心内から素早く単語を引き出せるようにすることにより、
理解を速くする訓練です。(SP式)

読んでいる時に、単語を心内辞書と関連づけるのに手間取ると、
辞書から見つけた時には、文書の記憶が失われてしまいます。
また、脳内の読解のための容量は限られているため、
単語検索処理に食う容量を減らす必要があります。
訓練はパソコンを用いて行われます。
訓練前に「新聞の読み方」などを読んで置きます。
パソコン画面に本のキーワードが順番に表示されます。
単語を見て一瞬に本にあったことを思い出します。
だんだん一度に見る単語の数を増やし、表示される時間を短くして行きます。

疑問なのは、
本を読む場合は、文脈の中で単語を捉え、心内辞書と突合する。
訓練は、パソコンに表示される単語を見て、本にあったことを思い出す。
作業が違うように思うのです。