☆★世界に冠たる日本人精神 東条英機閣下★☆
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:14:40.62ID:0G14Be/H0開戦の時のことを思い起こすと実に断腸の思いがある。
今回の処刑は個人的には慰められるところがあるけれども、
国内的の自分の責任は、死をもって償えるものではない。
しかし国際的な犯罪としては、どこまでも無罪を主張する。
力の前に屈した。自分としては、国内的な責任を負うて、
満足して刑場に行く。ただ同僚に責任を及ぼしたこと、
下級者にまで刑の及びたることは、実に残念である。
天皇陛下および国民に対しては、深くおわびする。元来、
日本の軍隊は、陛下の仁慈の御志により行動すべきものであ
ったが、一部あやまちを生じ、世界の誤解を受けたるは遺憾
である。日本の軍に従事し、倒れた人および遺家族に対して
は、実に相済まぬと思っている。
今回の判決の是非に関しては、もとより歴史の批判に待つ、
もしこれが永久の平和のためということであったら、もう少し
大きな態度で事に臨まなければならぬのではないか。この裁判
は、結局は政治裁判に終わった。勝者の裁判たる性質を脱却せ
ね。
天皇陛下の御地位および陛下の御存在は、動かすべからざる
ものである。天皇陛下の形式については、あえて言わぬ。存在
そのものが必要なのである。それにつきかれこれ言葉をさしは
さむ者があるが、これらは空気や地面のありがたさを知らねと
同様のものである。
0002名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:15:26.53ID:0G14Be/H0である。東亜民族もまた他の民族と同様の権利をもつべきであ
って、その有色人種たることをむしろ誇りとすべきである。
インドの判事には、尊敬の念を禁じ得ない。これをもって東亜
民族の誇りと感じた。
今回の戦争にて、東亜民族の生存の権利が了解せられはじめ
たのであったら、しあわせである。列国も排他的な考えを廃し
て、共栄の心持ちをもって進むべきである。
現在の日本を事実上統治する米国人に一言するが、どうか日本
の米国に対する心持ちを離れしめざるように願いたい。
また、日本人が赤化しないように頼む。東亜民族の誠意を認識
して、これと協力して行くようにしなければならぬ。実は、東亜
の多民族の協力を得ることができなかったことが、今回の敗戦の
原因であると考えている。
こんご日本は米国の保護の下に生活していくのであるが、極東
の大勢はどうであろうか。終戦後わずかに3年にして、アジア大
陸赤化の形勢はかくのごとくである。こんごのことを考えれば、
実に憂なきを得ぬ。もし日本が赤化の温床ともならば、危険この
上ないではないか。
日本は米国よりの食糧その他の援助を感謝している。しかし、
もしも一般人が自己の生活の困難や、インフレや、食糧の不足など
を米軍の日本にあるがためなりというような感想をもつようになっ
たならば、それは危険である。実際にかかる宣伝をなしつつある
者もあるのである。よって、米軍は日本人の心を失わぬように注
意すべきことを希望する。
米国の指導者は、大きな失敗を犯した。日本という赤化の防壁を
破壊し去ったことである。いまや満州は赤化の根拠地である。
朝鮮を二分したことは東亜の禍根である。米英はこれを救済する
責任を負っている。従って、その意味においてトルーマン大統領
が再任せられたことはよかったと思う。
0003名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:16:18.06ID:0G14Be/H0一応は賢明であるというべきである。しかし、世界が全面的に武
装を排除していないのに、一方的に武装をやめることは、泥棒が
まだいるのに警察をやめるようなものである。
私は、戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。
現に世界各国はいずれも自国の存立や、自衛権の確保を説いてい
る。これはお互いに欲心を放棄していない証拠である。国家から
欲心を除くということは、不可能のことである。されば世界より
戦争を除くということは不可能である。結局、自滅に陥るのであ
るかもわからぬが、事実はこの通りである。それゆえ、第3次世
界大戦は避けることができない。
第3次世界大戦において、おもなる立場に立つものは米国およ
びソ連である。第2次の世界大戦において、日本とドイツが取り
去られてしまった。それゆえ、米国とソ連が直接に接触すること
になった。米ソ2国の思想上の相違はやむを得ぬ。この見地から
いうも、第3次世界大戦は避けることはできぬ。
第3次世界大戦においては、極東がその戦場となる。この時に
あたって、米国は武力なき日本をいかにするのであろうか。
米国はこの武力なき日本を守るの策をたてなければ、また何をか
いわんや。そうでなしとすれば、米国に何らかの考えがなければ
ならぬ。
米国は、日本8千万国民の生きてゆける道を考えてくれねばな
らない。およそ生物としては、生きんことを欲するのは当然であ
る。産児制限のごときは神意に反するもので、行うべきではない。
なお言いたきことは、最近に至るまで戦犯容疑者の逮捕をなし
つつある。今や戦後3年を経ておるのではないか。新たに戦犯を
逮捕するというごときは、即時にやめるべきである。米国として
は、日本国民が正業につくことを願い、その気持ちでやって行か
なければならぬ。戦犯の逮捕は、我々の処刑をもって、一段落と
して放棄すべきである。
戦死傷者、抑留者、戦災者の霊は、遺族の申し出があらば、これ
を靖国神社に合祀せられたし。出征地にある戦死者の墓には、保護
