ナゾの逆ギレ$ツ木が引退発言を否定

ヤクルト・青木宣親外野手(29)がナゾの逆ギレ≠ナ引退報道を否定した。
発端は9月13日付の本紙記事で自ら「『3割打てなかったら引退』って書いていいですよ」と公言したもの。
あえてノルマを課した理由はスランプから脱出するため「自分にプレッシャーをかけたい」と口にしていたが、
公式戦残り1試合を前に3割到達は事実上不可能になった。
ところが当人は、目をひんむいて「言った覚えはない!」。一体どういうことなのか――。

 そこで21日、神宮球場で行われたチーム練習に参加した青木を直撃。
「本当に引退するのか?」という問いに青木は、なぜか激高しながらこうまくしたてた。

「何なんですか、あの記事は! あんなことを言った記憶はないですよ! 
周りからも引退しちゃうの?≠ニか言われて、迷惑としか言いようがない。
ふざけるのもいい加減にしてください」

 確かに青木は「3割打てなかったら引退」と言い切ったはず。それなのに…。
目が点になった本紙記者を前に、青木はこう続けた。
「引退するわけないでしょ! まだまだ野球を続けますよ。
シーズンで足りなかった分は、CSで挽回するから!」

 ここまで言われて黙ってはいられない。本紙記者が「言ったはずですよね!」と食い下がると
青木は急にトーンダウンして「本当に言ったことを覚えていないんだよ。言ってないはず…」
とブツブツとつぶやきながら球場を去っていった。

 リーグ優勝を逃し、3割にも到達できない精神的なショックから、一時的な記憶喪失になってしまったとでも言うのだろうか。
確かに大きなショックを受けているのが明らかな今公約≠タテに引退を迫ったのは酷だったのかもしれない。

 せめてCSでは打棒を爆発させて本来の姿に立ち返ってほしいもの。ツバメ党もそれを願っている。
本紙も青木の気持ちが落ち着くその時まで、この話題はそっとしておくことにしよう。