ミカエル・ミシェル騎手(26)=フランス=が、JRA騎手免許試験の受験を昨年に引き続き見送ることが8月31日、分かった。今月29日が第一次試験だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ビザの取得ができず、来日を断念した。ミシェル騎手は「残念だけど、仕方ないです。でも諦めるわけにはいきません。今後も日本語を勉強して、来年に備えます」と話している。

 18年夏に札幌で開催されたワールドオールスタージョッキーズで初来日。その際、JRA初勝利を飾り、「日本に恋をしました。JRAの通年免許を取りたい」と夢を明かし、ミシェルブームを巻き起こした。昨年は南関東の川崎所属として短期免許を取得し、30勝を挙げる活躍を見せていた。