記念カキコだけじゃ何なので、実体験からのカキコを。

>>540さんと受験生さん

>速読のみを何百回も繰り返すことにより、理解できるか?
>ということに興味があります。

私も一応、くろのさんのところの速読者リストに載っていますけれど、
理解する事は不可能だと思います。
(理解のレベルは、その内容の原理・背景を人に説明できる、というぐらいにおきました。)

何百回も繰り返し読むことによって、ある程度の暗記は出来るかもしれません。
ただ、細部については期待しないほうが良いかと思います。

何度も読むことの利点は、
・よく視る言葉を把握し、それをチェックする事が出来る
ということが思いつきます。
簡単に言うと、全体像が掴み易くなるんですね。
ただ、目次を意識的に読めば速読が出来なくても大丈夫です。

私も「覚える」ためにある本を何度も速読した事があります。
ただ、そうするよりも、エビングハウスの忘却曲線に従って、
ある程度の期間を置いて普通に読んだ方が良いような感じでした。

自分に取っての主な速読の用途とは、あくまで趣味の読書時間の節約です。
理系で、しかも電気関係なので、教科書の理解の補助にも余り役に立っていません。
ああ、予習復習にはある程度の効果が上がっているとは思います。
しかし計算が多い学科なので抜群の効果、というわけじゃあないんですよね。

540さん、何かわかりにくいところがあったらどうぞ。

ああ、映像記憶までの道のりは長いなあ。(←まだやってるのですw)