原子力・天然ガスは「持続可能」 欧州委が方針

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の欧州委員会は、原子力と天然ガスを脱炭素に貢献するエネルギーと位置づける方針を発表した。両エネルギーを一定の条件をつけた上で持続可能と分類する。関連事業にはマネーが流れやすくなり、世界の原子力政策にも影響を与える可能性がある。

「EUタクソノミー」は、どんな事業が持続可能(サステナブル)かを分類する制度だ。EUが掲げる「2050年までに域内の温暖化ガスの排...

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR0204G0S2A100C2000000/