意」を自覚するに至りました。
今後は「安心快適な定型」をテーマに扱いたいと思います。今日考察したイランと日本の処刑法はその対極に位置
付けたいと思います。
0017優しい名無しさん2014/10/08(水) 03:20:44.52ID:45uV0Vt3
http://www.youtube.com/watch?v=AFHBdzBP1e4#t=1m56s
>強制収容所所長の動画
ここの部分だよ、既に編集入っているし
っていうかここまで来ると吊る以前に釣り師に釣られているような感覚に陥ったのでここらで撤退する
定型ハングマンズで未遂はないだろうから
本人的には意識がなければ即死でも普通の縊死の段取りを踏んで死んでもなんら関係ないだろうからね
ただし、まずいないだろうが即死説を真に受けて
定型ハングマンズなら10秒発見されなければ成功、30秒見ておけば間違いないだろうなどと
安易に考えて実行したら途中で見つかって最悪脳障害の危険性があるからな
やるなら普通に10分以上、できれば30分発見されない場所でやるんだぞ
0018優しい名無しさん2014/10/08(水) 19:33:46.30ID:Nm4enPkm
ここまでの改訂版私家製定型縊死専用テンプレをまとめておきます。

>>2 【定型の学習プラン】
>>5 【首吊りの基本テキスト@A……頸部圧迫による死の機序】
>>6 【首吊りの基本テキストBC……定型・非定型の評価】
>>7 【自分で安楽死ができるキー】
>>8 【批評編】
>>22 【定型の核心……即死と安楽死が交差するとき】
>>12 【即死必勝が安楽死の極意】
>>13 【思考停止に陥った首吊りの歴史】
>>14 【首吊り動画について】

これまで、首吊りを法医学的に理解し、その理解を批評的に吟味しながら腑に落としていく作業を行ってきました。
その到達点が、「即死必勝が安楽死の極意であり、定型の極意」でした。思った以上に定型の核心に踏み込めたと
思っています。私個人としては、定型に対する信頼は揺るぎないものとなっています。
これからはユーザーの視点で安心快適をテーマに考えて行きたいと思います。
0019優しい名無しさん2014/10/08(水) 22:01:13.55ID:Nm4enPkm
【安心快適の追求@……定型を安楽死として完成させるために】
非定型やガス系は、実行後、失神して痙攣の段階に入ります。完遂できるかどうかが懸かっている試練の時
であり、綱渡りのような危うい時間帯です。
それに対して、定型ハングマンズノットは、ロープが定位置で締まるとともに<神経性の心停止・脳の血液循
環停止>となり、即死が約束されます。後はロープが切れず、誰にも発見されなければ、自分の体重が自動
的に完遂に導いてくれます。乗り越えなければならない試練などありませんし、予断を許さない不確かさも何
もありません。実行さえすれば百発百中。その一点の曇りもない自信を持つためにも準備は入念にしたいも
のです。
ネットの会話を見ていると、定型を心に決めた人は、知識、情報をしっかり消化した上で、自分の頭で判断し
ている人が多いように思えます。だから残る問題はほとんど限定的で、場所と設備に集約されると思います。
私は定型を安楽死として完成させるために、そこに安心快適を求めたいと思います。百発百中の安心快適、
恐怖心を打ち消す安心快適、です。それでこそ安楽死というものです。
0020優しい名無しさん2014/10/09(木) 03:18:00.57ID:GT1hQUSk
本当はみんな痛いとか苦しいとかを気にして躊躇してるんじゃなくて、この世への
執着が少しでも残ってるんじゃないかなぁ。
0021優しい名無しさん2014/10/09(木) 19:29:49.76ID:vYc68/Os
>>20
人それぞれです。大事なことは、自死の安楽死の知識と技術を持つことです。そうすれば死だけでなく生も選
択的になります。『完全自殺マニュアル』が100万部以上売れたのは、そういう需要を捉えたからですね。
しかし『マニュアル』は非定型に甘かったので、歯止めのない状態で非定型の台頭へと繋がって行きます。
このことは>>13に書きましたので、そちらを読んでみてください。
0022優しい名無しさん2014/10/09(木) 21:17:42.02ID:vYc68/Os
【安心快適の追求A……場所】
○首吊りの利点の一つ
首吊りの利点の一つは、最小限の迷惑度でどこでも可能なことです。第一発見者を誰にするか(どういう立
場の人にするか)も計算しやすいですし、人知れず白骨になることもできます。私個人は日常の磁場から開
放された山、森林こそ安楽死にふさわしいと思っていますが、大半は自宅、自室を選ぶでしょうし、これ以上
楽な場所はありません。さまざまな事情で自宅、自室が無理で、近くに山もなく、山の知識もないために、場
所の問題が深刻化している首吊り難民が結構目立ちます。多分東京都心部在住が多いのでしょう。地方都
市くらいならどのようにもなりますからね。関東平野広すぎです。足を伸ばすとしたら奥多摩方面ということに
なるのでしょうか。ただ、奥多摩は首吊りに不向きな杉林が多そうですね。車ならかなり奥まで行けるのでど
うにでもなりそうですが。

○最近の著名人のケース
STAP細胞問題で首吊り自殺した理研の笹井さんが選んだ場所は、病院施設の非常階段でした。定型か非
定型かわかりませんが、手すりにロープを結び、階段の外側に吊れば定型は可能に思われます。発見者は
警備員だったので想定どおりでしょう。都市の死角を突いた見事な計画だと思います。
それと対照的なのがSPEEDの上原多香子さんの夫TENNさんの自殺です。弔いの言葉に「旅立った」という表
現がありますが、TENNさんには旅立ったイメージが全く持てません。これは一体どうしたことでしょう。自宅マ
ンションの駐車場の車の中での非定型ですね。第一発見者が奥さんになるのは想定されたはずです。なので
首吊り死体を家族に晒したくないというより、マンションが事故物件になるのを回避したかったのでしょう。車で
外に出て好きな場所で死ななかったのは、捜索で大事にしたくなかったのだと思います。計画的でない割りに
妙に事務的です。しがらみの中で埋没して車の中で死んだ印象です。やはり笹井さんの都市の死角を突いた
計画の冴えが光ってますね。「旅立った」という感じがします。誰もが真似できるわけではありませんが、この
スレ的には、立派な先輩を持てたな、という印象です。

※山の場合、踏み台が案外大きな問題になります。低い踏み台だと役に立ちませんし、高い踏み台だと山
に持ち込めません。答えは用意してますが、それに関しては回を改めて触れたいと思います。
※山の場合、山菜採りの地元民のような服装がベストですが、それが無理ならハイカーの服装ということに
なるんでしょう。その場合、ぴかぴかの新品で一人で歩いていたら怪しさ100%です。新品を買ったら、あらか
じめ使用感を出しておきましょう。なぜそこまで気を使うのか? 完全に地元民やハイカーになりきれば怪し
まれることもなく居心地がいいからです。環境に溶け込み砂の一粒となるのです。これも快適さの追求です。
0023優しい名無しさん2014/10/10(金) 19:49:40.26ID:iEzI9tWn
重要な変更を予定しています。
間違いの修正ではなく、ハングマンズノットのチューニングに関してです。

私自身、>>16で日本とイランの絞首刑の悪質な設定を考察した後に着想したものです。
過去の首吊り本スレを見ると、チューニングに気づいた人はいるんですが、周りがその価値に気づかなかった
ために、議論が全く育たなかったのですね。
今回私はブラックボックスになったまま放置されている領域に切り込みたいと思います。
厳密な解明は無理としても、ざっくりとした解明でイメージ化をめざします。
そして、これで定型ハングマンズノットへの信頼性をさらに高めたいです。
時間を見て連休中にまとめます。
0024優しい名無しさん2014/10/11(土) 00:48:20.57ID:XobLrnMU
ちょっと待ってくれ、撤退すると言ったがあまりにでかい問題なんで、俺の頭では考えられない…
場所云々を考え始めるとシビアすぎる問題に直面するわけだ
定型って時点でまず殆どの場合脚立か椅子が必要になると思うが
個人差というにはあまりにも幅が広すぎる、しかしここをクリアしなければどうしようもない、という
0025優しい名無しさん2014/10/11(土) 13:16:20.55ID:9cLQyUYd
【安心快適の追求B……ハングマンズノットのチューニング】

○ハングマンズノットの挙動
定型実行直前のスタンバイの状態を、ロープが首に締まり始めるポジションとします。そこで、ロープのかかり
方、結び目の位置の最終確認をします。そこから足場を外したその直後、全てが決まります。それゆえに、そ
の瞬間、その直後を征することが安心快適の最大のポイントとなります。
実行してからロープが完全に締まる過程で、結び目の位置は落下します。ロープと接した頸部もほぼ同じ距
離落下します。解明したいのはこの過程です。鍵はロープの太さです。この過程を直径30mmと10mmのロー
プの場合で、ざっくりとした相対比較で考えます。30mmは日本の絞首刑の規格であり、現実にはありえない
凶悪な太さですが、あくまで細いロープのと対比のメージで考えてください。

 1)直径30mmの場合  
   頸部落下に伴い輪っかは締まり始めるが、締まる速度は遅い
   →頸部はロープの抵抗を受けて落下速度を下げる
   →それと同時に、頸部は一方向に締まる輪っかに巻き上げられる
   →頸部全体としては回転しながら緩やかに落下することになる
   →その過程で頸部の真後ろにあった結び目は大きくずれる
   →緩やかな速度で下がり切るので、輪っかは最後まで締まりにくい

 2)直径10mmの場合  
   頸部の落下に伴い輪っかは締まり始めるが、締まる速度は速い
   →そのため、結び目は、頸部の真後ろのまま、落下する頸部を追いかけるように同調する
   →その間、輪っかは締まり続ける。
   →速い速度で下がり切ったところで、一気に締めを完遂

落下とか速度とか言ってますが、ほんの瞬間の出来事です。しかしハングマンズノットのパフォーマンスとし
てはそれが全てであり、直径数ミリの違いが「安心快適」において大きな鍵となってくるはずです。ここではよ
り高速のハングマンズノットが求められているのです。

○擬音によるイメージ化
太いロープと細いロープを擬音語で表現してみます。主観的でばかばかしいかもしれませんが、チューニング
ならありだと思います。イメージトレーニングです。

 1)直径30mmの場合  「グリン・ムギュウ」   
    頸部がロープに巻かれてグリンと回転し、その直後ムギュウと圧迫される
 2)直径10mmの場合   「シュッ・キュッ」  
    頸部がストッと落ちると同時にシュッと結び目がまっすぐついてきて、その直後キュッと締まる

