ジョンカバットジンは、マインドフルネスのストレス低減のメカニズムとして、自分の身体感覚に気付く能力の向上を挙げている
この能力により、早い段階で異変に気付き、身体に現れる疲労やストレスを自覚し、病気を防ぐという。
しかし、アーチャンチャーはタイの希代の名僧であったが、糖尿病に気付いた時には既に用入院状態で、その後まもなくして亡くなられた。
糖尿病は、初期段階では身体的自覚が少ないわけでもないし、何よりマインドフルネスな食事と言われるように、自分の身体の声を聴いて適量食べていれば、それほど末期の糖尿病にはならないのではないだろうか
アーチャンチャーは、いわゆる森林派で、森を移動して修行する一派であり、運動量も格別少ないわけではない。
このことから、気付く能力にも限界があり、瞑想によって向上はすれど気付かないことも多々あるのだと自分は思う。