慶應通信vol.62【嫉妬者油断で塾生幸せ】 [無断転載禁止]©5ch.net
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0408生涯学習 ◆econxArxd2
2016/10/23(日) 01:34:32.772015年09月02日
へりくだり、控えめにしている「謙遜(けんそん)」は、長年日本文化では美徳とされてきました。
しかし最近では「謙遜しすぎ」=「不幸自慢・自虐自慢」という問題が取り上げられるようになっています。
「否定してほしい心」は相手に伝わる
「私ってダメなんですよね」と言ってみたと想像してみましょう。
もしも「そうですね、本当にあなたはダメですよね。」と肯定されたら、あなたはどう思うでしょうか?
「まったくそのとおりだ」と受け入れられる人はほとんど居ないはずです。
つまり、謙遜的な発言をした時点で相手に対して望んでいるのは「自分が発したネガティブ表現の否定」(そんなことはないよ、という肯定発言)ということになります。
「あなたはダメではない」=「優れている」という「賞賛」が欲しいという心理が、ねじれた形で現れているのです。
「私を褒めて」「私を認めて」と言っているのと変わらないことになります。
強い謙遜、自虐的な発言が繰り返されると、それを受け止める相手は無意識のうちにこのような「賞賛(他者承認)」を求める心を感じ取るもの。
人間関係の優劣が下がったままになる
強い謙遜や自虐をする人の中には、芸能人などが行っている「自虐的な発言」を無意識に模倣していることもあります。 例えば「おバカタレント」や「結婚ができないタレント」というのも、自虐的なものですね。
タレントや政治家などが弱点をアピールするのは『アンダードッグ効果(負け犬効果)』を狙っているからとも言えます。
これは、劣勢な方や弱いものに対して同情心や共感、興味を持つという人間の心理。
「試合で負けている方を応援したくなる」というのも、負け犬効果のひとつです。
タレント・女優・政治家などの場合には、この心理作戦はなかなかに功を奏します。
庶民は彼らのことを「自分よりも上位に居る人だ」と普段は感じていますから、負け犬アピールをされることで「自分と同じレベルだ」と共感を持ったり、注目し、応援をしようとするのです。
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