▼ 物語

2022年…女子野球チームが世間で人気になるという社会現象が起きた。
男子野球の人気は急速に下降し、各男子野球チームは大赤字を抱えることとなった。

このままでは男子野球は終わってしまうと、事態を重く見た経営陣は、
女子野球との力の違いを見せつけるべく、親善試合を提案することにした。
親善試合を快く引き受けた女子野球チーム。

2023年7月22日…東京アクアドームにて昨年のリーグ優勝チーム同士の親善試合が行われることとなった。
男子野球からは「東京ティラノドン」
女子野球からは「京都スカーティナガールズ」が参戦した。

男子野球陣営の誰もが男子の一方的勝利を確信していた。
圧倒的力の差を見せつけることで、ファンが男子野球に戻ってくると確信していた、
しかし試合が始まると、その目論見が大きく外れ、
9回表の時点で13対0と女子野球チーム「京都スカーティナガールズ」がリードしていた。

男子野球協会会長 山本・K・洋介

「14点差でコールドか・・・わかっておる、ここで男子が負けるわけにはいかない」

「スカーティナガールズを潰してこい・・・責任は俺がとる」

その指令は男子野球選手へと伝えられ、女子野球を壊滅へと導くのだった。

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