【総合】図書館スレッド【4】
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0819名無し生涯学習
05/02/14 14:19:14蔵書の数とか設備だとかいう前に
サービスの一言に限ると思う。
私は、図書館ほど公務員の”全体の奉仕者”という理念(?)を
体現化しやすいものはないと思っている。無料で資料を提供し、
本の相談にのり、場所および設備を提供する。無料で。
たとえ、資料や設備に最新鋭のものを用意できない
小さな図書館であっても、市民は、自分たちが納税したその対価
として、丁寧な接客と訓練された満足いくサービスを受けることができる。
そこで満たされる利用者も多いのではないだろうか。
(このためには、職員の一流のサービス訓練が必須なのを前提にしているが)
「全体の奉仕者」。役所が、この事をもっとも具現化しやすい公共の
施設として図書館は意味付けできるのではと思っている。
もちろん、蔵書の数や最新鋭の設備、利用環境の改善など、今現在それが
満足に整っていない図書館も多い。だがそれらにはどうしてもお金が必要で
かつ、図書館は予算的にどうしても後回しにされてしまう傾向が強い。
ないものに期待してもどうしようもないのだ。(図書館側も、利用者側も。)
それよりも、今図書館が手にしている道具(=人=サービス)で勝負し、
まずは利用者からの評価を得、その声や利用状況の具体的な数をもとに
上にもっていくしかないと思う。
そのためには やはり、まずサービスの質の向上が必要。
百貨店など一流のサービスを参考に職員自体の意識改革から
はじめることが必要だと思う。
道はけっして短くなく、評価を得られるのにも時間がかかるとは思うが、
それが図書館が生き残るただ一つの道のように思える。
長文スマソ。
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