○チューニング
ここで定番のクレモナ12mmを考えます。その信頼性は今更揺らぐことはありません。しかしここではその先
に踏み込みます。ハングマンズノットを考えればやや太すぎてダルな印象がありましたので、ワンランク細い
10mmを検討する余地はありました。2mmの差ではありますが決して小さくはありません。両者間で1)2)の
相対比較は可能だと思います。10mmが12mmに対して2)の優位性を有し、かつ強度的に問題がないなら、
10mmを積極的に選択する理由になります。私は、10mmによってハングマンズノットの感応性を向上させるこ
とで、全体の挙動を百発百中で征する自信を深めることができると思います。定型ハングマンズノットへの信
頼性向上は何よりの安心快適です。
0026優しい名無しさん2014/10/12(日) 18:54:21.78ID:oejd+mSH
次回の文章は既に出来上がっているのですが、明日までには公開できる内容にしたいと思います。前回もそ
うですが、何か新しい着想を得てノリノリで書いたものは必ず1日以上の冷却期間を置くことにしているのです。
冷静になった頭で一から再検討するためです。

次のタイトルは「最速ハングマンズノットをめざして」です。最速をめざすチューニングメニューを扱います。
0027優しい名無しさん2014/10/13(月) 17:26:11.30ID:Zigqkfzf
【安心快適の追求C……最速ハングマンズノットをめざして】
ハングマンズノットは締まる速度が速くなければなりません。スピードが足りないと、頸部がロープの締まりに
巻き上げられる形で回転し、結び目の位置がずれるからです。スピードが十分であれば巻き上げられることな
く、頸部と結び目が同時落下します。頸部がロープに巻き上げられるのではなくすべり落ちるイメージです。そ
れと同時に輪っかは締まってるのです。下がり切ったところで締めは一気に完遂します。
ハングマンズノットのチューニングは最速をめざすためのものです。そしてその一番の鍵はロープの太さでし
た。>>25ではそれを中心に論じましたが、今回は最速をめざすチューニングメニューを整理したいと思います。

─── 最速をめざすチューニングメニュー ───

○加える力……全体重のみ(自由)
実行直前のスタンバイは、ロープが張った状態で、輪っかの部分は締まる直前の状態です。そこから足場を
外し、全体重をかけます。それ以外の力は不要です。後は自分の体重とハングマンズノットが全てやってくれ
ます。お任せでいいのです。
最速をめざすからといって、飛び降りはしてはいけません。それだと、ロープをたるませた状態ですから、頸部
が下がり切る直前まで、輪っかはまだ全然締まらないことになります。これは非常に危うい状態なのです。下
がり切った瞬間、大きな激力がハングマンズノットに働きますが、ハングマンズノットには抵抗がありますので、
ハングマンズノットの能力を超えた加速度が要求されたらロックがかかったように止まると思います。一旦ロッ
クがかかった後、じわりと締まっていくだろうと。その時は頸部は一旦底をつけて、それ以上すべり落ちること
はないので、ロープに巻き上げられるように回転して締まることになるでしょう。結果だけ整理すると、最初の
激力で首の前の方だけを打ちつけて、その後結び目がずれる形で締まる、ということです。飛び降りはハング
マンズノットの性能を超えており、チューニングとしては逆効果で失敗です。今一度ハングマンズノットのある
べき挙動を確認してください。

○ロープの太さ……10mm  >>25 参照

○ロープの種類……クレモナ
強度に優れ、引っ張っても伸びが少ないのが売りの首吊り用ロープです。化学繊維のない時代を考えれば、
首吊りの歴史においてクレモナがいかに大きな存在か理解できると思います。しかしもともとはトラックロープ
であることを忘れてはいけません。つまりすべりにくいということです。しかし、すべりやすくする工夫はできま
すから、すべりにくさでクレモナの評価を下げる必要はありません。それに、最速ハングマンズノットをめざし
て定番の直径12mmから10mmにサイズを落としても強度的に大丈夫です。ちなみに、クレモナよりすべりや
すいロープは他にもありますが、そういうロープは引っ張るとかなり伸びてしまいます。これは最速をめざすハ
ングマンズノットにとっては無視できないマイナス要因です。いろいろチューニングする立場から総合的に考え
ると、クレモナの首吊り用ロープとしての安定感はずば抜けていると思います。

○すべりの工夫……ベビーパウダー
すべりやすくする工夫としてはベビーパウダーがいいです。かなりよくすべるそうです。赤ちゃんの香りでリラッ
クスした気分になれるとかで、快適性のポイントも高いです。香りが苦手なら無香料もあります。オイル関係は
ロープの中に染み込んでしまいますが、ベビーパウダーは表面に徹するところがいいです。
かけるのは実行直前。かける箇所は、まず、結び目の中を通るロープ部分です。これで結び目がよく走るよう
になります。それともう一箇所、首とロープが接する部分です。頸部が、締まるロープに巻き上げられないで、
逆にすべり落ちやすくするためです。ここまですべりやすさに配慮するのですから、屋外では雨天中止は当然
です。首周りの汗にも注意したいです。

※以上の考察は定型ハングマンズノットの信頼性を最高まで高める試みでありますが、手間のかかることで
はありません。それにノーマルタイプでも問題ありません。なのでこれによって定型ハングマンズノットの難易
度が上がることはありません。
0028優しい名無しさん2014/10/14(火) 14:02:01.90ID:S0xtRWmh
>>21
神戸市の東、芦屋西宮の知的障害者施設で未成年利用者に性的な行為をして淫行条例で逮捕された三田谷学園元職員の堂垣直人(西宮市老松町)は、結局どういう罪になったの?
被害者家族のケアを芦屋市役所と兵庫県警はちゃんとやったのか?
差別や虐待は環境を選べない子供には関係ない。

http://www.youtube.com/watch?v=JxMzW3ZlV4g&;sns=em
0029優しい名無しさん2014/10/14(火) 20:05:18.97ID:UsvSYtlG
安心快適の追求シリーズの最終回を考えているところですが、今週中にでも書き上げたいです。
定型恐怖症に対する処方箋についてです。定型嫌われすぎです。
非定型はある意味その処方箋として広まりました。しかし定型を歪めすぎで、副作用がありすぎました。
その副作用の克服がめざされましたが、対症療法にすぎず、克服できませんでした。非定型はそこまでです。
定型温存の処方箋が必要なのです。
0030優しい名無しさん2014/10/15(水) 00:37:38.02ID:0w2zaCld
てかあんたもネットに釣られてるって意味では俺と同類だよ
あんたの言う定型なんて結果論含めた理想型だろ
そんなもんいつどこの誰が成功させているんだと
0031優しい名無しさん2014/10/15(水) 01:27:24.33ID:0w2zaCld
基本全身痙攣は起こるものと考えておいて
ロープのズレ対策に定型ハングマンズということなら俺は賛成だけど、しかし
手元の法医学の本にも痙攣中にロープがズレることが多い書いている
ロープがズレる際に水泡ができる云々
(これは他殺との鑑別で注意する点として書いているようだがそこまでのことは俺には分からん)
ズレる際に水泡ができてしまうということなら
本人的にかなり強く圧迫したと思ってもやはりズレてしまうほど
激しい全身痙攣が起こる可能性もあると見ておいた方がいいのではないかと
動画で見ると大したことがないように見えるが、全体重がかかっているわけだからな
0032優しい名無しさん2014/10/15(水) 06:23:07.22ID:0w2zaCld
ていうか邪魔してすまんな
即死するからして全身痙攣は起こらないって結果論込み込みで定型としているあんたと
ネットで言う定型(定型もやい等)を一般的と考えている俺とでは話が合うわけないわな
どうせまたループなんでやはり撤退するわ
0033優しい名無しさん2014/10/15(水) 06:30:03.45ID:0w2zaCld
>ネットで言う定型(定型もやい等)を一般的と考えている
ここちょいと訂正入れておくわ
○全身痙攣が起こるものと考えている
0034優しい名無しさん2014/10/15(水) 20:18:57.42ID:iTh+kZxO
ID:0w2zaCldさん
正直、何をおっしゃりたいのかわからなかったのですが、ようやく事情はわかりました。
いままでずっと定型もやいベースで考えていたんですね。
なぜそのような考え方をするのかわかりませんが、それでは全身痙攣が起きるのも当然です。
ロープもずれて意識がはっきりしているケースも出てくるでしょう。
非定型以上に過酷な道です。
0035優しい名無しさん2014/10/15(水) 21:50:25.75ID:iTh+kZxO
動画の議論(>>16)でイランや日本の悪質な絞首刑を徹底的に考えたおかげで、「最速ハングマンズノット」
という安楽死のフラグシップモデルにたどり着きました。

>>25 【安心快適の追求B……ハングマンズノットのチューニング】
>>27 【安心快適の追求C……最速ハングマンズノットをめざして】

想定外の大きな収穫です。ハングマンズノットのあるべき挙動が解明されたので、実践のコツとかイメージが
丸わかりです。ハングマンズノットへの信頼性の向上で、漠然とした不安も解消です。

そして今、もう一つのフラグシップモデルを作成中です。完成したら全体のまとめを作ります。

想定外の進展で、改訂版の必要性を感じています。
今回は途中から探求に集中しましたので、わかりやすさまで配慮できませんでした。
新タイトルは『定型安楽死マニュアル』とかそんな感じで。
このスレを追い出されない限り、このスレで続けたいと思います。
0036優しい名無しさん2014/10/16(木) 20:39:07.91ID:5YSn7iNW
次回は恐怖という感覚を扱うことになります。土曜くらいになるでしょうか。
それで、ハングマンズノットが締まってくる恐怖が半端ない、という書き込みを思い出しました。
しかしハングマンズノットのあるべき挙動を理解すれば、締まらない方が恐怖になります。
理解することで消えたり軽減する恐怖ですね。
しかし、実体が掴みにくい恐怖は最後まで残ります。
そういう恐怖に切り込みたいと思います。
0037優しい名無しさん2014/10/17(金) 20:35:49.49ID:bnwHMsGx
余談ですが、「定型」の要件定義を以下のように考えると面白いです。

「加える力は自分の全体重のみで、椎骨動脈と頚動脈を同時に一瞬で遮断する首吊り」

それで、これに対して他の色々な吊り方はどうなのか考えてください。
非定型、定型もやい、日本式絞首刑、結び目が前に来る吊り方。
0038優しい名無しさん2014/10/17(金) 21:43:36.19ID:bnwHMsGx
>>37の解答
・非定型は、「自分の全体重のみ」を満たさず、「椎骨動脈」を遮断できないので非定型
・定型もやいは、「椎骨動脈」を遮断できず、「頚動脈」すら怪しいので非定型
・日本式絞首刑は、体重どころか異常な衝撃力で首折させ、動脈は不明なので非定型
・結び目が前の吊り方も、もはやどこの動脈が絞まってるのか不明なので非定型

