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■原因および背景
aptitude のセクション (パッケージ分類) 情報を収めた日本語設定ファイル
/usr/share/aptitude/aptitude-defaults.ja の 1 行のバイト数などが、
aptitude で使用されている apt の制限に引っ掛かっているのが原因です。

aptitude では暫く前から、セクションの説明をハードコードするのではなく、
設定ファイルから読み込むようになっています。各言語用の説明を収めた設定
ファイルは、/usr/share/aptitude にインストールされている
aptitude-defaults.xx (xx は言語コード) というファイルです。aptitude
0.4.11.3 より前のバージョンでは日本語訳が古く、aptitude プログラムは日
本語のセクション説明設定ファイルを読みにいくようになっていませんでした
(英語の設定ファイルを読みにいくようになっていました)。そのため、問題は
発生しませんでした。

また、問題となる apt の制限は、2008-04-27 に sid にアップロードされた
apt 0.7.12 で撤廃されています。したがって、それ以降のバージョンの apt
とともに使えば問題は発生しません。

以上のことから分かるように、問題が発生するのは、apt 0.7.11 以前かつ
aptitude 0.4.11.3 以降をお使いのかたです。

■対処方法
該当するバージョンをお使いのかたは、ロケール「C」で使用してください。
つまり、aptitude update などの頭に「LANG=C」をつけて実行してください。