プロ野球の阪神で、昭和62年から3年連続ふた桁勝利をあげるなど先発ピッチャーとして活躍した、
マット・キーオさんが亡くなったと大リーグの公式サイトなどが伝えました。64歳でした。
キーオさんは、大リーグのアスレチックスやヤンキースなどを経て昭和62年に阪神に入団し、
1メートル88センチの長身から投げ込むキレのある速球や鋭く曲がるカーブを軸に、移籍1年目は開幕投手を務めました。
阪神に在籍した4年間、チームは最下位が3回、5位が1回と苦しい状況が続きましたが、
その中でもキーオさんは1年目から3年連続でふた桁勝利をあげるなど奮闘し、エースとして投手陣を支えました。

通算で107試合に登板し、45勝44敗、防御率3.73という成績でした。

大リーグ、アスレチックスの公式サイトは「偉大な野球選手で、
アスレチックスの誇りであり、忘れられない印象を残した」とその功績を伝えていて、
地元メディアなどによりますと現地時間の1日に亡くなったということです。

64歳でした。

死因は明らかになっていません。