を与えられたし。従って遺族の申し出あらば、これを内地に返還
せられたし。 戦犯者の家族には、保護を十分に与えられたし。
青少年の保護ということは、大事なことである。近時いかがわ
しき風潮は、占領軍の影響からきているものが少なくない。この
点については、わが国古来の美風をも十分考慮にいれられたし。
今回の処刑を機として敵、味方、中立国の罹災者の一大追悼会
を発起せられたし。もちろん、日本軍人の間に間違いを犯した者
はあろう。これらについては衷心、謝罪する。これと同時に、無
差別爆撃や原子爆弾の投下をなしたことについて、米国側も大い
に考えなければならぬ。従って、さようなことをしたことについ
ては、米国側も大いに悔悟すべきである。
0004名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:17:07.32ID:0G14Be/H0立の思想は確かに間違っている。あれでは陸海軍一本の行動はと
れない。兵役については、徴兵制によるか、傭兵制によるか考え
なければならぬ。我が国民性を考えて、再建の際に考慮すべし。
教育は精神教育を大いにとらなければならぬ。忠君愛国を基礎
としなければならぬが、責任感をゆるがせにしてはならぬ。この
点については、大いに米国に学ぶべきである。学校教育は、人と
しての完成を図る教育である。従前の醇朴剛健のみでは足らぬ。
宗教の観念を教えなければならぬ。欧米の風俗を知らせる必要も
ある。俘虜のことについても研究して、国際間の俘虜の観念を徹
底せしめる必要がある。
0005名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:18:10.95ID:0G14Be/H0今や諸君は勝者である。我が邦は敗者である。この深刻な事実は私
も固より、これを認めるにやぶさかではない。しかし、諸君の勝利
は力による勝利であって、正理公道による勝利ではない。私は今こ
こに、諸君に向かって事実を列挙していく時間はない。しかし諸君
がもし、虚心坦懐で公平な眼差しをもって最近の歴史的推移を観察
するなら、その思い半ばを過ぎるものがあるのではないだろうか。
我れ等はただ微力であったために正理公道を蹂躙されたのであると
痛嘆するだけである。いかに戦争は手段を選ばないものであるとい
っても、原子爆弾を使用して無辜の老若男女数万人もしくは数十万
人を一挙に殺戮するようなことを敢えて行ったことに対して、あま
りにも暴虐非道であると言わなければならない。
もし諸般の行いを最後に終えることがなければ、世界はさらに第
三第四第五といった世界戦争を引き起こし、人類を絶滅に至らし
めることなければ止むことがなくなるであろう。
諸君はすべからく一大猛省し、自らを顧みて天地の大道に恥じる
ことないよう努めよ。
0006名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:18:39.12ID:0G14Be/H0今はただ、承詔必謹する〔伴注:終戦の詔を何があっても大切に受
け止める〕だけである。私も何も言う言葉がない。
ただ、大東亜戦争は彼らが挑発したものであり、私は国家の生存と
国民の自衛のため、止むを得ず受けてたっただけのことである。
この経緯は昭和十六年十二月八日の宣戦の大詔に特筆大書されて
いるとおりであり、太陽の輝きのように明白である。ゆえにもし
、世界の世論が、戦争責任者を追及しようとするならば、その責
任者は我が国にいるのではなく彼の国にいるということは、彼の
国の人間の中にもそのように明言する者がいるとおりである。
不幸にして我が国は力不足のために彼の国に敗けたけれども、
正理公議は厳として我が国あるということは動かすことのできな
いことである。
力の強弱を、正邪善悪の基準にしては絶対にいけない。人が多け
れば天に勝ち、天が定まれば人を破るということは、天道の法則
である。諸君にあっては、大国民であるという誇りを持ち、天が
定まる日を待ちつづけていただきたい。日本は神国である。永久
不滅の国家である。皇祖皇宗の神霊は畏れ多くも我々を照らし出
して見ておられるのである。
諸君、願わくば、自暴自棄となることなく、喪神落胆することな
く、皇国の命運を確信し、精進努力することによってこの一大困
難を克服し、もって天日復明の時が来ることを待たれんことを。
0007名無しさん@お腹いっぱい。
2011/12/22(木) 20:19:14.92ID:0G14Be/H0我が日本は神国である。この国の最後の望みはただ諸君一人一人
の頭上にある。私は諸君が隠忍自重し、どのような努力をも怠ら
ずに気を養い、胆を練り、現在の状況に対処することを祈ってや
まない。
現在、皇国は不幸にして悲嘆の底に陥っている。しかしこれは力
の多少や強弱の問題であって、正義公道は始終一貫して我が国に
あるということは少しも疑いを入れない。
また、幾百万の同胞がこの戦争のために国家に殉じたが、彼らの
英魂毅魄〔伴注:美しく強い魂魄〕は、必ず永遠にこの国家の鎮
護となることであろう。殉国の烈士は、決して犬死したものでは
ない。諸君、ねがわくば大和民族たる自信と誇りをしっかり持ち
、日本三千年来の国史の導きに従い、また忠勇義烈なる先輩の
遺旨を追い、もって皇運をいつまでも扶翼せんことを。これこそ
がまことに私の最後の願いである。思うに、今後は、強者に拝跪
し、世間におもねり、おかしな理屈や邪説におもねり、雷同する
者どもが少なからず発生するであろう。しかし諸君にあっては
日本男児の真骨頂を堅持していただきたい。
真骨頂とは何か。忠君愛国の日本精神。これだけである。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています