件名なんてまるでできあいのおもちゃにみえる。子供だましという意味で、無知な
客には受けるかもしれないが、そんなものにエネルギーをつぎ込む司書はよほど暇か
全体が見えていないのだ。最も重要なのは客のニーズに応えることだ。
件名などという名称からして一般の客にはなじみがない。
要は件名だの分類だのといった、もう標準が公開されているようなことにかまけるの
ではなく、客がいかに有効に図書館を利用できるか考え行動することが大事だというこ
とだ。