11月24日(日) 4時30分〜5時00分

かつて「らい予防法」によって、ハンセン病患者が強制隔離された香川県の大島。
10代で入所した元患者の野村宏さん(83)は、差別や偏見に苦しんだ過去を背負いながらも「長生きしてよかった」と語ります。
それは法律の廃止後に現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が始まり、大島に多くの人が訪れるようになったからです。
入所者の高齢化が進む中で「現代アート」はその記憶を次世代へと伝える希望となるのでしょうか?
長年にわたるハンセン病問題と大島の過去、現在、未来を考えます。

瀬戸内海放送