あと、進行癌にはスクリーニング効果説は適用不可能です。こちらの議論も少しは
冷静に考慮する姿勢を見せたらいかがですか?現在の情報でも複数の進行がんが福島で生まれているのは
確実ですよ。以下で示したとおりです。

(1)はっきりとした嗄声の患者(進行性の症状で、予後不良)

(2)低分化癌の患者(未分化癌に次いで、予後不良)

(3)最大径4センチの患者(TNMステージでは、T4aもしくはT4bに該当するadvanced disease)

(4)甲状腺被膜外浸潤の患者(甲状腺評価分科会で鈴木氏は浸潤例があることも曝露していた)

(5)はっきりとしたリンパ節転移の患者が複数(リンパ節転移が広範で、かつlateral compartmentという危険部位にリンパ転移している可能性がある)