生徒と不適切な関わりを持ったなどとして、三重県教育委員会は8日、公立学校の教諭を懲戒処分にし、発表した。

教職員課によると、県立高校の男性教諭（35）は昨年8月下旬、女子生徒から「相談したいことがある」と話を持ちかけられた。
電話で連絡を取り、女子生徒に指定された県内の大型商業施設の駐車場に止めた自家用車内で話を聞いた際に、
生徒から「実は先生の事が好き」と左頰にキスをされた。

教諭はこの件を学校や保護者に報告せず、その後も2度にわたって女子生徒から「2人で会いたい」と時間を設けられ、同様に生徒からキスをされたという。

今年3月中旬に県教委に匿名の投書があり、
発覚した。男性教諭は県教委の聞き取りに「相談に乗るうちに好意を抱くようになった」と話し、
県教委は今月8日付で教諭の辞職願を承認したという。

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