後の2つは首吊りですらないですね。
0039優しい名無しさん2014/10/18(土) 13:29:32.76ID:9estWrki
絶望から立ち直れたきっかけは新しい恋。
私はここで知り合って立ち直った。
1人でも理解者に出会えれば幸せになれるんだね…。
それで救われた。
http://bombch.us/sOb
0040優しい名無しさん2014/10/18(土) 19:28:57.24ID:t7+YYRe6
【安心快適の追求D……マイルドな定型】  最終回
○定型忌避
首吊りは自殺の70%近くを独占しています。そして首吊りをする人のほとんどが非定型を選択します(多分、
定型は10%にも満たないと思います)。定型は痛みも苦しみもない安楽死であるという知識が広まっても定
型忌避はなくならないと思います。「定型は恐い」、それが偽らざる気持ちなのです。
○恐いのは、テリトリーから外れる感覚
では定型の何がそんなに恐いのか。宙吊りという自分のテリトリーから外れた世界へのダイブが恐いのです。
テリトリーというのは、自分の生存・活動の間合いくらいの意味です。他にテリトリーから外れる自殺は飛び
降り、飛込みが典型的ですが、切腹のような臓物系もテリトリー外です.。ガス系クスリ系はテリトリー内です。
○テリトリー内の実行は恐くない
そういう次第なので、首吊りを考える人は、地面を失わずに自分のテリトリーで行う非定型を選ぶのです。
しかし地面によってもたらされる副作用は深刻なものでした(>>6 【首吊りの基本テキストBC……定型・非
定型の評価】参照)。そしてその副作用はいまだに克服されていません。
○マイルドな定型の構想
成果はともかく実行のしやすさの観点から、首吊りをマイルドな非定型とストロングな定型と分類できると思い
ますが、ここで私はストロングな定型を副作用なしでマイルドにする新規のテリトリーを提案したい思います。
地面が水平だから副作用が発生する。ならば、地面を垂直方向に立てればいいのでは? と考えます。垂直
の地面が地面として機能し、垂直ゆえに副作用がないものです。そして考え出されたのが縄梯子です。それ
はテリトリーを展開させる場です。以下で、縄梯子を使った定型をシミュレートしてマイルドな定型になるかど
うか見極めたいと思います。
○縄梯子(以前の提案の大幅改定です)
定型用ロープと平行に避難用縄梯子を吊るします。間隔は30cmくらい空ければいいと思います(空けないと
後でちょっと困ることになります)
縄梯子を登ってスタンバイするのですが、靴は脱いで登ります。靴のかかとが縄はしごにひっかかって実行
の際両足を同時に外しにくいからです。登り方にはコツがあります。普通に登ると足が前に流れてしまい、体
が仰向けの方向に傾いて登れません。まず、手ですが、縄はしごの縦のロープの外側から手を回し込み、手
のひらが自分の方に向くようにして横の棒を掴みます。反対の手も同様にもう一方のロープの外側から回し
込んで横の棒を同様に掴みます。足も縦のロープの外側から回し込み、横の棒にかかとを引っ掛けます。反
対の足も同様に。結果的に、両手両足でロープを抱き込むようにして登ることになります。イメージできました
か? そのような体勢で登り、首吊り用のロープをつけ、スタンバイの状態の位置を探ります。そして輪っかと
結び目の位置の確認をします。はしごに登りながらの作業はちょっと大変かもしれませんが、片手は確実に
使えるし、縄はしごを両手で抱き込んだ状態で両手を使った作業も可能でしょう。そうしてスタンバイに入りま
す。実行は、そこから抱き込んだ縄から両手両足を同時に外します。首吊り用ロープと縄はしごは少し離して
セットしてあるから、実行とともに両者は定位置に戻るため少し離れるので、顔が梯子にぶつからないとは思
いますが、気をつけてください。実行後の縄梯子はいつでもしがみつける場所にあります
○縄梯子でマイルドな定型実現
ポイントは、スタンバイのときの姿勢です。全身でロープを抱き込んでる状態です。つまり、垂直の地面が地面
としてしっかり機能しており、テリトリーが展開されています。定型はそのテリトリー感覚の範囲内で行われま
す。垂直の地面を獲得するのは骨の折れることですが、それで生まれるテリトリー感覚の安心感は非定型の
マイルドさと比べても引けを取りません。しかも定型は完全に成立してるので副作用はありません。これはマ
イルドな定型であり、非定型の台頭の悲劇(>>13)に終止符を打つ切り札です。
これによって定型の難易度は少し上がってしまいますが、普遍的にも見えた頑迷固陋な定型忌避をブレイク
スルーして、安楽死を手に入れる代価と言えるでしょう。
○定型安楽死モデル
法医学の知識から始まり、即死と安楽死が交差する定型を見極め、最終的に、最速ハングマンズノットとマ
イルドな定型をフラグシップとした定型安楽死のモデルにたどり着きました。
0041優しい名無しさん2014/10/19(日) 19:43:40.38ID:qBwYR6Ye
(まとめ1)
改訂版私家製定型縊死専用テンプレが完成しました。安心快適の追求B以降大きな進展がありました。
首吊りを極めたという手ごたえを感じています。

>>2 【定型の学習プラン】
>>5 【首吊りの基本テキスト@A……頸部圧迫による死の機序】
>>6 【首吊りの基本テキストBC……定型・非定型の評価】
>>7 【自分で安楽死ができるキー】

>>8 【批評編】
>>11 【定型の核心……即死と安楽死が交差するとき】
>>12 【即死必勝が安楽死の極意】
>>13 【思考停止に陥った首吊りの歴史】
>>14 【首吊り動画について】
0042優しい名無しさん2014/10/19(日) 19:44:45.33ID:qBwYR6Ye
(まとめ2)
>>19 【安心快適の追求@……定型を安楽死として完成させるために】
>>22 【安心快適の追求A……場所】
>>25 【安心快適の追求B……ハングマンズノットのチューニング】
>>27 【安心快適の追求C……最速ハングマンズノットをめざして】
>>40 【安心快適の追求D……マイルドな定型】

※定型が即死であることの意義は予想以上の大きさでした。即死必勝が安楽死の極意であり、定型の極意、
が新基準となりました(>>12
※定型のフラグシップモデルとして、最速ハングマンズノット+マイルドな定型、を提案しました(>>27>>40
※テンプレといっても私家製で探求的な段階にあったので、新しい発見のたびに、三歩進んで二歩下がるよ
うな展開になり、わかりにくいものになりました。材料的にはもう十分ですし、達成感もありますが、次はもっ
とマニュアルっぽくて、スパッと頭に入りやすいものを作ろうかと思っています。タイトルは『定型安楽死マニュ
アル』を予定しています。このスレでしか通用しそうにないタイトルですが、立ち位置としては名著『完全自殺
マニュアル』の批判的継承、のつもりです。継承とはいえ、批判としてはかなり厳しい見方をしていますが、
非定型推しの人たちの「完全自殺マニュアルは古い」という意見に対しては、断固マニュアル擁護です。
0043優しい名無しさん2014/10/20(月) 20:04:20.19ID:jg6u8/Nc
『定型安楽死マニュアル』の一部を投稿します。
堅苦しい冒頭ですが、超便利です。
この定型の定義ひとつで、首吊りをめぐる混乱した議論を一発で修正できます。
もう迷う余地などありません。

首吊りを極めるための材料は全て揃ってます。原点も定まりました。今後はゆっくりやりたいと思います。
0044優しい名無しさん2014/10/20(月) 20:05:29.26ID:jg6u8/Nc
『定型安楽死マニュアル』 (Tの主要部分)

定型の首吊りは間違いなく安楽死でした。しかも、自力で百発百中の安楽死ができるのは定型以外ありま
せん。そのメカニズムは芸術的であるにもかかわらず、多くの人が実行できる、開かれたテクノロジーです。

T 【定型の原点】
@定型とは(独自の要件定義)
定型・非定型の一般的な定義は、見た目が基本となっているせいで、ユーザー間で本質から外れたさまざ
まな混乱を招いてます。そこで、ユーザー本位の本質的な定義が必要と考え、本マニュアルでは、定型的
縊死の機序を要件する観点から独自に定型の定義をします。これを原点とすれば道のりは一本道です。
一般的に流通している混乱した知識や情報に惑わされることはなくなるでしょう。

 <定型とは、自分の全体重のみで、椎骨動脈と頚動脈を同時に一瞬で遮断する首吊り>

・定型の定義に一致しない首吊りを非定型とする
・従来の非定型は、「自分の全体重のみ」を満たさず、「椎骨動脈」を遮断できないので非定型
・従来の定型+もやいは、「椎骨動脈」を遮断できず、「頚動脈」すら不確実なので非定型
・日本の絞首刑は、衝撃力で首折させ、どこの動脈が絞まっているのかは不明なので非定型
・結び目が前の吊り方は、どこの動脈が絞まっているのか不明なので非定型
・定型+ハングマンズノットのみが定型の定義と一致する
※以下、特に断りがない場合「非定型」は従来型のものを指し、「定型」は定型+ハングマンズノットを指す

A定型的縊死の流れ……定型は苦しむ以前に即死するので安楽死
  1)椎骨動脈と頚動脈の遮断→瞬間的に脳の血液循環停止 (即死の始まり)
   <同時に頸動脈洞圧迫→瞬間的に神経性の心停止>
  2)実行直後から意識は薄れ、数秒〜7秒で意識消失 (痛み苦しみは感じず、考える力もない)
  3)実行から20秒以内に脳細胞の電気活動停止で即死状態 (全身痙攣が起こることもなく)
  4)実行から3〜8分の間で不可逆的な機能停止 (救助されなければいいだけの段階)
  5)実行から10〜10数分で完遂 

(続く)
0045優しい名無しさん2014/10/21(火) 17:00:17.33ID:F5APfTcd
絞首刑の残虐性−オーストリア法医学会会長の証言
ttp://deathpenalty-trial.jp/shiryou/rabl_shogen/

それから、次に、絞首刑の死因の5番目、
「迷走神経損傷によって起こる急性心停止」についてお尋ねします。
これは、どのような頻度で起こるのでしょうか。

これもまた、非常にまれにしか起こりません。

どうして、非常にまれにしか起こらないと言えますか。

私は、法医学者として、今まで、250名から300名の絞首によって死んだ人の遺体を調査してきましたけども、
そのうちで、5番目の要因によって死んだ人は、2例しか見つかりませんでした。
0046優しい名無しさん2014/10/21(火) 19:51:02.99ID:e9h5i6LS
>>45
首吊りで安楽死させるには、椎骨動脈が肝となります。
日本の絞首刑がなぜ残虐か、その構造的な説明は以下の通りです

