国民民主党の玉木代表が共産党を「全体主義」だと述べ、共産が発言の撤回を要求している問題で、玉木氏は29日、撤回を拒否した。

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記者会見する国民の玉木代表(29日、国会内で)

 玉木氏は記者会見で、「連合がこれまで使ってきた言葉で、我々も思いを同じくしたということで申し上げた」と述べた。「一般的にコミュニズムは全体主義だ」とも語った。

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記者会見する志位委員長(29日、国会で)

 一方、共産の志位委員長は記者会見で「全体主義とは無縁だ」と反論し、発言の撤回を改めて求めた。

 玉木氏の発言は、15日に国民が連合と締結した政策協定書に明記された「左右の全体主義を排し」の解釈を巡って出た。玉木氏が「共産党のことだ」と説明したことに対し、共産は「全体主義とは正反対の立場だ」などと反発した。

 共産は26日、国民現職が立候補予定の衆院茨城5区に候補者の擁立を発表しており、玉木氏の発言への意趣返しとの見方も出ている。

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