>>27の「○加える力……全体重のみ」

>>44のTの@
>「日本の絞首刑は、衝撃力で首折させ、どこの動脈が絞まっているのかは不明なので非定型 」

日本の絞首刑には、動脈を遮断して安楽死させる、という発想がどこにも存在しません。
椎骨動脈なんて眼中にもないです。
目的の首折も、すぐ死ぬとは限りませんし。
日本の絞首刑は定型ですが、このスレでは、日本の絞首刑は非定型扱いです。
「どこの動脈が絞まっているのかは不明」な事態は、もはや非定型ですらないと言いたいです。
首吊りの風上にも置けません。日本の絞首刑は残虐な首折拷問処刑です。
国民は、全体重のみで吊っても力が足りなくて不確実だから、絞首刑では確実に死ねるように自由落下さ
せるんだ、と思っているのでしょうが、完全にだまされていたのです。
0047優しい名無しさん2014/10/21(火) 20:08:34.33ID:VRoOpiWQ
>>45>>46は同じ人かね?
0048優しい名無しさん2014/10/21(火) 20:22:10.12ID:VRoOpiWQ
この資料の、
>解剖学的に見て、血管が通常の人とは違うような通り方をしてる人がいます。そういう人では、完全な圧迫が起こらない場合があります。

こういう人は定まるハングマンズノットでもすぐに死ねないのでは?そういう人はどうしたらいいんでしょう?
0049優しい名無しさん2014/10/21(火) 20:22:48.49ID:VRoOpiWQ
定型ハングマンズノットでした。
0050優しい名無しさん2014/10/21(火) 20:51:38.19ID:e9h5i6LS
>>48
CT画像など見ても人によって違うようですし、乳様突起と第一頚椎の横突起の距離を観察しても人によって
違うようですし。
しかしちゃんとした定型なら影響があるとは思えませんでした。
全体重のかかったハングマンズノットの前では関係ないでしょう。
0051優しい名無しさん2014/10/21(火) 20:55:48.65ID:VRoOpiWQ
いや、資料に「完全な圧迫が起こらない場合があります。」と書いてあるんですが・・・
0052優しい名無しさん2014/10/21(火) 21:08:50.49ID:e9h5i6LS
>>51
それは日本の絞首刑の話ですよね。
>>46で日本の絞首刑は定型で定型とは言えないとその前に話してます。
私はちゃんとした「定型」の話をしています。
0053優しい名無しさん2014/10/21(火) 21:14:55.74ID:VRoOpiWQ
>>52
ああ、そういう事ですか。
0054優しい名無しさん2014/10/21(火) 21:35:49.88ID:e9h5i6LS
日本の絞首刑は血管を圧迫することを目的とはしていません。
拷問処刑が目的なのは明白です。
それでも「定型」と名乗るおかしさ。
しかしわからないのは非定型推しです。
不思議なくらい椎骨動脈を問題にしません。
彼らは一体何がしたいのか。
そういう思いもあって>>44で定型の要件定義をしました。
0055452014/10/21(火) 22:02:54.91ID:F5APfTcd
日本の絞首刑が即死ではない、残虐な物だというのはよく分かりました
定型ハングで即死のソースはありますか?
定型ハング自殺の動画すら見たことがありませんが
それと椎骨動脈を塞ぐのに必要なのは16.6kgと29sのどちらだと考えていますか?
たしかにもやいでは29sは掛かりませんね、でも16.6kgなら掛かるかも

定型と非定型はまったくの別物というのはわかります、もやいとハングが別物なのも分かりますが、
もやいを非定と言うのはやめた方が良いかと思います。
たしか定型の定義は足が付かなくてシンメトリーだったと思います
0056優しい名無しさん2014/10/21(火) 22:22:38.23ID:e9h5i6LS
>>55
>定型ハングで即死のソースはありますか?

>>5 【首吊りの基本テキスト@A……頸部圧迫による死の機序】
>>6 【首吊りの基本テキストBC……定型・非定型の評価】
>>44 TのAで定型の死の機序を整理しました
脳の血液循環停止したら誰がなんと言おうと終わりです。そして椎骨動脈と頚動脈の遮断でそうなります。
後、検死の現場では定型の死体には苦しんだ痕跡がなく、非定型との違いが明白です。
死体は語る、というやつです。

>定型ハング自殺の動画すら見たことがありませんが

それは定型を実行する人がほとんどいないからです

>それと椎骨動脈を塞ぐのに必要なのは16.6kgと29sのどちらだと考えていますか?

即死の非定型がないので後者に近い数値だと思ってます。

>もやいを非定と言うのはやめた方が良いかと思います。

法医学では見かけで判断して済ませていますが、ユーザーサイドではそんなことは許されない一線という
ものがあると思います。
0057優しい名無しさん2014/10/22(水) 21:43:15.99ID:C7+VwzhT
<定型とは、自分の全体重のみで、椎骨動脈と頚動脈を同時に一瞬で遮断する首吊り>

この定義の力は絶大です。
首吊り論議を一刀両断にしちゃいます。
スレ外不出の魔性の定義です。

頚動脈だけ圧迫するのは非定型です。
定型に見えてもどこの動脈が絞まるかは運次第も非定型です。
それだけでなく、2本ある椎骨動脈のうち1本しか遮断できなければやはり非定型です。

百発百中で要件を満たすものだけが定型です。
そのためのハングマンズノットのチューニングです。
このチューニングの敵は日本流の絞首刑ですが、対極の関係からいろいろ見えてくることがあります。
このチューニングメニューをもう一つ加えようと思ってます。
0058優しい名無しさん2014/10/23(木) 19:46:12.26ID:yoMu9evs
定型的縊死と非定型的縊死の分け方って思っているより難しいようだな
こんな専門用語連発されてもよく分からんわ

縊死の分類
1定型的縊死:開放係蹄を用いた場合と、結節係蹄のうち結節が項部あるいは後頚部の
正中線上にある場合で、全体重が索状物にかかっているものを完全定型縊頚といい、
全体重が頚部にかかっていない場合は不完全定型的縊頚と呼ぶ。通常完全定型縊頚を
定型的縊死とよぶ。
2非定型的縊死:前述以外のすべてを非定型的縊死という。結節が前頚部あるいは側頚
部に位置しているものなどを言う。

http://www11.tok2.com/home2/uoeh26thpreparation/2005legal/legal050524.pdf
0059優しい名無しさん2014/10/23(木) 20:25:40.44ID:yoMu9evs
定型非定型の区別ってもしかして学者によって違う?その程度のものなのか?
0060優しい名無しさん2014/10/23(木) 22:09:25.52ID:+L2o3CoS
>>59
日本の残虐な絞首刑を定型とし安楽死としてしまったのが最高裁です。
こうして極悪非道な拷問処刑が正当化されました。
でたらめすぎます。
定型がそんなものと一緒にされたらたまりません。
後、広く流通してしまった非定型に対する幻想もひどすぎます。
だから>>44のようなユーザー目線の要件定義の必要性があったのです。
0061優しい名無しさん2014/10/24(金) 22:02:06.34ID:akpnlA+J
『定型安楽死マニュアル』 (その2 >>44の続き)

B(比較対照)非定型的縊死の流れ……椎骨動脈が遮断されないため即死できず、数分後に窒息死
・定型は必然的で不可逆なプロセスを辿るが、非定型は椎骨動脈が遮断されないため、不安定で未遂リス
クをはらんだ展開となる
・そのため様々なケースが出てくるので、非定型の流れを一本の線でまとめられない。従って、大まかな流
れを押さえつつ、非定型で起こること・起こりうることを列挙する
・頚動脈遮断と頚動脈洞圧迫をめざす
・椎骨動脈2本は遮断されず、脳への血液の流入は止まらない
・その結果、痛みや苦しみを感じるだけの意識が脳に残り、未遂リスクになる
・実行後の意識の状態は、失神したり、しなかったり、失神から覚めたりとまちまちで、未遂リスクとなる
・実行後、窒息状態になり全身痙攣を起こす(動画の完遂例から)
・血液は脳に流れ込む一方で、全ての静脈は簡単に遮断されるため、頭の血液は下に降りて行かず、顔
はうっ血して膨れあがる。失禁や射精をする
・実行から1〜2分後、全身痙攣が収まり、昏睡状態となり、窒息死する(動画の完遂例から)
・全身痙攣の衝撃で意識を戻して、苦しみに驚いて未遂に終わる失敗報告が後を絶たない
・実行しても失神できず、苦しくて中断する失敗報告が後を絶たない
0062優しい名無しさん2014/10/25(土) 20:32:32.52ID:66vYZBCW
『定型安楽死マニュアル』 (その3 >>44>>61の続き)

U 【自力安楽死の唯一の道】

@非定型は茨の道
・第一関門は、最初に首尾よく失神すること。そのためにハイパーベンチレーションや緩衝材など工夫の努
力が積み重ねられるが、成果はマチマチで、うまく行っても第二関門がある。失神すれば成功したようなも
のと勘違いする者が後を絶たない。
・第二関門は窒息状態で全身痙攣する段階で、安楽死の最大の障壁。ここが主戦場にもかかわらず、この
段階では本人は何もできない完全無防備状態。管理不能で運任せでは安楽死とは言えない。ヘリウムガ
スにも同様の関門がある。

A自力安楽死の障壁=全身痙攣の段階での未遂リスク

B自力安楽死の要件=静かな即死

C静かに即死する定型=自力安楽死の唯一の道
・定型で即死と安楽死が交差する
・定型こそ自力安楽死への唯一の道……定型的縊死は定型安楽死
0063優しい名無しさん2014/10/26(日) 19:10:16.61ID:W8VUUYTd
『定型安楽死マニュアル』 (その4 >>44>>61>>62の続き)

V 【定型安楽死封印の歴史】
1993年『完全自殺マニュアル』出版から始まる首吊りの歴史は、定型安楽死を「人類が作り出した芸術
作品」として発見するとともにそれを封印する歴史です。それを直視することで現状打破する道を探ります。
それは『完全自殺マニュアル』の批判的継承ということになります。このようにしてようやく『完全自殺マニュ
アル』は過去のものとなります。

@タブーを破って「コトバによる自殺装置」完成
・『完全自殺マニュアル』はミリオンセラー。当面自殺する予定のない人たちにも大いに読まれる。
・「強く生きろ」は余計なお世話で、「イザとなったら死んじゃえばいい」 
・タブーを破って「コトバによる自殺装置」完成。生きるも死ぬも決定するのは自分、という唯一残る自由の
発見、発明。それが社会現象となることで、時代は新たなステージへ

A自力安楽死への道
・あらゆる自殺の方法を検証した上で、自分でできる間違いのない安楽死の方法はただ一つ、首吊り。シ
ンプルな王道回帰のすがすがしさ
・〔首吊りは「人類が作り出した芸術作品」〕 自力安楽死の唯一の道が宣言される
・〔定型の正しいイメージ〕 当『マニュアル』では頸動脈洞こそ出てこないが、大筋で定型を正しく理解し、
体験報告等で補って、定型のイメージを正確に作り上げた。

B自力安楽死封印の時代
・〔定型封印/非定型の胎動〕 しかし当『マニュアル』は非定型を定型と首絞めの間に位置付けるときに、
不用意に定型寄りに引き付け、定型が嫌なら非定型でもOK、という落としどころを導き出してしまった。非
定型で代替できるとされたら、定型は事実上の封印
・〔非定型のブランド確立〕 1998年、X JAPANのhide氏の非定型による自殺。ドアノブを使った首吊りオナ
ニー中の事故ともうわさされ、それが非定型の実力と評価され、非定型はカリスマアーティスト認定のブラ
ンドとして確立
・〔非定型の台頭〕 やがて本格的なネット時代に入り、テンプレートで「頸動脈洞が主で椎骨動脈が従」と
いう過激なスローガンが掲げられ、非定型は無批判的に選択されるようになる
・〔非定型のあがき〕 しかし椎骨動脈を遮断できない非定型ではなかなか死ねない。そこで、いち早く失
神することが目標とされ、対策が取られるが、所詮対症療法にすぎず、成果を上げられない
・〔幻想の非定型〕 それでも人は非定型を選び続ける。「あのhideが」「ドアノブの安心手軽」「最初に意識
が落ちさえすれば」。それでも結果的に死ねるので、非定型は実績のあるブランドとして今も流通
・〔安楽死にとって暗黒時代〕 『完全自殺マニュアル』から今に至る首吊りの歴史で起こったことは、当『マ
ニュアル』で「人類の考え出した芸術」が掘り起こされ、自力安楽死が万人に開かれたにもかかわらず、非
定型で代替したことで安楽死の道を閉ざしたこと。これが自力安楽死の暗黒時代。
・〔問題ありの新勢力〕 当『マニュアル』以降に一世を風靡した練炭、硫化水素は中毒で苦しく、ヘリウム
ガスはコントロールが困難。ヘリウムガスは安楽死の教養として必須だが、自力だと完遂のハードルが高
い。定型の比類なき優位性は揺るぎない

C再び自力安楽死への道
・〔安楽死は国民的教養〕 首吊り一般ではなく定型が「人類の考え出した芸術作品」。国民一人一人が己
の尊厳のため安楽死の教養を身につけなければならない時代において、封印された定型安楽死は必修の
教養として国民に開放されるべき
0064優しい名無しさん2014/10/27(月) 22:11:17.40ID:bygZLo60
ハングマンズノットの性能は思ったより上がりにくような気がしています。
スタンバイの段階でハングマンズノットが締まり始めと想定していました。
そこにはほんの一瞬の自由落下の利用があります。
それはちょっと甘かったのでは。
それすらハングマンズノットには酷であるような。
その一瞬すら使わない方がいいかもです。
最初からできるだけ締めておけば、体重の最初のかかりがダイレクトにングマンズノットのフィニッシュの締
まり(回転)にかかわることになります。
一番肝心なところでターボがかかるイメージです。
ハングマンズノットの挙動は最小限で効果は最大限という感じになります。
精神的には楽になると思います。
0065優しい名無しさん2014/10/28(火) 19:20:37.30ID:2ocq56dv
仕様変更の予定

日本式絞首刑批判でわかった通り、ハングマンズノットでの自由落下運動は残虐で、無意味で、逆効果な
ので、やってはいけないことでした。しかしノーマルな定型にもほんの一瞬だけ自由落下に近い段階があり
ます。それを不完全ハングマンズノットのリスクと考え、その対策がチューニングだったのですが、対症療法
の域を出ないものでした。
今度は根本的な解決を図ります。リスク回避とパワーアップを同時に果たす仕様変更を伴うチューニングメ
ニューを考えたいと思います。それは、イメージ的には最後に締まり切るその一瞬だけに最大トルクをかける
ドラッグレース仕様になります。その時、ロープの締まりは、結び目の落下ではなく輪っかの回転として対応
を図ります。そうすれば、一番パワーが必要なときターボき効くような、理想的なハングマンズノットになると
思います。
今週末までにはまとめたいと思います。
0066優しい名無しさん2014/10/28(火) 23:40:43.68ID:w7LKOsFY
首吊りは紐一本で比較的楽に死ねるってだけで
「人類の考え出した芸術作品」などとは程遠いわな
しかも芸術作品とか騒いでいるのは鶴見一人だったりするからな
0067優しい名無しさん2014/10/28(火) 23:58:40.60ID:w7LKOsFY
あと、非定型(定型もやいなど足が付かない非定型)を否定してしまうと
鶴見が言うお手軽さがなくなるんで「芸術作品」から遠ざかってしまうんだわ場所的に
0068452014/10/29(水) 00:42:58.95ID:DA9gtKF4
>>66
あなたの意見には賛同しかねます
考えれば考えるほど定型ハングマンズノットしかないと思うようになりました
自室の天井裏に梁がある私は運が良いようです、
場所がないから非定型という人には「そうですか」としか言いようがない
0069優しい名無しさん2014/10/29(水) 01:24:36.95ID:6B6kTzAp
>>68
面倒臭そうなやつだな、眠いんで文献を持ち出さず書くが
俺もあんたの意見にはなかなか賛同しかねる
定型ハングマンズも足を離した時のちょっとしたミスで非定型になると考えているからな
素人が一人でやれる範囲を超えている
現実的に定型ハングマンズノットなんかで死んでいるやつは殆どいない
それで死ねたらある意味理想型で死んだと言っていいんでないか
0070452014/10/29(水) 02:00:59.68ID:DA9gtKF4
>>69
誰もが2ちゃん見てやってる訳じゃないから
定型ハングマンズノットでやってる奴なんて一部の人間だけだよね
定型なのに非定型なんて言っちゃう、まるでスレ主ようだ。面白いね

定型ハングマンズも足を離した時のちょっとしたミスの所くわしく
0071優しい名無しさん2014/10/29(水) 02:10:21.40ID:6B6kTzAp
>>70
あんた大分おかしいようだ、
定型なのに非定型、こんなの当たり前だ
足が付く付かないだけで定型非定型を分けるなど滅茶苦茶だ。あり得ない

この文脈で、定型ハングマンズなら絶対ミスしないのかと聞きたい
0072優しい名無しさん2014/10/29(水) 02:25:16.08ID:6B6kTzAp
定型非定型の区別については
ネット的に細かいことは言っていられないので足が付くつかないだけで分けている
だが厳密にということならまだwikiの方が遥かにマシ

>1.定型的な縊溝は、前頸部を横に通過し、頸の左右両側を同じように上後方に向かって斜めに上昇し、耳の後ろに達し、
左右からの縊溝は相近づき、有髪部に消える。以下の二通りがある。
1.頸の周りで縄索を結ばずに首を吊る開放係蹄の場合
2.頸の周囲で縄索を結び首を吊る結節係蹄の時結節が後頭部中央線に位置するような場合
2.非定型的な縊溝は、結節係蹄の時に結節が後頭部中央線以外に位置する時に生じる。
結節が頸部の前方や耳前に位置するような際に生じ、縊溝の走り方は結節と反対側に始まり、
結節に向かって斜めに上昇し、結節に当たる箇所で消える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%8A%E6%AD%BB
0073優しい名無しさん2014/10/29(水) 05:55:12.44ID:6B6kTzAp
まぁここは即死説君が必死になって新しいテンプレを作るスレだからして
>>65で仕様変更すると言っているからちょっと待ってみよう
ただ、今日明日にでも吊らなければいけないってやつも結構いるはずで…
精神的に追い詰められているやつがどこまでできるかねと
0074優しい名無しさん2014/10/29(水) 08:20:52.56ID:KESTUcwd
つまりもやいが真の定型といえると
0075優しい名無しさん2014/10/29(水) 09:03:44.62ID:6B6kTzAp
俺は運要素が大きそうなんで嫌っていたんだが、結果論は避けられないかも知れんな
足が付かないのは大前提だが、縊死した死体を検視官が見て定型か非定型かを決めると
もやいの場合、開放係蹄にならないのではないかと思うので
足が付かなかろうが俺は非定型だと思っているが、専門家がそれをどう見るか、はっきりしたことは分からん
しかし開放係蹄も定型としたら、ハングマンズのように頚骨動脈を狙えないと思うのだが
0076優しい名無しさん2014/10/29(水) 09:14:55.34ID:6B6kTzAp
あと、>>58のここだわな
>全体重が頚部にかかっていない場合は不完全定型的縊頚と呼ぶ。通常完全定型縊頚を
>定型的縊死とよぶ。
この不完全定型的縊頚なるものを定型に含めるか否かは学者によって違うような気がしてな
0077優しい名無しさん2014/10/29(水) 15:57:48.26ID:6B6kTzAp
首吊り本スレの過去ログを漁っていたら最悪の予感
どうやら結果論ぽいな、定型かどうかは本人が決められるものでなく検視官の検視で決まる可能性大
だがよく考えてみると肝心な左右対称とか結果論以外ないのではとは思う
少しでもずれていたら非定型扱いになる
だからして開放係蹄が定型としても開放型で定型を狙うのはやめておけとなるわけだ
元々ここはハングマンズによる定型を目指すスレだから開放型は論外なんだろう

あとこれハングマンズかどうかよく分からんが、もしハングマンズだとして、向かって左の人は非定型だ
http://1.bp.blogspot.com/-IMMFOU8J2Jw/UthTM9pnvGI/AAAAAAAAAkw/aUVuWfeaaE8/s1600/public+hanging.jpg
0078優しい名無しさん2014/10/29(水) 21:33:02.07ID:xTx9XsI1
原点に立ち返った仕様変更の余地があったので、検討を続けます。

首吊りにはさまざまな方法がありますが、それを簡単に評価できる問いがあります。
「その吊り方で椎骨動脈は閉まりますか? 閉まりませんか?」
閉まらなければもう一つ問いがあります。
「椎骨動脈を閉めないままで、あなたは何をしようとしているのですか?」
「窒息死」「失神ゲーム」「首吊り芸」という模範解答が返ってきたら問いは終了です。

で、当然ハングマンズノットの最大の目的は椎骨動脈の遮断です。従来通りのお手本通りにやればいいん
ですが、ここでは定型ハングマンズノットを極め、安楽死を極めようとしているゆえ。
普通、勢いをつけて飛び降りればハングマンズノットはよく締まりそうに感じます。だから日本の絞首刑も高
いところから落とすんだろうと。しかし落下の勢いと締まりは全然関係ないのです。これが問題の核心です。
ハングマンズノットが締まる様をよく観察してください。力強く食い込むときは頸部と輪っかが一体となって
回転してるときではありませんか? 全体重のトルク(ねじりモーメント)が椎骨動脈を遮断するのです。落
下する勢いは垂直方向でよね。これで輪っかも回転はしますが、モーメントとしては、頸部輪っか一体の回
転とは異なります。これがけっこう曲者です。最初のチューニングは、垂直方向の並進運動が十分短時間
でなめらかであれば、ハングマンズノットの能力の範囲内で済み、回転運動へは自然に移行する、という仕
様のものでした。しかし「自然」というのはぬるいと感じたところで原点回帰です。椎骨動脈を遮断するのは
全体重のトルク(ねじりモーメント)であり、これに尽きる、という仕様への変更を決めたのです。原点の大切
さを痛感しています。
チューニングとしては、スタンバイで最初からできるだけ締めた状態で、実行後は輪っかの回転に素直につ
いていくのが基本となります。それで、ハングマンズノットの欠点の一つである結び目のズレの問題を積極
的に利用することになります。ターボみたいなものですね。例えば輪っかが左回りだとして、これで吊ると首
も左周りで顔は右を向くことになります。だからスタンバイでは顔を少し左に向け、結び目もやや左に設定す
ることになります。実行後は結び目が盆の窪の大体真ん中にくるようにするわけです。結び目の中を走るロ
ープ部分だけはベビーパウダーですべりやすくしておく必要があると思います。そして実行は恐る恐るでは
なくスパッと全体重のトルクを発生させるべきです。イメージトレーニンを含め、ハングマンズノットの挙動を
自分のものにするための練習が大切だと思います(危険ですから実践スタイルでは練習しないでください)。

アウトラインは大体こんなものですが、もう少しじっくり検討を続けます。
0079優しい名無しさん2014/10/30(木) 22:07:06.48ID:8xQH7GQw
定型的縊死は脳細胞の電気活動停止による即死です。
ヒトは、電気製品が電源スイッチで止まるように死ぬことができるのです。
椎骨動脈、頚動脈はまさに電源スイッチです。
今回の新仕様でますます電源スイッチのようにサクッとしたものになってきました。

従来ハングマンズノットの輪っかの回転は、結び目がずれるのでデメリットとされてきました。
しかしその回転の仕組みこそが、椎骨動脈を遮断するトルクを生み出すものだったのです。
新仕様では、ハングマンズノットの挙動は大幅に削られて、落下なし(最小限の落下)で最後の回転だけに
特化した高トルク型です。
0080優しい名無しさん2014/10/31(金) 21:46:12.27ID:XEpiwaN5
椎骨動脈遮断のハードルをわざと高く設定したプロトタイプ仕様
いくら勢いよく首吊りしても、気道をしたたか打ちつけるだけで、その時点では最も肝心な椎骨動脈はノー
ダメージです。その後の輪っかの絞込みで椎骨動脈は遮断されるのです。頚動脈はどうやっても簡単に遮
断できることを考えれば、勢いよく飛び降りるのは全く無益です。定型ハングマンズノットは、輪っかの最後
の絞込みの回転だけでいいのです。その時に全体重がかかって絞り込まれればいいのです。
自分の手首でも吊って観察してください。「ここか」とわかります。

しかし現実はもっと簡単
後は、自分の体重60kgとして、それがどれくらいすごいのかわかればいいんです。しかし、自分の体重は
モノの重さとしては自覚できませんからね。大人を抱きかかえればわかりますが、腰を痛める危険がある
のでやめましょう。ここは動画を見て済ませるのが吉。「バーベル 60kg アームカール」で動画検索してみ
てください。プロっぽいマッチョより、高校生あたりがリアルな重さが伝わってきます。こんな大きい力が首
を絞めたらどうなるかと思うと、心が和みます。標準的なやり方で問題ないのですね。それでも極めたいと
思うのは、未知の世界がなくなって自分のテリトリーが拡大し、余裕が生まれるからでしょうか。
0081優しい名無しさん2014/11/02(日) 16:19:05.52ID:F2d6fDTj
「」
0082優しい名無しさん2014/11/04(火) 19:47:37.79ID:yzzYy2M4
>>63の続きになりますが、未校正と考えてください)

W マイルドなハングマンズノット (チューニング:身体とロープの衝突ではなく同調)

特別なことを考えなくても、標準的な定型ハングマンズノットで安楽死は実現されます。しかし、それだけを
知っていたところで不安を払拭できません。これからの試みは、首吊りを知り尽くして方法論を極め、安楽
死の確固たるビジョンを構築することです。強い不安に対して薬に頼るのも悪くありませんが、知識と技術
による不安の払拭に勝る薬はないでしょう。

@ハングマンズノットの標準的な挙動モデル
わかりやすくするため、ロープ全体はたるみがなく、結び目と頸部後方の間にはある程度の隙間がある状
態をスタンバイとして、そこからの実行で結び目の動きに着目して挙動モデルを考えます。3段階に分けて
いますが、現実はきれいに分かれるとは限りません。重要なことは、3段階に分析することで、定型ハング
マンズノットの核心、急所を浮き彫りにすることです。

A 〔結び目─落下〕 頸部前方が輪っかを押し下げながら滑り落ち、それに引っ張られる形で結び目が真っ
直ぐ落下して頸部真後ろに接近(輪っかが狭まる)。頸部と結び目は並進的に落下するが、輪っかに回転
運動が入ってる分ずれ続けるので、違う運動となる。この段階では椎骨動脈は全く圧迫されず、頚部前方
が輪っかの抵抗を受けるのみ。

B 〔結び目─ロック〕 輪っかと首部後方の間には三角形の隙間がある。結び目を頂点とする2辺の斜辺に
あたるロープと、頸部後方を底辺とする三角形。結び目が頸部に近づくことで、隙間三角形は小さくなりつつ
も頂角を広げ、それが結び目の落下にブレーキとなって失速し、ロックがかかった状態になる。頚部前方は
衝突した衝撃を受ける。しかし残った隙間は、頚部が下がりきってない分の位置エネルギーが残ってること
を示唆している。つまり、Bは一時的な均衡であり、まだ不安定な状態で下がる余地がある状態。この時、
椎骨動脈の閉塞の状況はさまざまの可能性があるが、頚動脈は遮断され、頸動脈洞も圧迫されているの
で失神しかけている段階と予想。

C 〔結び目─絞込み〕 結び目を真後ろにして実行した場合最終的に結び目が少しずれて首が少し回るが、
Cはその首が回る段階。失速した頸部が輪っかと一体となって位置エネルギーを解消しようとして、全体重
によって最大のトルク(ねじりモーメント)が発生する。それが結び目のロックを解き、最後の隙間をなくして
頸部を絞り込み、椎骨動脈を完全に遮断する。これで即死が約束される。Cの不完全性は定型ハングマン
ズノットの数少ないリスクではあるが、全体重の威力はそれを上回る威力があるから高いリスクではない。
しかしリスクという認識はマネジメントとして必要。

Aマイルドなハングマンズノット
頚動脈は簡単に遮断できるので、ハングマンズノットの最優先目標は椎骨動脈の遮断Bのみということにな
ります。挙動モデルに従って機械的に言えば、A段階は不要、ロックBをスタンバイとしてCだけ達成すれば
よいことになります。Bの状態は不安定とはいえ、一時的に力が均衡している状態だから、その均衡を破る
ために、ハングマンズノットの欠点の一つである結び目のズレの問題を利用して角速度を与え、Cで全体重
による最大トルクをかけます。身体とロープの衝突ではなく、同調によって、ほんのわずかだけ転がるだけ
のマイルドなハングマンズノットです。

Bチューニング
・スタンバイ
〔輪っかの締まり〕 Aは不要とはいえ、現実的には事前にAを完全になくすのは無理だし不要。微調整で
ゆっくり絞めて、少し苦しくなってそれ以上絞めたくないポイントをロックB´としてスタンバイとする。失神の
瀬戸際まで絞める必要性は全くないし、してはいけない。
〔結び目の位置〕 ハングマンズノットは輪っかが締まると結び目がずれる。だから最後まで締まった最終
段階で結び目が真後ろ(後頭部と首の境目─俗に言う盆の窪─の真ん中)に来るように事前に少しずらし
ておかなければならない。輪っかが左回りだとして、これで吊ると首も左回りで顔は右を向くことになる。だ
からスタンバイでは顔を少し左に向け、結び目もやや左に設定することになる。これによって首と輪っかが
一体となって回転するための角速度が与えられ、瞬間的にCが達成される。
〔ロープの張り〕 たるみがないように。Cが目的である以上、たるみは不要。マイルドなハングマンズノット
のイメージをしっかり作っておく。

(続く)
0083優しい名無しさん2014/11/05(水) 19:58:47.88ID:zLraucOg
マイルドなハングマンズノットは、ほとんどマッサージの世界と言えるでしょう。
リンパマッサージというものがあります。前頚部を左右同時に指圧してはいけないそうです。左右の頚動脈
洞を同時圧迫して死亡する可能性があるからです。
ハングマンズノットは、左右の頚動脈(頚動脈洞含む)2本と左右の椎骨動脈2本、計4本を同時継続的に
押す安楽死のマッサージと言えるでしょう。
マッサージだからといって、試しにやっては絶対いけません。死亡事故になります。
0084優しい名無しさん2014/11/06(木) 22:13:41.37ID:BFjgyFZM
血液循環療法というものがあります。手指による大動脈、総頚動脈等の押圧で血液循環をよくする治療法
です。定型ハングマンズノットは脳の血液循環を止める安楽死技法であり、血液循環療法のバリエーション
と言えるでしょう。
ちゃんとした安楽死施設は医者がやるのだから終末期医療です。これは立派な医療です。
それなら定型も血液循環療法と言ってもバチは当たらないでしょう。
0085優しい名無しさん2014/11/08(土) 13:01:41.29ID:539NXZgH
アメリカの自殺方法は銃が65%を占めているそうです。日本では首吊りが6割を超えてますので、好対照で
す。自殺の多いフランスでも首吊りは何割かわかりませんがちゃんと一位になっているそうです。
銃は顔が半分吹き飛んでも死ねない恐さがあります。小さな口径だと死ねないし、ショットガンだと頭が爆散
します。飛び降り自殺のようなものですね。死にたいと思ったときに銃が目の前にあれば、そこで思考停止し
て銃を使っちゃうということです。首吊り文化がない上に、自殺方法に関する教養もない悲劇です。
自殺方法の知識は国民的教養であるべきです。そうなれば、衝動的な自殺は少なくなり、自分の尊厳のた
めに死ぬ準備ができるようになります。尊厳の基準は人それぞれです。国にとやかく言われたくありません。
自殺の教養を身につければ国なんて関係なくなります。
0086優しい名無しさん2014/11/09(日) 10:55:46.53ID:HCYObLiS
『完全自殺マニュアル』が出版されたのは1993年で、その前の年に『ファイナル・エグジット 安楽死の方法』
の翻訳が出ています。アメリカ安楽死協会ヘムロックの創立者ハンフリー氏によるベストセラーです。安楽死
の啓蒙はすばらしいのですが、首吊りに関する記述があまりにひどく、罪深い。
安楽死協会の会員が首吊りに関して正当にもこう言ったそうです。「必要なのは15分のプライベートな時間と
ロープだけだ……医者の介助も誰の助けも要らない……そして手っとり早い……数秒で意識をなくし、数分
で死ねる。苦痛もない。こんないい方法がほかにあるかね?」。それに対してハンフリー氏は、家族に遺体を
発見させたいのかとか、警察が発見したとしても自己中心的な自殺法だとか、何の説得力もない反論で首
吊り安楽死説を叩き潰しました。そして協会会員で首吊り自殺者を一人も出していないと勝利宣言する始末。
協会は2000年あたりからヘリウムガス推奨になってるようです。ヘリウムガス自殺の未遂はとても多く、そし
てアメリカ人は相変わらず銃で自殺します。首吊り批判はなんの有効性もありませんでした。というか百害あっ
て一利なしです。人を自殺に関して無教養なままにしてしまいます。その翌年、『完全自殺マニュアル』が登
場し、「首吊りは人類が考えだした芸術品」と喝破したのは本当に意義深いことです。
0087優しい名無しさん2014/11/09(日) 12:48:54.80ID:HCYObLiS
>>82の続き。後で全体の校正をして仕上げようと思います)

Cチューニング2 (ロープ)
〔直径10mm〕
・12mmがよく推奨されているが、ハングマンズノットにはやや太めの印象。12mmは苦しさを気にする非定
型もやい向き。
・定型ハングマンズノットは、痛さや苦しみを気にする必要は全くなく、椎骨動脈を遮断するための一瞬の
食い込みで全てが決まので、12mmより10mmの方が目的にかなう。
〔クレモナ〕
・定番のクレモナは強度に優れ10mmでも強度的に問題ない。しかもナイロンロープ等と違い伸びが少ない
ので、直径サイズを落としても伸びは少なく済み安定した挙動が得られる。
・もともとトラックロープでフィット感はいいが、すべりが悪いのが唯一の欠点だが、それは結び目を通るロー
プ部分にベビーパウダーをかけることで解決するので、すべりにくさでクレモナの評価を下げる必要はない。
・際立った点がない代わりに、デメリットもなく、定型ハングマンズノットにおける安定感はずば抜けた存在。

(続く)
0088優しい名無しさん2014/11/10(月) 21:52:59.45ID:/JxODEDl
首吊り死体があまりにきれいで安らかな感じなので、現場の警察や役人が偽装殺人を疑ったけどその痕
跡もなく困惑していた、という話をネットで見かけました。言うまでもなく、それは定型の死体ですね。現場
にいた当局の人たちは非定型の死体しか見たことがなかったのでしょう。やはり、首吊りのイメージを悪く
しているのは非定型です。
定型と首絞めの間に非定型を位置付ける場合、中間より首絞め寄りに考えなければなりません。
非定型は結局窒息で死ぬのですから。
しかし動画でうまくいった非定型を見ると、ただの首絞めでないのがはっきりわかります。
ただ、加減がちょっと違っただけで首絞めの苦しみを味わうということになるんでしょう。
0089優しい名無しさん2014/11/11(火) 18:47:39.88ID:iyvPYi9k
「縊死の鑑別で最も大切なのは縊溝の所見」
>首吊り死体があまりにきれいで安らかな感じなので、現場の警察や役人が偽装殺人を疑ったけどその痕跡もなく困惑していた、という話をネットで見かけました。
あんたの説もそろそろ一人歩き始めているようだぞ、あんたの理想(誤読ゼロ)にはならんだろう
0090優しい名無しさん2014/11/11(火) 20:58:12.92ID:KsTgn/+M
>>89
伝言ゲームでねじ曲がって伝わっていくのは世の常ですが、首吊りに関しては、定型と非定型がごっちゃ
に語られることが多いので、最初からめちゃくちゃです。このスレが交通整理の役割を果たせばいいと思っ
てますが。
しかし混乱は続くでしょう。「トブ状態を疑似体験」をエサに非定型に誘導する旧時代の首吊りテンプレが一
番の問題です。精神的に弱っている初心者が最初にそこで知識を刷り込まれると、抜け出すのは大変です
ね。トブ状態のインパクトだけで何も疑問を持たないようになってしまいます。
今後このスレもいろいろ対策を立てたいと思います。
0091優しい名無しさん2014/11/12(水) 19:50:06.86ID:jbppV7n/
縄梯子の“マイルドな定型”を校正中。
人間工学っぽいアプローチで、恐怖の問題をさらに一歩踏み込んで考えています。
その結果、“マイルドな定型”は思ったより画期的な転換になっているのではないかと思うようになりました。
今週末までには仕上げたいと思います。
0092優しい名無しさん2014/11/13(木) 20:42:06.99ID:jLoG464R
法医学的に定型が安楽死であることが解明されて100年くらい経ちました。
しかしこの100年の間、解明された安楽死にふさわしい定型の方法論が確立されてないのは驚くべきことです。
みんな落下式の首折絞首刑で思考停止しています。
失われた100年です。
このスレは、失われた100年に決着をつけるものだと言えるでしょう。

“失われた100年”に関しては、『完全自殺マニュアル』以前の歴史として、後で扱いたいと思います
0093優しい名無しさん2014/11/13(木) 20:49:09.85ID:uOg+ghg0
1950年代の本に自殺で定型はほぼない、1970年代の本にも自殺で定型はまずない、
と書かれていたが、どっかに新ネタがあるのか?
0094優しい名無しさん2014/11/13(木) 20:57:16.34ID:jLoG464R
>>93
法医学の知識が首吊り自殺に全く生かされていない100年間でしたね、というお話です。
0095優しい名無しさん2014/11/13(木) 20:58:47.10ID:uOg+ghg0
そういうことか、邪魔したな分かった続けてくれ
0096優しい名無しさん2014/11/16(日) 10:47:32.89ID:bxFuB8mc
>>87の続き。後で全体の校正をして、わかりやすい内容に仕上げようと思います)

X マイルドな定型 
これは安楽死への意欲がある人向けです。定型は安楽死ですが、心理的に怖いため選択する人は少ない
です。一方、非定型は苦しくて未遂に終わるケースが多々ありますが、心理的なハードルは低く、大多数が
これを選択します。このねじれなんとかしたいという人にとって“マイルドな定型”が参考になればと思います。

@定型忌避
・首吊りは自殺の70%近くを独占。そして、首吊りをする人の大半が非定型を選択
・「定型は怖いけど非定型ならなんとか」というのが多数派の心理
・未遂が多いのを承知の上で、それでもなお非定型を選ぶのは、非定型は引き返すことができる余地を残し
ているから
・そして、引き返せない定型は恐れられ忌避される
・では、これから死のうとしている者が抱く“引き返せない恐怖”とは何か? 矛盾ではないのか?
・矛盾ではない
・“引き返すことができる”ということは、自分のテリトリーを喪失することなく温存すること
・ここで言うテリトリーとは縄張りというより、自分の生存、活動の間合い
・自分のテリトリーを温存したまま死ぬことが安楽死の目標
・非定型はテリトリー温存。安定した地面の上での中腰スタンバイで、ロープがなければ尻餅で着地する姿
勢になっていることでテリトリーが展開され、その中で実行される。
・“引き返せない恐怖”の根源は自分のテリトリーを喪失する恐怖を感じて、テリトリーを守るスイッチが入る
こと。高い崖の上から下を眺めるためゆっくり前に歩み出てたところ、思わずしゃがみこむ、あの感覚。まだ
十分余裕があると思っても、一旦スイッチが入ってしまうと金縛りにあったように動けなくなる。スイッチがど
こで入るかは人によるし、慣れにもよる。怯えることもなく飛び降り自殺をしてしまう人は、スイッチが入らな
いか、入っても途中で切れる。その時テリトリーは落下する地面まで拡張されているのかもしれない。その
場合、死をも取り込んだ生と言える。しかし気持ち一つでそういう世界を構築することはなかなかできないの
で、道具を使って工夫しようというのか“マイルドな定型”の企画

Aマイルドな定型の構想
・非定型は地面によってもたらされる副作用が深刻。結果的に引き返して未遂に終わる場合が多い
・自分のテリトリーの中にあって、かつ、百発百中の方法はないか?
・成果はともかく実行のしやすさの観点から、非定型は“マイルドな非定型”と言える
・だとするなら、従来の定型は“ストロングな定型”となる
・ここで“マイルドな定型”という第三の道を考える
・地面が水平だから副作用が発生する。ならば、地面を垂直方向に立てればいいのでは? 
・垂直の地面が地面として機能すればテリトリーは創造される。しかも垂直ゆえに副作用なし
・そして考え出されたのが縄梯子。その効果は“垂直の地面”を越えたものがあった
0097優しい名無しさん2014/11/16(日) 10:48:47.60ID:bxFuB8mc
>>96の続き)
B縄梯子
・定型用ロープと平行に避難用縄梯子を吊る。間隔は15〜30cm程度空ける
・縄梯子を登ってスタンバイ。靴は脱いで登る(靴のかかとが縄はしごにひっかかって実行の際両足を同時
に外しにくいから)
・登り方にはコツがある。普通に登ると足が前に流れてしまい、体が仰向けの方向に傾いて登れない。
・まず、手は縄梯子の縦のロープの外側から手を回し込み、手のひらが自分に向くようにして横の棒を掴む
・反対の手も同様にもう一方のロープの外側から回し込んで横の棒を同様に掴む
・足も縦のロープの外側から回し込み、横の棒にかかとを引っ掛ける
・反対の足も同様に
・結果的に、両手両足でロープを抱き込むようにして登る
・そのような体勢で登り、首吊り用のロープをつけ、スタンバイの状態の位置を探る。
・縄梯子に登りながらの作業は少し大変だが、片手は確実に使えるし、縄梯子を両手で抱き込んだ状態で
両手を使った作業も可能
・実行は、そこから抱き込んだ縄から両手両足を同時に外す。首吊り用ロープと縄はしごは少し離してセット
してあるから、実行とともに両者は定位置に戻るため少し離れるので、顔が梯子にぶつからないが、注意。
・実行後の縄梯子はいつでもしがみつける場所にあるが、百発百中の定型では結果的に脱出用として使う
ことはない。
・実行時の精神的動揺でタイミングを間違う可能性があるのでイメージトレーニングをしておく必要がある

C縄梯子でマイルドな定型実現
・踏み台を使った通常の定型の場合、体を支えるのは足の二点のみで垂直抗力が働いている。
垂直抗力はそれなしではテリトリーが成立しない前提だが、普段意識することがない織り込み済みの前提。
定型では飛び込みのようにその前提を外すことになるが、同時に抗力の作用点は足から首にジャンプする。
体の落下は免れるがかなり劇的な変化を伴い、テリトリーの喪失を強く意識する。これが“ストロングな定型”
・踏み台だけで落ち着いて定型を実行できる人は、作用点ジャンプを前にしてもテリトリーを守るスイッチが
入らないままテリトリーを維持するイメージを作り上げている。そこにはイメージの強化鍛錬によるブレイクス
ルーがあるが、個人の能力に依存する。
・それを標準化するのが縄梯子の試み。ポイントは、スタンバイのときの姿勢。足と手の四つの作用点で体
を支えて、さらに全身で縄梯子をがっちり抱き込んでる状態。重心は四つの作用点の中央近くにあり安定し
ている。このように全身を使った形で“垂直の地面”が機能する
・首を除く全身が縄梯子を抱え込んでいる。首のすぐ前には手もある。そのおかげで、作用点はジャンプす
ることなくわずかな移動距離で切り替わる。その切り替えは、水泳の浮く練習で、持ってもらった手を離すよ
うなものであり、“垂直の地面”以上の効果なテリトリー創造と展開。これが“マイルドな定型”を実現する。
縄梯子から手足を離せば、支点は首に切り替わって浮くのだが、その瞬間から意識は遠のき、完了。
・縄梯子でのテリトリー創造と展開は少し体力を必要とするが、そのおかげで直立姿勢の不安定さ、怖さか
ら開放される。
・縄梯子は費用と手間と体力と安定した精神状態を必要とするので、安楽死への意欲が必要。
・それで生まれるテリトリー感覚の安心感は非定型のマイルドさと比べても引けを取らない。しかも定型は完
全に成立してるので副作用なし
0098優しい名無しさん2014/11/16(日) 12:25:00.39ID:bxFuB8mc
「定型安楽死マニュアル」の主要部分は出揃いました。

今後は
・内容の吟味
・読みやすくする。頭に入りやすくする
・ハウツーの充実
・首吊り100年の歴史と当マニュアルの立ち位置を確認

を課題として最終的な完成をめざします。
0099優しい名無しさん2014/11/17(月) 19:32:46.71ID:XWQQ8eYn
『定型安楽死マニュアル』 ──まとめ 11月版──
随時部分的な加筆修正を行い、月1回ペースで「まとめ」を出して、徐々に完成に近づけて行きます
推敲校正レベルの変更は断りなく行いますが、大きな変更、重大な変更は必ず報告します

T 【定型の原点】 (>>44
@定型とは(独自の要件定義) ……重要!
A定型的縊死の流れ
B(比較対照)非定型的縊死の流れ (>>61

U 【自力安楽死の唯一の道】 (>>62
@非定型は茨の道
A自力安楽死の障壁=全身痙攣の段階での未遂リスク
B自力安楽死の要件=静かな即死
C静かに即死する定型=自力安楽死の唯一の道

V 【定型安楽死封印の歴史】 (>>63
@1993年 タブーを破って「コトバによる自殺装置」完成
A自力安楽死への道
B自力安楽死封印の時代
C再び自力安楽死への道

W 【マイルドなハングマンズノット】 (>>82) 
@ハングマンズノットの標準的な挙動モデル
Aマイルドなハングマンズノット
Bチューニング1
Cチューニング2  (>>87

X 【マイルドな定型】 (>>96
@定型忌避
Aマイルドな定型の構想
B縄梯子 (>>97
C縄梯子でマイルドな定型実現
0100優しい名無しさん2014/11/18(火) 00:24:33.39ID:9qsGHqOS
100
0101優しい名無しさん2014/11/18(火) 21:47:11.59ID:fyncQf1y
定型が安楽死だと医学的に定説になったのは100年前です。しかし、一般的なユーザーの首吊りの知識
は100年前から全然進歩していません。だからだれもがゼロから勉強しなければならないのが現状です。

動物モデルで頚動脈と椎骨動脈が遮断されると即死することが系統的に研究されたのが1830年代。これ
が定型安楽死の解明の端緒と言えると思います。そして医学と首吊りが出会ったのは100年前で、『完全
自殺マニュアル』によって首吊りが「人類が考えだした芸術品」としてみいだされたのが20年余り前。そし
て当スレのコンテンツ「定型安楽死マニュアル」はユーザー本位の定型を極めようとしているわけです。
しかし、現状は非定型が主流で椎骨動脈は問題にされないです。はっきり言えば、首吊りの知識は法医学
に対して100年遅れているのです。つまり進歩無し。『完全自殺マニュアル』はその遅れを一気に取り戻し
たが、非定型を不用意に推奨したために、定型を事実上封印してしまい、成果を全てその場で吐き出してし
まったので、当スレが「人類が考えだした芸術品」を拾い上げて再評価しているのが現状です。法医学者の
高木徹也氏が一般人向けの本で定型が安楽死であることを証言しているのは大きな励みですが、ユーザ
ー本位の首吊りの知識はこのスレでやるしかないよね、というのがこのスレの存在意義。
『完全自殺マニュアル』の迷走は歴史的な出来事ですが、もう一つ不可思議な迷走が絞首刑をめぐって戦
後からずっと続いています。首吊りの知識の100年遅れは伊達ではありません。進歩ゼロだから、100年
前の歴史の話もすぐれて現状認識となりおおせるのです。
0102優しい名無しさん2014/11/19(水) 22:24:56.92ID:1qdg4GyE
首吊りの歴史を調べていたら、芥川龍之介が興味の対象として浮上してきました。
自殺した年の遺稿『或旧友へ送る手記』を笑いながら読みました。あまりに親しみを感じてしまったので。
この年の芥川とだったらなんの違和感もなく楽しい会話が成立すると感じました。何と言ってもこちらはネット
で得た知識がありますし、一晩中話ができるに違いありません。
芥川は服毒自殺で当スレは首吊り。方法は違いますが、『或旧友へ送る手記』の芥川はこのスレ的には特
別な大先輩です。後で芥川について書きたいと思います。
『或旧友へ送る手記』の全文はネットにありますから、ぜひ読んでみて下さい。
0103優しい名無しさん2014/11/19(水) 23:08:18.44ID:In5hMQnB
ほんとに一瞬で気絶できたらいいなぁ
非定型じゃ何度やっても苦しいし、気絶までいけない…
多少苦しくても、もう定型しかない
0104優しい名無しさん2014/11/20(木) 00:49:22.15ID:AJwP0bCD
両手両足縛らなくても即死だから暴れないってのはホントなのか
0105優しい名無しさん2014/11/20(木) 02:06:35.89ID:CI8wwqXo
よく定型で吊ってみた。でも苦しくて逃れたって体験談あるけど
上手く締まっていたら多分、手すら痺れて動かないんじゃ?
結び方が悪かったのか、全体重かけても締まらない特異体質とか?
0106優しい名無しさん2014/11/20(木) 05:20:40.78ID:u2J7Pwhp
不完全定型的縊頚はちょっと置くとして、開放係蹄も左右対称(それも結果的に)なら立派な定型。
芥川の書いていることは作品だろうから俺はあまり信用していない。
0107優しい名無しさん2014/11/20(木) 05:23:38.17ID:u2J7Pwhp
芥川については言いなおす。作品だからというか、
何回試したのか知らんが全部失敗してるからというのが大きい
0108優しい名無しさん2014/11/20(木) 05:28:38.93ID:u2J7Pwhp
>僕 僕は死ぬことを怖れてゐる。が、死ぬことは困難ではない。僕は二三度頸をくくつたものだ。しかし二十秒ばかり苦しんだ後は或快感さへ感じて来る。僕は死よりも不快なことに会へば、いつでも死ぬのにためらはないつもりだ。
二三度だな
0109優しい名無しさん2014/11/20(木) 05:48:21.53ID:u2J7Pwhp
定型非定型かはとりあえず死体になった後の結果論で、しかも検視官や学者の立場、見方によって変わる。
ここで言う理想型は現実問題ほとんど関係ない、あったとしても自殺者あまたの現状では全くと言っていいほど機能していない
実験室でマウスを使った結果とか、http://www.youtube.com/watch?v=AFHBdzBP1e4みたいに
他者に括ってもらえることなど自殺ではありえん、これは覚えておいた方がいいと思うぞ
0110優しい名無しさん2014/11/20(木) 19:20:09.12ID:UQzYClg4
つまり運次第か
0111優しい名無しさん2014/11/20(木) 19:49:18.29ID:ExnCeEOr
>>104
定型ハングマンズノットにとって不要なものを挙げておきます。

○窒息の苦しみを経由しないため不要
・緩衝材
・ハイパーベンチレーション
・手足拘束
○全体重のみで最後に締まる瞬間だけあればいいので不要
・勢いをつけた飛び降り

後で定型の仕様のまとめのときに組み入れます

>>105
ハングマンズノットに全体重がかかれば、脳の血液循環は間違いなく停止しますからね。
これで動いたらゾンビです。 

>>106
もうしばらく芥川について調べて行きたいと思います
0112優しい名無しさん2014/11/20(木) 19:49:57.57ID:ExnCeEOr
○芥川にとって首吊りとは非定型
芥川は自殺する前の2年間、楽に死ぬ方法を熱心に研究していました。その時代、縊死の主な仕組は法
医学によって解明されていましたが、その成果は一般人の知るところではなかったでしょう。芥川くらいの
環境なら、首吊りが苦しくないのは知ってるが医学的にも確からしい、くらいの認識はあったと思います。
『或旧友へ送る手記』の「縊死は勿論この目的に最も合する手段である」という言い方にはそれなりの裏づ
けが感じられます。
しかし、定型非定型の区別までは至ってなかったようです。芥川の頭に中にある首吊りは非定型だと思い
ます。>>108さんが引用した『闇中問答』の「僕は死ぬことを怖れてゐる。が、死ぬことは困難ではない。
僕は二三度頸をくくつたものだ。しかし二十秒ばかり苦しんだ後は或快感さへ感じて来る。僕は死よりも不
快なことに会へば、いつでも死ぬのにためらはないつもりだ」。首吊り本スレでおなじみの非定型のお試し
にしか見えません。いわゆる“トブ状態を疑似体験”というやつですね。『或阿呆の一生』で「彼はひとり寝
ているのを幸い、窓格子に帯をかけて縊死しようとした」と書いています。こうなってくると非定型は確定的
です。昔の家は天井の梁が露出してました。吊ってくださいと言わんばかりの惚れ惚れとするような立派な
梁を差し置いて窓格子というのは、定型が全く頭になかったということです。
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